前回に続いてうっすらと幸福感を覚える瞬間。
- 卵に黄身が二個入っていたとき
- ここだっ!と思ったところにトイレットペーパーのミシン目があったとき
- デジタル時計を見たらちょうど誕生日(0613)だったとき
- 手に取ったパスタがちょうど使いたいグラムだったとき
- さけるチーズのパッケージがボンバーだったとき
- 二枚一組の『ぱりんこ』に三枚入っていたとき
以上
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
前回に続いてうっすらと幸福感を覚える瞬間。
以上
タイトルの『にがみじょうじ』って売れない役者の芸名みたいですけど
実は常に口の中に苦味を感じているんですよ、私
たぶん、義歯が入っているのが原因だと思います。
実際に義歯に苦味があるわけではなく、感触か何かを舌が『苦い』と誤認識し、それが脳に伝わっているんじゃないでしょうか
いえ、分かりませんよ、医者じゃないもので
でも、義歯を入れてから、ずっとずっと苦いんですよね、口の中が。
食事に関して弊害はなく、麻痺で味覚が衰えてはいるものの、食べ物の味に大きな変化はありません。
なのでずっと放置していたんですけど、これは正常なこと、当然なことであり、仕方のないことなのか、次回の通院の際に主治医に聞いてみようと思います。
可能であれば口の中のニガニガが消えるに越したことはありませんから、ええ
妻も私と同様に一日に服用する薬をケースに入れるようにしてからは、飲み忘れすることがなくなったのが思わぬ副次効果です
頻繁ではないものの、月に1度か2度は薬を飲み忘れたりしていんですよ、私
忘れたのが朝であれば、それを昼に、昼のを夕食後に、夕のを就寝前に飲み、忘れたのが昼であれば、それはなかったことに、夕を忘れたら就寝前、それすらも忘れたら、その事実を抹殺していたんですよね
ところが、手を伸ばせば届く位置にいる私が妻の薬ケースも取ってあげるようになったことによって意識が高まったのか、それ以降は飲み忘れしなくなりました。
仮に私が忘れそうになっても妻が飲むように促してくれますし
やっぱり私たち夫婦は二人で一人前、ニコイチです、今も、これからも
横はこんな感じになっています。
以前までと比較して調整中の白い部分が増えて壁のようになっていますが、上あごに空いた大きな空洞を埋める卵型の突起部分をさらに高くすることで、食べ物や飲み物の流入を防ごうという作戦です
この処置をしてもらってから約1週間が経過しますが、今のところは液体の流入が大幅減、個体(噛み砕いたもの)の流入も減りました
そして、最深部に食べ物が滞留してしまうことも少なくなった気がします。
しかし、手のひらに乗せてみると大きいですね〜、私の義歯って
写真上部の金具から下部の最深部まで約75mm。
今回の壁を築いたことで高さは約35mmに達しました
こんな大きなものが奥の奥、口から7センチくらいのところまで入るんですから、普通なら
「お゙え゙ぇ゙ぇ゙~」
ってなるところですが、どうやらそのスイッチが切除されたっぽいので苦しくないのだけは幸いなことです
それでも、まだ義歯の最深部に食べ物、特に葉物野菜がはさまり、誤嚥しそうになったり咳き込んだりすることがあるので、次回はもう少し改善できないものか相談してみようと思います。
実は、あれから毎日豆乳を飲んでいます。
低脂肪牛乳より少しはカロリーが高いということもあって、毎日200ccを摂取していたんですけど、残念ながら体重増加とはならず
200cc(120kcal)くらい摂取したところで増えないものなんですね
体重こそ増えていませんけど、思わぬ効果として少しだけ便秘が解消したようです。
豆乳が便通を良くするものなのかとGoogle先生に訊いてみると、
豆乳には、オリゴ糖や食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整えて便秘解消に役立ちます。オリゴ糖は善玉菌のエサとなり、食物繊維は腸内の掃除をして便を柔らかくする効果が期待できます。
とのお返事でした。
そう言われると、以前まで4、5日に1回くらいだったのが2、3日に1回は出ていますし、肛門が取れるんじゃないかと思うくらい固かった便が柔らかく、そして出しやすくなりましたもん
そして、一緒に飲んでいる妻も少し便秘が改善されているのだとか。
1日に40円以下で便通が良くなるのであれば、腎臓に負担のかかるマグネシウムを服用して無理に出す必要はありませんね。
豆乳だけでどの程度まで便秘が改善するのかはまだ未知数ですけど。
体重増加は望めなくても、今のところは健康的に便秘が軽減されていますので、まだしばらくの間は続けて様子を見てみようと思います
あの衝撃の日から約2年、今日は脳神経外科でのMRI検査でした。
毎日酢を飲んでいると少し前に書きましたが、我が家で摂取しているのはタマノイ酢です。
いろいろ飲んでみて一番美味しく感じましたし、値段も手頃ですし
1.8リットルのボトルで購入していましたが、購入頻度が高いことと、なるべく安価に購入しようと特売情報を気にするのが面倒になってしまったので、今では業務用の通販サイトで20リットルのものを買っています。
・・・
寿司屋かっ
でも、お寿司屋さん以外で二人暮らしの一般家庭であれば、全国でも上位にランクインするくらい酢を使っているんじゃないでしょうか
我が家には止められないことが多々ありますけど、これからもずっと酢を飲み続けるでしょうね。
健康にも良いですし、栄養ドリンクを飲むより元気になるような気がしますし、安価ですし、気軽に摂取できますから。
まあ、健康的と言っても、妻も私も大きな病気をしちゃいましたからねぇ
がん予防にはならなかったようです、酢は、残念ながら
あと、酢を飲んでも体が柔らかくなることはありません、念のため。
妻はちょっと期待してたみたいですけど
突然ですが、以下の巨大な物体が先日まで私が装着していた義歯となります。
表・裏は私が勝手に呼んでいるだけで正確なところは不明です
表の左側に並ぶのが手術で失った(『傷痕の変遷』の4)右前歯から奥歯までの義歯で、ピンク色の部分が上あごや歯ぐきを代替する固い樹脂となります。
義歯以外の白い部分は少し柔らかい樹脂で、現在も微調整を続けている部分です。
裏側の中央から下(奥)まで続く卵型の突起によって、上あごにポッカリ空いた大きな穴をふさぎます。
左上の歯を削ってくぼみを作り、そこに写真上部の金属を引っ掛けるというか、はめ込むことで義歯全体を固定する仕組みです。
写真下部(奥)や裏面に調整中の樹脂が多く見られるように、ぴったりフィットには程遠く、まだこれからも微調整は続くでしょう
これでよしっ となった部分は固い樹脂に置き換えられ、他の部分と同じピンク色になるんです
それが、どういう仕組みでそうなるのか謎なんですよね。
私は診察椅子であお向けになっているので、医師がどんな作業をしているのか見ることもできませんし
この次の補綴の際、その点について聞いてみましょうかね、忘れなければ
たまに道の駅に行って食材を仕入れたりしていますが、我が家のお気に入りは栽培時に間引いたと思われる小さな小さな椎茸です
これを我が家では『豆しい(豆椎茸)』と呼んでいます。
味が濃く、食感もしっかりしているのに、規格外なので実に安価です。
家計に優しくて嬉しい、小さく可愛らしいので見て楽しい、食べて美味しい、それが豆しい
やわらかいので軸まで食べられますし、石づきもないので捨てるところはありません。
おまけに通年販売されており、いつでも価格が安定しているのも嬉しい点だったりします
もう、普通の椎茸に戻ることはできないんじゃないでしょうか
これからも、長く豆しいのお世話なると思います。
今朝もはよから病院通い。