入院中の思い出 scene 34 ~気管切開チューブ~

入院中の思い出

手術後しばらくは気管切開チューブが入れられていましたが、気管切開といっても大げさなものではなく、のどにプツッと穴を開けてチューブをグリグリって突っ込むだけのものなんですよ。

まあ、そんな単純なものではありますが、やられたこっちは鼻や口から呼吸できないわ、話せないわ、食べられないわ、痰(たん)はからむわ、の四重苦でして

麻酔が抜け切っていない当初は、自発呼吸ができないのでチューブに機械をつないで(写真上部)酸素を供給し、以降はぽっかり空いた穴(写真下部)から自発的に酸素を取り込んでいました。

それで呼吸はできますし、肺から出る息が声帯を通過しないので話せないとか、食べられないなどというのは手術前から聞かされていたので仕方のないことと割り切っていましたけど、とにかく痰には悩まされ、それが軽いトラウマになってしまったほどです

また、
「簡単に抜けちゃうのでチューブを引っ張らないでくださいね」
とか、看護師さんは軽〜く言ってくれましたけど、少なからず違和感があるので就寝中に無意識に引っ張ってしまったらどうしようとか、ちょっとビクビクしていたんですよ。

ですから、それが抜けた時の開放感と言ったら、そりゃあ、もう

重い重い足かせが取れてスキップでもするかのように爽快な気分でした

もう二度と、あの痰地獄は味わいたくありませんね。

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