今回の手術で憎むべき細胞をすべて除去することができたのか
それとも抗がん剤を使用する継続的な治療が必要になってしまうのか
その結果は明日中に知らされることになっており、実は心安まらぬ状況は今でも続いていたりする。
このまま、なるべくであればこのまま、追加の治療もなく、入院の延長もなく帰れることを心から、そして切に願う。
(共に闘う夫の携帯電話)
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
妻ががニコニコしています
それは今日の夜から普通食になったからに他ありません。
あれも食べたい、これも食べたいと欲を制御するのが難しいようです。
ただし、これから先も便秘が続くようなことがあった場合、お粥に格下げになると宣告され、ベッドの上で固まっていました
摘出手術を受けた場合は何年経っても便秘は大敵で、腸閉塞になる危険性が高いのだそうです。
これからは、便秘薬と一生の付き合いになるんでしょうね。
(共に闘う夫の携帯電話)
妻は手術後に個室、二人部屋、六人部屋と移動しました。
それは順調に回復している証しでもあります。
そして今、抜糸をするため処置室に向いました。
本人はもうはや抜糸して、お腹に貼ってある大きくて強力なシールまではがすことに不安があるらしいんですけど
大笑いすると、傷口がブリンッと開くのではないかと
看護師さんに
「そんな訳ないでしょ」
と笑われながら処置室に連行されて行く妻です。
抜糸をした後は少し傷口が痛そうでしたが、それに勝るのが食欲でして、夕方にはお腹をすかせてチーズケーキなんぞを食べていました。
今日の晩ご飯から全粥となり、それがまた嬉しそうです。
明日の夜には普通食になることでしょう
(共に闘う夫の携帯電話)