老いの認識 其の捌

『老いの認識』一覧

この歳になると脚力の衰えにも閉口してしまいます

私、これでも子どもの頃は足が速く、短距離走では学年で 10本の指に入るくらいだったんですよ

ところが今、50メートルどころか 5メートルすら走ることができません。

そもそも大人になってから走ったことなどなく、会社勤めをしていたころ、目の前で電車のドアが閉まりそうになっていても
「次のに乗ればイイや」
と走ることなく、信号が変わりそうになっても
「青になるのを待てばイイや」
と、とにかく走るのが面倒だったんですよね。

それじゃあ筋力が衰えてしまうと毎朝散歩するようになって約 17年になりますが

歩いている途中、北海道のドライバーさんはやさしいので横断歩道がなくても車道を渡ろうとすると多くの車が止まってくれます。

いえ、こちらとしては通り過ぎたあとでゆっくり横断したいんですけど

心の中で
「止まってくれなくてイイのにぃ~
と叫びながら、小走りで道路を横断したりますが、もうそれが限度でして

歩くのは問題なくても走るのはやはり無理で、道路の反対側にたどりつくと肩でゼーゼー息をしながらクラクラする自分の体を衰えた足で必死に支えたりしている私です

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