いつものゴリラの縫いぐるみの件ですけど。
クリスマスも近いということで、妻がそれっぽいものを着せてやりました
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どーなんでしょぉ~ (©長嶋茂雄)
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
以前から我が母はドライな性格だと書いておりますが
誕生日プレゼントを持って行った時もそうでして。
まずは持って行った新しい靴を褒めちぎり、さっさと今まで履いていた靴をシワシワのレジ袋に入れて
「これはもういらない」
と捨てる態勢に入っており、プレゼントのがま口をたいそう喜んだと思ったら、今まで使っていた財布をがま口が入っていた箱に入れ、捨てておけと言わんばかりに
「はい」
と妻に手渡したりします
実はその財布、勤めていた職場の同僚だった人から頂いたもので、何十年も使って愛着があると思ってたんですよね。
それを何のためらいもなく、おまけに神社のお焚きあげで燃やすでもなく、単なるゴミとして扱うあたりは筋金入りでございますです
その連絡は昨日の午前中にありました。
以前からその動向が気になり、この街で一緒に暮らさないかと説得を試みていた叔母なんですけど
なんと、今月の 1日に札幌に引っ越したというではありませんか
電話では
「まだ引越荷物の片付けも済んでいなければ洗濯機もない」
とボヤいておりましたが、とりあえずは元気そうで
田舎の持ち家と家財道具などは、すでに処分してきたとのことでした。
札幌には他に親戚も居ますし、なんだかとっても安心しましたよ
ただし、もう叔母に会いに田舎に行く必要もなく、私も生まれ故郷に帰る口実を失ってしまいました
それよりも安堵感のほうが大きいので、今は妻と2人で喜んでいるところではあるんですけどね
昨日、12月 2日は母の誕生日でした。
休日の土曜日にわざわざ施設に行くのも面倒だと思い、前日の 1日に誕生日イヴということで祝ってきてやりましたよ。
足を棒にしてアチコチ探し回り、結局ネットで購入したプレゼントの財布を渡したところたいそう喜んでおり、苦労が報われたと深い感慨に浸る次第です
その他、これもまた何軒かの店を回って探した靴も持って行きまして。
施設内を歩く時、スリッパだと何かに引っかかって転んだら困るという本人の意思でバレエシューズを履いているんですけど、それが汚れたので新しいのが欲しいと言われてたんですよね
これがどういう訳か簡単には見つからず、リハビリ用とかいう靴を妻が見つけてくれたので、それを買って持っていくと思いのほか気に入ったようで、履きやすいとか軽いとか言って喜んでおりました
あまり甘い顔を見せるとつけあがるのでアレですけど、年に一度くらいは婆さん孝行してやるのも良いもんだなぁと、ええ
今週の金曜日は定期診療で病院に行ってきます。
私の体は発作性心房細動とコレステロールの他、腎機能と肝機能にも多少の難がありまして
極端に心配するほどではないのですが、双方とも微妙に基準値をオーバーしていたりします。
それも本当に微妙で、誤差の範囲と言える程度に悪いというのがクセ者で
担当医も
「どうして上限ギリギリを行ったり来たりするんでしょうね~」
と不思議そうにしていました。
腎機能に関しては、なるべく水分補給し、なるべく排泄するようにということですが、肝機能に関しては大量に、そして毎日のように酒を飲むわけでないので注意のしようがありません。
担当医も気にしてくれ、脂肪肝を疑ったり A~C型肝炎の検査をしてくれたり、しまいには膠原病まで疑って検査してくれたんですけど、どれも陰性で該当しないとのことでした
コレステロールと同様に元々の体質なのか、遺伝的に肝機能が弱いのかもしれないということになり、食事などを気をつけるのではなく薬を処方してもらっています。
結果、数値は劇的に改善していますので、それで良かったんじゃないでしょうか
故郷はとても雪深い街でした。
そんな街に長く住んでいた母にとって、年末年始は深く雪に埋もれているのが当然だったのですが、この街は北海道の中でも雪の少ない地域でして。
昨年、初めての冬を過ごした母は、
「雪がないからクリスマスだ、正月だって言ってもピンとこないねぇ」
などと言っておりました
確かにそうでしょう
私も 30年余り北海道で暮らし、初めて大阪で年末年始を迎えた時はピンときませんでしたから、80年以上も雪景色の年末年始を過ごした母はなおさらのことですね。
私たち夫婦は 2-3年するとすっかり慣れましたけど、母が慣れるまで何年かかることでしょう
あれからもアチコチがま口を探し回りまして
今まで入ったこともない婦人洋品店に寄って店員さんに聞いてみたり、今まで覗いたこともない雑貨屋さんとか手芸用品店にまで行って探しましたよ
目についたデザインのものは大きすぎたり、程良い大きさのものはデザインがイマイチだったりと、帯に短し襷に長しというか、あちらを立てればこちらが立たずというか、痛し痒しといった感じで思いつく限りの店を回ってみましたが、とうとう気に入ったものは見つけられませんでした
そうなればもう、ネットですよネット。
検索しまくりのサーフィンしまくりで、デザイン、大きさ、お値段とも満足いくものを何とか見つけることができました。
昨日の午後、妻がポチッとしましたので配達指定した 28日に届くことでしょう
ふわっと着られるものが欲しいと母がいうものですから。
いつもお世話になっている婦人服店から 10着ほどお借りして施設に行ってきましたよ。
しかし、母が希望していた白っぽく尻が隠れるニットのものがなく
それでも今までの経験から母が好みそうなのを持っていきました。
服を見た母の顔がパッと明るくなり、上機嫌で選んで試着などしまして
決断するのが早い母ですから、今回もあっという間に 3点をお買い上げになられました
夏物と比較すると、確かに冬物は圧倒的に少なかったのでイイんですけどね。
これで当分は大人しくしてくれればと、強く願うところでございます
服を婆さん買いしてきた母なので、当分は大人しくしてると思ったのですが
金曜日に施設に行くと、やれ靴の汚れがどうしたとか、化粧水がどうのとか妻と散々話した後で、
「ふわっと着られる上着がほしいの」
と言い出しまして。
それも、
「なるべく白っぽい色で、お尻がかくれる丈で、ニットのもので・・・」
などなどと、細かな指示が矢のようなスピードで飛んできます
まあ、具体的なことは何も言わず、ぼんやりとした情報だけで見繕った挙句、イメージと違うなどと言われるより数百倍は助かりますけどね
仕方がないので次に行く時には、いつもの婦人服店に寄って行くようにしますが
なるべく少額の買い物で済むよう、強く希望してやみません。