今朝も気温は一桁です。
秋というより、もう冬に向かっての準備をしなければと思ってしまいます。
その前に、夏物で片付けていないものはなかったかを確認しなければいけませんね。
夏に被っていた帽子をまだ洗っていないので、それが終わったら終了かな
夫のところにある、夏に使っていたものは、順次持ち帰ることにします。
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
歯をカバーしているシーネの具合が良くなく、体を横たえると呼吸するのすら難しくなっていました
舌やノドが緊張状態にあるうちは良いですけど、眠りにつく際に力が抜けるとシーネの形状が邪魔をして鼻、口呼吸ができません
それが睡眠の障害になっている大きな理由なので主治医に相談したところ、歯型を取って作り直してくれることになりました。
今日、それが出来てきたので装着してもらったところ、ひどい息苦しさはなくなったようです。
これで今夜から少しは落ち着いて眠れることでしょう
午前中の診察で、ノドの穴がほぼ塞がったいたと聞いて驚きました
何日くらいで塞がるのかなと、のんきに考えていたので、見ることは出来ないにしても徐々に小さくなっていく穴の様子を聞こうと思っていたんです。
夫も書いていますが、人の治癒力の凄さは予想を超えるものですね。
穴がほぼ塞がったことが分かったらすぐに高気圧酸素療法の説明を受け、午後から受けるというスピードも予想外でした。
残念ながら夫の閉所恐怖症が進んでいるため、その療法は受けることは出来ないかもしれないと思っていました。
私に謝っていましたが、これが抗がん剤をやらないとか手術を受けないということではないので、いいんです。
血のめぐりが良くなる方法として体を動かすことがあるので、自主リハビリも積極的に行っている夫には、良い結果に繋がっていくと信じています
主治医が勧める高気圧酸素療法を受けに行ってきました。
いえ、行くことは行ったんですけど
結論から先に書くと、無理でした
想像ではカプセルに透明な部分が多く、ある程度はあたりを見渡せると思っていたのですが、まるでドラム缶の中のような狭さで中は真っ暗、横10センチ、縦5センチほどの小窓が4箇所ほどあるにせよ、完全に空間が閉ざされるような構造で、入る前から手と足の力が抜けて無理だと思いましたが、実際に体を横たえてみると想像以上の圧迫感で吐き気までしてきました。
それからは立ち上がるのやっと、フラフラになりながら技師さんにお詫びをし、ヘルパーさんに支えられながら病室に戻りましたが、30分以上は手足の感覚が元に戻りませんでした。
私は高圧酸素療法を受けることができません
それによって、どれくらい患部の回復が遅れ、退院に影響するのか
閉所恐怖症が進んでしまったので仕方ないこととは言え、私の帰宅を待っていてくれる妻に申し訳なくてビデオ通話で謝っておきましたし、明日の診察の際に主治医にも謝ろうと思います。
高圧酸素療法を受ける、受けないで退院に何日の影響が出るかなんて分からないでしょうが、受けられないと分かった私自身は、かなり意気消沈しているところでございます
昨日の抜管でノドに空いた穴は、ほぼ塞がったようだと主治医に言われました
「咳や咳払いの時にちゃんと押さえていてくれたんですね」
とも言われましたが、実は痰も出ていないので、咳払いもあまりしていません。
それにしても人間の体ってすごいものです。
ガーゼを当てて絆創膏で押さえているだけなのに自然治癒していくんですから
あっ 私の声について面会に来てくれた妻に聞いてみたところ、かすれ声になっておらず、以前と大きな差はないとのことでしたので、どうやら後遺症はないみたいです
隣のベッドに入院してきた男性は、話し声も動作も静かな人ですが、寝ていてイビキをかく人でした
音量は大きくなく、短時間で止まるイビキですけど、就寝中に何度か繰り返すため、その音で私も何度か目覚めてしまいまして
大音量を夜中から朝まで聞かされる訳ではありませんが、やはり一人で過ごしていたのとは違う環境になってしまったので慣れるまで少し時間がかかるかも知れません。
扁桃腺の手術のための入院らしいので、慣れる前に退院していくかも知れませんけど
夫も書いていますが、面会時間の30分は、あっという間に終わります。
病院に着くと、1階の受付で面会を予約していることを伝えて用紙に記入をして検温、受付の方が病棟へ電話をして確認。
面会時間の5分前に病棟へ行ってもいいと言われるので、それからエレベーターホールまで行って上がります。
途中で乗り降りする人がいると、早く早くと思ってしまいますが、表情には出さずに我慢です。
病棟のナースステーションで面会の用紙に記入をして、それから夫を呼んでもらうまで待ちます。
すぐに呼んでくれたらいいのですが、対応をしてくれた方が何かをしている途中だったりすると、待たされることもあります。
この間 1~2分のロスがあっても私達にとっては貴重な1~2分です。
面会が1~2分遅れて始まっても、終わりを告げられるのはピッタリの時間だからです。
デイルームの椅子から立ち上がり、ゆっくり2人でナースステーションに行き、来週の面会の予約をします。
予約が取れたら、そこでお別れです。
私が乗るためのエレベターが来るまで、ほんの少しでも一緒にいたいのですが、すぐに来てしまうこともあります。
乗り込んだエレベターのドアが閉まるまで、夫は見送ってくれます。
これで短い面会が終わります。
もっと長い時間一緒にいたいと思いながら、私は帰路につくのでした。
ノドの穴を閉じたので、口から吸入しました。
普通の人にとってはそれが当たり前、それが常識ですけど、8月末の手術以降、ずっとノドから吸入していたので実に変な感じです
非常識なことも一定期間にわたって続けると脳が常識だと錯覚するんでしょうね。
吸入など子供のころ以来ですし、その時の記憶なんか薄っすらとしかありませんから、私の場合は初体験の吸入がノドからと言っても過言ではないため、錯覚も何もないかもしれませんけど
それでも、今後は徐々に慣れていくことでしょう