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アゴうごく?

手術の影響によってあごの位置にズレが生じ、噛み合わせが極端に悪くなったことは以前に書きましたけど

なんだか最近になって少し、噛み合わせが良くなってきたような気がします。

奥歯から犬歯にかけても多くの部分で上の歯と下の歯が合ってきましたし、前歯もかなり合うようになってきた感じです

鏡を見て確認したところ、あごがズレて左へ左へと動いてしまっていたのが改善し、あごの位置がかなり中央に近づいているように見えます。

また、下あごが前へ前へと出て受け口になってしまっているのも少し改善し、もう少しで前歯の上下が合いそうな雰囲気なんですよ

地味に続けている開口訓練のお陰で少しずつ口も開くようになり、右あご、右ほほの筋力も付いてきたことによって左に引っ張られていたあごが元の位置に戻ってきたのかも知れません。

そんなことって本当にあるのか、分かりませんけど、でも、たしかに、動いているっぽいんですよね。

それによって感覚が異なるからか、最近やたらと下唇の裏側を噛んでしまうようになってしまいまして

唇に傷が絶えないことは主治医にも伝え、補綴の医師に相談することになりましたが、果たして義歯の調整によってピッタリと噛み合わせることができるんでしょうか

もし可能なら、そんなに嬉しいことはないんですけど。

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大ダメージ

我流の柔軟体操をしたりする日もありますが、基本的に平日の夕方は運動機能訓練の理学療法士さんに習ったリハビリ体操を今でも続けています。

退院して間もなく一年を迎えますが、主治医に言われていたみたいに右腕が上がらなくなることもなく、筋力低下もなんとか食い止めているのは、地道にリハビリに励んでいる成果と自負しているところです

こうやって続けていられるのも、実は妻のおかげによるところが多いんですよ。

私が体操をしているのを見た妻が
「私もやるっ
と、一緒に体を動かしてくれています。

一人じゃ続かないことも、二人なら互いに叱咤激励しながら続けられますからね

で、そのリハビリ運動なんですけど、より大きなダメージを受けるのは妻だったりしまして

筋を伸ばしたりする際に
「うっ
とか
「うぐぐぐっ
「うがっ
などと、辛そうな声を発したりして必死っぽいんですよ

あまりにも辛そうな時には
「だ、だいじょうぶ
と、リハビリしている私のほうが心配して声をかけたくなってしまいます。

実際、たまに無理をして筋がピシッとなって湿布のお世話になる妻です

一緒にやってくれるのはありがたいですし、とっても嬉しいんですけど、決して無理はなさなぬよう、くれぐれも気をつけていただければ、と、ええ。

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入院中の思い出 scene 11 ~去年と今年の景色

入院中の思い出

去年の今頃は退院に向けて最大限の努力をしていた時期で、面会に来てくれた妻が帰っていくのを病室の窓から見送ったり、季節が変わってしまったり、休日前の切なさなどもありましたけど、眠れない日が続いた最悪期を脱して退院への意欲がみなぎっている頃でもあります

運動機能訓練は順調で、普通の人より早く筋力や柔軟性が戻って歩行に支障がなく、リンパ節を切除した後遺症で上がらくなるだろうと言われていた右腕も耳まで上がるようになって理学療法士さんに驚かれたりしたものです

ただし、嚥下訓練は一進一退で、飲み込むことができるのは水分のみでしたから、固形物は例えペースト状のものでも激痛に襲われたりしていました。

それでも家に帰りたい一心で無理にでも食べる練習に励み、一口、また一口と食べられる量も増え、おかゆとイノラス、牛乳などの摂取で目標カロリーに達するかどうかの瀬戸際に立たされていた頃でもあります

病室の窓から見える景色が秋色に染まる前という願いがかなわず、ならば雪景色になる前に退院したいと必死でしたが、雪が積もっているのを窓から見て心底がっかりしてしまいました

今年は春から冬まで妻と一緒に過ごして同じ景色を見ることができましたし、クリスマスや年末年始も二人で迎えることができますから、それだけで幸せだと思わなければバチが当たりますね、きっと。

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復活の呪文再び

我が家の掛け時計は3分ほど進むのが常でしたが、数日前から4分も5分も遅れるようになりました

昔ながらのアナログ時計ですから急に調子が悪くなるはずありませんので、きっと電池切れになる日が近づいているんだと思います。

古い時計のくせにボタン電池なので、乾電池より高額だったりするんですよね

乾電池式のほうが安上がりですし、
「いっそのこと買い替えようか
などと妻と話していたのが昨夜のこと。

するとどうでしょう。

今日になると時計は遅れることなく、順調に時を刻むではありませんか

やっぱり復活の呪文効果ですかね

この調子なら、まだ数日、いえ、数週間は何事もなかったように動くんじゃないでしょうか。

まあ、割高といってもボタン電池は300円前後ですから、時計の買い替えではなく、電池を買ってやることにしようと思います。

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形状記憶

昨日の通院の帰りのバスで、前の席の爺さんと通路を挟んだ隣の席の爺さんが大声で話をしていました。

たぶん、お互いに耳が遠くなっているので必然的に声が大きくなっているものと思われます

前の席の爺さんはそれほどでもないのですが、隣の爺さんが話好きなようで、会話の区切りがついても満面の笑みを浮かべたまま相手の顔を凝視していまして。

まるで、
「で なに 続きは 他には
と、話を催促しているようです

その笑顔に誘われてなのか、前の席の爺さんは孫の話やらパチンコ店の話やら、次から次にネタ振りするので会話が終わることがありませんでした。

歳を重ねると肌の張りも失われるものだと、兄ちゃん先生が自分の手の甲の皮膚をつまみ上げ、それがなかなか元に戻らない様を見せてくれたりしますが、表情筋も柔軟性を失い、一度作った笑顔が真顔に戻るまで時間を要するのでしょうか

前の席の爺さんが先にバスを降りましたが、隣の爺さんは会話の余韻を楽しんでいるのか、顔面が形状記憶してしまったのか、しばらくの間はニヤニヤしたままバスに揺られておりました

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通院 2024-12-16 PET検査 口腔外科

今年最後となる遠くの病院への通院。

  • 出発準備
    • 防寒対策のため妻愛用のトートバッグを借りて荷物を詰め替えひざ掛けも用意することに
    • 強めの雪が降っていたため上着をピーコートからブレーカースーツの上に変更
  • 往路
    • バスは学生満載だったので何年ぶりかで立ったまま乗車
    • 学校最寄りのバス停で全員降車したため着席
    • やはり足元寒く持参したひざ掛け大活躍
    • スマホのコードレス・イヤホンの接続状態悪くコード式に変更
    • バスではあまり眠れなかったものの少しウトウトしたところでセットしてたアラーム鳴って目覚める
    • バスはひどい混雑と道路事情が重なって30分遅れで到着
    • そんな状況でも大イビキで爆睡できる後ろの席の爺さんが羨ましくもあり
    • 予約時間3分前にギリ受付完了
  • PET検査
    • GEヘルスケア製Discovery IQ(X線CT組み合わせ型ポジトロンCT装置)にて検査
    • 採血後、仕切られた空間にあるリクライニング・シートで1時間ほど静養
    • 静養中に難しくて苦労していたゲームのレベルをクリア
    • 11:00に検査開始
    • 指輪をしたままなのに気づいて検査機を緊急停止
    • MRIほどの騒音ではないため検査中はウトウト
  • 診察
    • 11:40に歯科口腔外科の受付完了
    • 12:00診察開始
    • PET検査の結果は19日以降、問題があれば自宅に連絡するとのこと
    • 一度の食事で何度も唇の裏側を噛んでしまう旨を相談
    • 補綴の医師に申し送りしておくので次回の診察時に噛み合わせ調整可能か相談するようにとのこと
    • シーネの保管は今後も必要
    • 再使用が必要になったら今のシーネを参考に型をおこすとのこと
    • 次回通院の際の血液検査の結果をみて抗がん剤治療の再開を検討
    • 12:35診察終了
    • 会計書類ができたのが12:50
  • 昼食
    • 会計処理を待っている間に食事
    • 13:25コンビニで購入したパンを持参したコーヒーで流し込むだけの味気ない昼食終了
  • 会計
    • 13:30精算完了
    • PET検査があったので3万円超え
  • 帰路
    • 耳が遠いと思われる爺さん同士の会話うるさく眠れぬまましばしバスに揺られる
    • ワイヤレス・イヤホン無事接続
    • 朝のイヤホンの接続不良はiPhone 8と12のBluetoothが干渉しあったものと思われ
  • 調剤薬局
    • マイバッグの口を広げてカウンターに置いたにも関わらず、薬の説明をしながら横に置いていく薬剤師
    • 腹に据えかね、バッグに入れるようにと強めの指示

帰宅したのは16:00近くなので8時間以上の外出となってしまう。

 

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もちクリア

先月、カップしるこを食べてみて求肥は食べられることを確認したんですけど

今日は切り餅を焼いて食べてみました。

妻が餅に挑戦することを兄ちゃん先生に伝えたところ、
「義歯にくっつくだろうなぁ」
「もし何かあっても助けてやれんからな」
と、宣告されていましたから、それはそれは慎重に、慎重には慎重を期して、小さく小さく箸で切って、恐る恐る口に運びましたよ。

言われたとおり、かなりの量が義歯に付いてしまいますが、何度か飲み込む動作をすれば問題なく食べるとができました

これで正月の雑煮だって食べられます

最難関と思われる餅まで食べられることが分かったので、もう怖いものなんかありませんし、この世に食べられないものなんかありませんよね、きっと。

いろいろと不自由な思いはしていますが、これからも少しずつ克服していきたいと思います

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入院中の思い出 scene 10 ~クロカワさん

入院中の思い出

人の名前を覚えるのが苦手な私は、約7カ月間も入院していたにも関わらず、顔と名前が完全に一致する看護師さんは3人しかいません

そのうちの1人はクロカワさんというICUの男性看護師さんです。

クロカワさんには本当にお世話になりましたし、私にとっては頼れる存在、心の支えでした。

10分おき、ひどい時には5分おきくらいに痰の処理をお願いすることがあったんですけど、そんな時も嫌な顔ひとつせず、いつでも快く応じてくれましたし、とにかく明るく元気で気が利く人なんです

眠れない日々を過ごし、睡眠導入剤に頼っていた私ですが、どの薬が効くのか色々と試してもらいましたし、1種類では効かないため2種をカクテルすることも提案してもらいました。

それを投薬するタイミングは何時であり、どの程度の時間をあけるのかなど、毎日少しずつ調整する作業にも根気よく付き合ってくれ、最終的には消灯前の21時に弱めの薬を投与、23時に強い薬を投与するという私にとってベストなスケジュールを見つけてくれた人です

ICUでは意識がもうろうとすることも多かったんですけど、クロカワさんのことだけは顔までもハッキリと覚えています。

その節は大変お世話になりました、心より感謝申し上げますとともに、クロカワさんに幸多からんことを願ってやみません。

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部分白化

手のひらの皮膚の一部が物凄く白くなっています。

ただでさえ色白と言われる白い肌がさらに白くなり、血管が透けて見えるほどになっておりまして

思い当たるのは、その部分に塗布している『クロベタゾールプロピオン酸エステル軟膏』という薬です。

そんな副作用があるのだろうかとGoogle先生に訊いてみたところ、確かに皮膚が薄くなったり白くなることがあるのだとか

通院先が変わって処方薬も変わり、その効果は確かなものでしたけど思わぬ副作用がありましたねぇ

薬を塗っている右の手のひらから親指にかけてと、人差し指と中指の先が白くなっていますが、その薬を塗る際に使う左手の人差し指までも白くなっているんですよ

これほど明らかに肌が白くなるのであれば、顔に塗れば美白化粧品なんか必要なくなると思いますが、ステロイド系の薬なので無茶はできません。

でも、左ほほにあるちょっと大きなシミ

そこに塗れば消えるんじゃないかと、ちょっと試したい気分になっている私です

いえ、いまさら顔なんかどーでもイイので止めておきますけど。

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あふれでるナミダ

少し前にも書きましたけど右目から涙が出て止まりません

悲しくなくても、あくびをしなくても、石鹸が目にしみなくても、まばたきを我慢しなくても右目がうるうるっとなり、目を閉じると涙がポロポロとこぼれ落ちます。

涙って、どこで生成されるんでしょうかね

映画やドラマの台詞、楽曲の歌詞などに『涙も枯れ果て』などというフレーズがありますが、私の右目の涙は枯れることなく、とどまるところを知りません。

いえ、いずれ涙も枯れ果てて目がカッサカサに乾き

眼球がシワシワになってしまうんじゃないでしょうか

そして、しぼんだ眼球がポロッと落ちてしまうんじゃないかと

心配です、心配でたまりません

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