治療のため入退院を繰り返している妻ですけど。
病院でずいぶん友達ができたようです
今日も二人の病気仲間とメールのやり取りをしていました。
『同病相憐れむ』 とは、少しネガティブな意味で使われることが多いような気するんですけどね。
妻の友達は互いに励ましあい、ポジティブな考えの人ばかりで助かります。
明るく前向きに治療を受けてくれると家族も心強いものです
(共に闘う夫)
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
いよいよクリスマス、大晦日、正月と、怒涛のような年末年始に突入か。
それが終われば間髪いれずに妻の入院だ
何が何だか訳が分からず、
「わー!」
と言っている間に 1月中旬になってしまうのだろう。
それでも良い。
いや、むしろそれは良いことだ
今年の夏、先のことなど分からなかった。
年末があるのか、新年が来るのかさえも分からなかった。
先のことを心配したり、考えたりできるのは幸せなことだ
(共に闘う夫)
更年期のホルモンバランスの乱れで体温調節がうまくいかないらしく
たった今まで
「寒い」
と言っていた妻が、突如として
「暑い」
と言ってホットカーペットの上から逃げ出します
一緒に買い物をしている途中、
「暑い」
と言い出すので振り返ると、まるで湯上りのような顔しています
ええ、それは間違いなく、ひとっ風呂あびた雰囲気でして。
顔を赤くして鼻の頭に汗をかいたりしています
これは更年期障害の代表的な症状らしいので仕方ないんですけどね。
それでも妻の場合は短時間で戻るので少し楽なのかもしれません
浴室で妻の髪を切ったんですけどね。
美容師気分を味わおうと思ったのですが、毛が少ないのですぐに終わってしまいました
現在、髪の残量は 20%以下といったところでしょうか
それでも頑張っているほうで、抗がん剤も四回目となると大多数の人は髪がなくなり、まゆ毛もまつ毛もなくなります。
ところが妻の毛はどこも元気でして。
少し薄くはなりましたが、まゆ毛もまつ毛もしっかり生えています
髪に至っては少なからず残っているのに加え、抗がん剤の強さにも負けず、新しく生えてくるものまであり
それはそれは凄いパワーで、他の患者さんに驚かれている妻なのでした。
(共に闘う夫)
妻はヘモグロビンが下がって貧血状態らしいです。
処方された薬にも頼りますが、食事も改善しなければなりません
『造血ビタミン』 とよばれる葉酸を多く含み、鉄分豊富な小松菜を購入。
その鉄分の吸収を助けるビタミンCを多く含むミカンも購入。
妻が元気になるお菓子も在庫がたっぷりあります
・・・。
なんだか、うまいこと乗せられているような気がしてきました
(共に闘う夫)