目の焦点が合うようになってきて、なんとかスマホやパソコンを使い始めた時、表示される文字を読むのがまだ難しかったためフォントを太く大きく表示するように設定していました。
それでも見づらく、顔を画面に近づけなけばならなかったりしたんですよ ![]()
少しづつ、顔と画面の距離が離れて普通の姿勢で読めるようにはなりましたが、まだフォントは太く大きなままでした。
それから数週間、フォントサイズを少しずつ小さくし、今では標準の太さと大きさで使っています。
これも普通の生活に戻れたことの一つですね ![]()

妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々

妻と面会している間に斜め向かいの人が退院していきました。
部屋に戻った時にはヘルパーさんが清掃作業をしているところで、誰かが入院していた痕跡すらない状態 ![]()
今回も斜め向かいと向かいのベッドの人が入れ替わる状況ですから本当に患者さんが多いんですね。
そんなことを妻と話していたところ、妻が
「親知らずが痛くなったまま年越ししたくないんじゃない
」
と言います。
そうですよ、それですよ、最近になってまた入院患者が多いのは ![]()
病院が大忙しの理由など分からないと思っていましたが、理由はそれに違いありません。
痛くないにしても、今年中に抜いてしまえっていう人が多いので年末の駆け込み需要なのでしょう。
そういうことに気づくなんて、さすが妻ですね ![]()
今日の昼の担当は、例のダメ看護師です ![]()
一昨日の月曜日に担当になったばかりなのにハズレを引くのが早いですね。
あの日、学生の前で格好をつけて手早いふりをしながら胃ろうの保護を雑にやったのを上から叱られたのか、今日は紙のマニュアルを持ってきて目を通しつつ時間を掛けてやっていました ![]()
実は、あの日の夜の担当者に胃ろうが動いてチューブが刺さっている部分が痛いと伝え、やり直してもらったんですよね。
いくらダメ看護師でも、今日は慎重になるだろうと思っていたのですが ![]()
マニュアル頼りでやった胃ろう保護もユルユルでやり直し。
昼の栄養補給の際、見事に栄養剤をシーツにこぼすという名人芸をやってくれました ![]()
もう、ガッサガサですごいんです、私の頬 ![]()
それというのも、9月の末から11月末までの約2カ月に渡ってずっとヨダレ止めのガーゼを下唇の下にあてて、その左右に絆創膏を貼って頬で固定していたのが災いして肌が荒れてしまったんですよ。
あまりにも長いこと絆創膏を貼りっぱなしにしていたので、皮膚がとんでもないことになってしまいました ![]()
手で触るとガサガサというかザラザラというか何とも言えない感触で、とても人間の皮膚とは思えないほどの荒れようです ![]()
洗顔後にクリームは塗っていますが、それだけでは回復できないほどのダメージを受けているようで、絆創膏を貼るのを止めて約3週間が経過してもさっぱり良くなりません。
ここは一発、オロナインでしょうかね ![]()
なにせ皮膚の厚いかかとにも効果があるんですから。
隣の病室に長いことぐったりとしていた高齢の女性がいます。
ずっと点滴を入れられていたので、それなりに重い病気か大きな手術をしたのでしょう。
一カ月くらい前から少しずつ歩く練習が始まり、ベッドに体を起こせるようになって、孫との電話もできるようになるくらいに回復し、自分一人でトイレに行けるようにもなりました ![]()
あれだけぐったりしていたのに、元気が出てきたと思ったらしゃべる、しゃべる ![]()
朝から晩までぺちゃくちゃと話しているのですが、その話の長いこと長いこと ![]()
おまけに同じ話を何度かするので同室の方々はうんざりしているのではないでしょうか。
なにせ私は隣から聞こえてくる声だけでうんざりしてるのですから ![]()