通院悲喜こもごも 五話目

通院悲喜こもごも

大阪で暮らしていた時のことですが、持病の経過観察で定期的に個人病院に通って血液検査をしていました。

その際、他の病院と比較して異常に高い料金を請求されていたので、受付の人に明細書を要求したんですよ。

そうしたら明細書は出していないとか言うもんですから、今は病院で明細書を発行するのは常識だと言ってやると、目を白黒させながら裏に引っ込み、医師を連れて戻って来まして

院長も兼ねるその医師はアタフタし、
「いえ、あの、料金にはですね、採血にかかった費用と診察料、それに生活習慣病指導管理料などが含まれていましてね」
などと言い始めたので、
「診察料って言っても今日は採血だけで先生と会ってもいませんよね
「生活なんちゃらって言われても、私は誰からも何の指導もうけていませんけど
と言い返してやると、
「いえ、そういうことではなく、その、アレが
などと、ゴチャゴチャ言うので呆れ果て、
「はいはい、じゃあもうイイです」
と言い捨てて病院を後にしました。

物凄い不信感を抱いたので、それっきり通院するのをやめたのは当然のことです。

医者は偉いと盲信したり油断していると、いつボッタクリにあうか分かったもんじゃありません

それにしても、あの時の医者のアタフタぶりが、あまりにも無様で思い出しただけでウケるんですけどぉ

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です