審判前夜

妻が子宮体がんであることは間違いないが、問題はどれだけ進行しているかである。

気分はドヨ~ンと暗くなってしまうが、冷静に考えれば考えるほど何かがおかしい ん~

妻の不正出血は一年以上も続いており、それが病気によるものであるとするならば、自覚症状が出てから一年以上は経過しているということであり、もの凄く進行してしまっているのではないかと不安がつのる。

しかし、どこからどう見てもツヤツヤと血色の良い顔をしており、とてもじゃないが病人とは思えない。

腹筋、腕立て伏せを軽々とこなし、毎朝30分以上の散歩をしてガシガシと自転車に乗って買い物までしている。

本当に妻の体内にがん細胞が増殖しているのだろうか ?

医者が言うのだから子宮体がんに違いないのだろうが、きっと初期段階であるに違いない。

…と、できるだけポジティブ思考で明日の結果を聞きに行くことにする。

(共に闘う夫)

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