今日の午後、施設に行って来ました。
やはり母は夏物の服が欲しいらしく
もう体中から欲しいオーラがほとばしっておりましたです、はい
直接的な要求はありませんでしたが、
「そろそろ夏服と入れ替えなきゃ」
とか
「いっぱい持ってきたからイイんだけど」
「ところで、いつも買っている服屋さんはどこにあるの?」
などと、それとはなしに、かつ、ちょっと大胆にグイグイと迫ってきます
私も妻も聞こえないふり、気づかないふりで聞き流して帰ってきましたけど
やはり放っておかずに対処してやるべきでしょうか
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
今日の午後、施設に行って来ました。
やはり母は夏物の服が欲しいらしく
もう体中から欲しいオーラがほとばしっておりましたです、はい
直接的な要求はありませんでしたが、
「そろそろ夏服と入れ替えなきゃ」
とか
「いっぱい持ってきたからイイんだけど」
「ところで、いつも買っている服屋さんはどこにあるの?」
などと、それとはなしに、かつ、ちょっと大胆にグイグイと迫ってきます
私も妻も聞こえないふり、気づかないふりで聞き流して帰ってきましたけど
やはり放っておかずに対処してやるべきでしょうか
母は話をするたびに施設の食事が美味しいとか、職員さんが親切で感じの良い人ばかりだとか言っており、とても気に入っている様子です。
入居者にも意地の悪い人などおらず、和気あいあいと暮らしているようでして
そういう話を聞くと、家族としても安心ですし、良くしてくれる職員の皆さんにも感謝するばかりです。
ただ一点だけ難を言えば、何もかも施設の人たちがやってくれるので体を動かすことが極端に減ったことと、病院通いなどの必要もないので歩くことも少なくなってしまって全体的に運動不足なんですよね
最近は、ますます足腰が弱ってきたようで少し心配したりしている私と妻なんですけど
私達も運動せよ、散歩せよと、スパルタ的に強くは言うことができず、母はぬるま湯のように楽な毎日を過ごしております。
まあ、本人がぬるま湯で満足してるのであれば、私達も生暖かく見守っていく所存でございますが
オシャレ番長な母は、そろそろ新しい夏服がほしいと言い出すのではないかと
冬物、春秋物は購入しましたが、夏服は実家から持ってきたものしかありませんから。
いえ、単なる想像と言うか、予想なんですけどね。
今のところ口にも出していませんし、態度にも現れてはいないんですけど
なんか、こう、嫌~な予感がしまして
何となく雰囲気がとても怪しいとでも言いましょうか。
母の周りに微妙なオーラが漂っているようで、なんだか頭痛がしてきます
先月、アイスという単語に過敏な反応を見せた母ですが。
今日はとても良い天気で道産子にとっては暑いくらいだったものですから、施設の近所にあるスーパーでアイスクリームを買って母に会ってきました
定番のおやつを冷蔵庫に入れ、アイスも買ってきたと告げると
「わぁ嬉しい~ 」
と、ニコニコしながら食べておりました。
私と妻の分も買って行ったので一緒に食べていたんですけど
一番嬉しそうにしていたのは妻だったような気がするんですよね、これが
足が痛い母は、面倒がって室内ですら歩きたがりません。
私達が顔を出したときなど、洗面所から持ってきたものも自分では元に戻さず、2メートルと離れていないゴミ箱にすらゴミを捨てようとしないんですよね。
私達がやるので甘えているんじゃないでしょうか
そのくせ、妻の着ている服の糸が解れているの見つけ、サッと立ち上がってハサミを取り出したりします
妻の病院通いに関してはいつも気にかけているようで、今度の病院はいつだとか、前回はいつで問題はなかったかと聞いてきたりするんですけど
何度も言いますよ。
ええ、何度だって言ってやりますとも。
私だって通院してるんですけどねっ
母のおやつに関しては以前に書いた通りでして、これは好みだろうか、これは気に入って食べるだろうかなど、妻も色々と考えながら買って行ったりするものですから、時には必要以上に多くの物資が届けられたりするんですよね。
前回の訪問の時がそうで、冷凍保存が可能と判明した饅頭、母が好むかと持っていった白玉ぜんざい、今季もそろそろ終わりかと思われる干し芋、その他に定番のキャンディーチーズにチョコレート、いつも食べているドライフルーツと、かなり多めの補充となりました
まあ、子どもじゃあるまいし、あるだけ食べたりはしないだろうと思っていたんですけど
今日の午後、母の施設に行って冷蔵庫を確認すると、あれもこれも食い尽くされており、かろうじて饅頭が2個だけ冷凍庫に入っているではありませんか
あれから一週間、一週間しか経っていないんですよ
いったいどんな勢いで食べているんでしょ
ダメですね。
これからは綿密な在庫調整をして、食べる量を制限しなくては。
まったく、母の思考回路には自制心というものが備わっていないんでしょうか
一時期は極端に低下して私達家族を絶望させてくれた記憶力も戻り、最近では細かな事も問題なく覚えているようになった母ですが、今度はしゃべりにくそうにしていた滑舌も元に戻ってきたようでして。
母と仲良くしていただいているハラダさんですが、その『ハラダ』が言いづらかったようで、普通に話していると
「ハララさん」
とか
「ハアダさん」
になってしまい、自分でも
「うまく舌が回らない」
などと少しイラつきながら
「ハ・ラ・ダ・さん」
と、区切ってゆっくり言ったりしていたんですけど
最近になって会話の中に『ハラダさん』というワードが出てきても、普通の速度で問題なく発音できるようになってきたんですよね
医学的に見て、本当にそんなことってあるんでしょうか
でも、実際に我が母は怪しくなった記憶力も滑舌も間違いなく復活しています。
もしかすると再生能力を持つホヤとかヒトデの遺伝子が組み込まれているのかもしれません
午後から施設に行って母の顔を見てきました。
一昨日の土曜日に施設から連絡があり、料金体系が変わる旨を聞いていたので早いほうが良いだろうと今日にしたんですよね。
様々な物が値上がりしている昨今、食費が上がるのも理解できますし、介護師の待遇改善のための値上げにも文句はありません
むしろ、テレビなどで介護職員の実情などを見るたびに、低賃金にも関わらず激務であることは痛いほど分かっていましたから。
話をした職員さんは、しきりに
「申し訳ありません」
と言っていましたが、申し訳ないのはこちらの方です
定期的に通院している私ですが、持病である発作性心房細動の他にも数値が思わしくなくて薬を色々と処方してもらっています。
まずはコレステロール値。
これは、最初に心房細動の発作を起こした際に通った病院で指摘されたのですが、コレステロール値が高いので食事に気をつけるようにとのこと。
それから 2-3年、妻は本当に良くやってくれました
動物性脂肪の摂取を控えるため、肉を食べるのは月に 2-3回程度
それも低脂肪高たんばく質な鶏のささ身などが主で、たまに豚ヒレ肉を食べるくらいなものですから野菜や魚が中心の料理になります。
そんなに頑張っても、どんなに頑張っても、私の体質なのかコレステロール値は高い水準を維持し、たまに血液検査の結果が警戒レベルに達していました
長く続けた努力もついに限界になり、あきらめて薬を処方してもらうことになった訳です。
薬のおかげでコレステロール値は低すぎるくらい低下し、悪玉が極端に減少して善玉が数倍に跳ね上がる結果となりました。
そんなこんなで、今は元気に肉をモリモリ食べていたりします