本日、妻は定期通院のため札幌に行っていましたので、なんとなく一人でぼんやりとあの当時のことを思い出したりしていたんですけど
入院していた大学病院の外には遊歩道があり、何箇所にもベンチが置かれてタバコの吸殻入れもあったので、喫煙者はそこでタバコを吸いながら患者さん同士で談笑したりしていました。
妻も私も禁煙していましたが、運動不足解消と便秘防止のため毎日何度も院内を散歩してしており、私もそれに付き合っていたんですよね
たまに外の空気を吸いに出ると、そこにはタバコを吸いに多くの患者さんがウロウロしておりまして。
そんな中、あまり患者らしくなく、病衣を着ていない初老の男性が端のベンチに腰掛け、白いトレーにラップという、明らかにスーパーで購入してきたと思われる生肉をカラスに食べさせていました
何度か目撃しましたので、それは古くなって食べられなくなった肉ではなく、カラスに食べさせるためにわざわざ購入していたものと思われます。
周りの人たちも奇異な目を向けていましたけど、あれはいったい誰だったんでしょう。
そして、いったい何の目的でカラスに生肉をたべさせていたのでしょうか
・・・
どこの誰か知りませんが、そんな彼に幸多からんことを願わずにはいられません。