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老いの認識 其の捌

『老いの認識』一覧

この歳になると脚力の衰えにも閉口してしまいます

私、これでも子どもの頃は足が速く、短距離走では学年で 10本の指に入るくらいだったんですよ

ところが今、50メートルどころか 5メートルすら走ることができません。

そもそも大人になってから走ったことなどなく、会社勤めをしていたころ、目の前で電車のドアが閉まりそうになっていても
「次のに乗ればイイや」
と走ることなく、信号が変わりそうになっても
「青になるのを待てばイイや」
と、とにかく走るのが面倒だったんですよね。

それじゃあ筋力が衰えてしまうと毎朝散歩するようになって約 17年になりますが

歩いている途中、北海道のドライバーさんはやさしいので横断歩道がなくても車道を渡ろうとすると多くの車が止まってくれます。

いえ、こちらとしては通り過ぎたあとでゆっくり横断したいんですけど

心の中で
「止まってくれなくてイイのにぃ~
と叫びながら、小走りで道路を横断したりますが、もうそれが限度でして

歩くのは問題なくても走るのはやはり無理で、道路の反対側にたどりつくと肩でゼーゼー息をしながらクラクラする自分の体を衰えた足で必死に支えたりしている私です

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2020 夏の終り

んなぁ~つのほ~は~ひ~(© 森山直太朗)

というわけで、北海道の夏が終わってしまいました

すでに半月ほど前から木々の実がふくらみ、葉の色も変わり始めていたんですけど

9日(水)は 9月だというのに真夏日を記録し、暑さは続いていたんですよね。

しかし、それを最後に涼しくなって今日は最高気温が 18.9℃までしか上がりませんでした

一気に 10℃以上も下がると体調が悪くなっちゃいなすよね、まったく。

長期予報を確認しても、もう 25℃を超える夏日にはならないようでして

つまり、我が町の夏は 9日で終わったということですね。

少しさみしい気もしますけど、これからは秋の味覚を思う存分に楽しむことにしましょう

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老いの認識 其の玖

『老いの認識』一覧

これも老いてきた証拠なんでしょうけど、最近やたらとむせるんですよね

酸味が強い物を食べたり飲んだりした時はもちろん、辛い物がノドの奥に張り付いたりしたら地獄です

食事をしていて何かの拍子に咳き込むことなど週に一度はあるんじゃないでしょうか

しまいには、自分の唾液でむせ返ったりすることもあって目も当てられません。

子どものころ、祖父母が食事中にむせるのを見て不思議に思っていたんですけど

よく考えると、今はすでに当時の祖父母と同じくらいの年齢になっていますから当然かも知れませんが、自分で自分が情けなくなってしまいます。

このまま嚥下(えんげ)障害になってしまわないよう、トレーニングしたほうが良いかも知れませんね

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夢気分

ある朝、目が覚めて隣で寝ている妻を見ると、とっても幸せそうな顔をして、ニコニコ微笑んでおりました

さぞかし楽しい夢を見ているのだろうと思いつつ、こちらまで幸せな気分になりまして。

トイレに行ったり体重測定をしたりして寝室に戻ると妻も目覚めていたので、
「スゲー楽しそうな顔して寝てたけど、何か夢見てた
と聞いてみたところ、
「ん~何か食べてた」
とのことで。

・・・

やっぱり感あふれる答えをしてくれる妻は、いつも私の期待を裏切りません

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赤い羽

『赤い羽根共同募金』が始まっています。

いえ、たすけあいは必要だと分かってはいますよ

ベルマークを集める努力も始めていますし。

でも、
「おねがいしまぁ~す」
と言われて募金するのって微妙に抵抗がありまして

それは相手がどうのということではなく、募金する自分が偽善者っぽくて、こっ恥ずかしいと言いますか

そんなことを考えていて思い出したんですけど、子どもの頃は半強制的に赤い羽根募金させられたものです。

小学校では明日赤い羽根を配るから募金するお金を持ってくるようにと言われた記憶があります。

それは昭和だったからなのか、私の小学校だけのことで担任が勝手にやっていたことなのか分かりませんが、もし今なら保護者がだまっちゃいない事案でしょうね

半ば強制だったにせよ、それはそれで古き良き時代だったと思ったりしますけど

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立腹案件 case.3

『立腹案件』一覧

もしかすると老化のせいかもしれませんが、最近やたらと口の内側を噛んでしまいます

それも短期間に何度も、さらに同じ場所を噛んでしまうのはなぜなんでしょう

いえね、わかるんですよ、ヤバいっ って。

脳ではコンマ数秒前にヤバいと分かっていても、動作を制御することができずゴリっと噛んでしまう訳で

こればっかりは誰を責めるわけにも、誰に文句を言うわけにもいかず、自分自身に腹が立ってきます。

なぜ同じことばかり繰り返すんだと、なぜ動作をコントロールできないのかと。

やり場の無い怒りを必死に抑えつつ、ムカムカしながら食事を続けますが、そこに塩辛いものがしみたりすると再びムラムラと怒りがこみ上げ

まあ、どうしようもないのは分かってるんですけどね、ホント、嫌になっちゃいますよ

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馬の背分け

先日、夕方にカミナリを伴う激しい雨が降りました。

それで思い出したんですけど、中学時代のマラソン大会の途中、急に空が暗くなって激しい雨音が聞こえてきたんですよ。

ところが、ヨタヨタと走っている私の頭上は晴れて陽が射しています

ほどなくすると、走っているほんの 1メートルほど横を大粒の雨が激しく叩きつけ、みるみる地面が濡れていくのですが、私の頭上は相変わらす晴れていて雨粒が落ちてきません

まさに私は雨と晴れの境界線にいた訳です。

大阪に暮らしていた頃、窓を開け放っていたキッチンにいると激しい雨音が聞こえ始めました。

外を見ると土砂降りだったので窓を閉め、慌ててリビングの窓も閉めようと移動したのですが、その窓の外は見事なスカッパレとなっておりまして

つまり、暮らしていたマンションの真上に晴れと雨の境目があったものと思われます。

そういう現象は『馬の背分け』と呼ばれるそうですが、人生で二度も晴れと雨の境目にいた私の経験は、ちょっと珍しいかもかも知れませんね

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精神年齢 2020-10-18

妻は童顔で、10歳、いえ、15歳くらい若く見られるのが常です。

私は髪が真っ白なこともあり、5-6歳は年上に見られるのが常でして

しかし、私達夫婦は子どもがいないこともあって精神年齢は二人揃って若いと思うんですよ。

子育てしていない分、成長しきれていないというか、苦労を知らないと言いますか

まあ、私達夫婦の場合は精神年齢が若いのを通り越して幼いというか幼稚なのだと自覚してたりします

私が幼稚でアホなのは以前にも書きましたけどね。

結婚生活も 30年にならんとしていますが、今でもくだらないことで大笑いしたりしますし、じゃれて遊んだりしますし、部屋の中でドタバタ暴れたりしますし、音楽に合わせて二人で踊ったりしますし。

たぶん私たちの精神年齢は 12歳くらいなんじゃないでしょうか

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ハニートラップ the 2nd

名のある洋菓子店の前を通ると、
「美味しそ~
とか、
「新作のケーキがある
などと言うわりに
「でも今日じゃなくていいの、食べるのは
などと、しおらしく言う妻がいます。

ミスタードーナツの新聞折込チラシが入ると
「あ~これは絶対に美味しいよねぇ
とか
「私、こういうのが好きなのぉ
などと言うわりに
「また今度、何かのときに買いに行けばいいか
などとも言ったりする妻がいます。

 なのですが、
「じゃあ今回はこれで」
などと言いつつ、コンビニスイーツとかスーパーで売っているお菓子を買ったりする妻がここにいます

罠ですよ、甘いものの罠。

アレもソレも食べたいけど、仕方がないから今日はコレで我慢してやる的な

これも違う意味でのハニートラップですよ。

昨年末に書いたハニトラに続く、妻が仕掛ける巧妙な罠なんですよね、きっと。

しかし、そんな罠にかかったと知りつつも、何もできない私がここにいたりします

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