医師の見立てによると妻の病期は Ib か Ic といったところ。
子宮体がんの病期(ステージ)は以下の通り。
0期 | 子宮内膜に正常の細胞とは異なった顔つきの異型細胞といわれる細胞が増えている状態で、前がん状態。(子宮内膜異型増殖症) |
Ia期 | 子宮体部の内膜にがんがとどまっている状態。 がんは子宮体部に限局している。 |
Ib期 | 子宮体部の筋層への浸潤が1/2以内の状態。 がんは子宮体部に限局している。 |
Ic期 | 子宮体部の筋層への浸潤が1/2を超える状態。 がんは子宮体部に限局している。 |
IIa期 | がんが子宮体部だけではなく子宮頚部に拡がっているが、頚部の浸潤は粘膜内である状態。 |
IIb期 | がんが子宮体部だけではなく子宮頚部に拡がっていて、頚部の浸潤は粘膜を超えている状態。 |
IIIa期 | がんは子宮外まで拡がっているが、骨盤の領域以外にまでは拡がっていない状態で、がんが子宮の外の膜や骨盤の腹膜あるいは卵巣卵管に転移しているもの、あるいは腹水の中にがん細胞の認められる状態。 |
IIIb期 | がんは子宮外まで拡がっていて腟壁に転移を認める場合。 |
IIIc期 | がんは子宮外まで拡がっているが、骨盤の領域以外にまで拡がっていない状態で、骨盤内、あるいは大動脈周囲のリンパ節に転移を認めるもの、もしくは、基靭帯(きじんたい)に浸潤を認めるもの。 |
IVa期 | がんが膀胱、あるいは腸の内腔に浸潤しているが、浸潤は粘膜までの状態。 |
IVb期 | がんが骨盤を越え遠隔臓器転移を認めるもの、あるいは腹腔内や鼠径部(そけいぶ:足のつけ根)のリンパ節に転移を認める場合。 |
Ib でも Ic でも初期段階には違いない。
以前に調べておいた5年生存率だと 75~95%ということになる。
ちょっと安心したが、子宮体がんである事実には変わらない
こうなったら少しでも軽い段階の Ib であってほしいと欲が出てしまう。
(共に闘う夫)