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コストカット

私が退院したあの日から先月の入院までの間に病院ではコストカットがなされたようで。

まずはトイレットペーパー。

紙質が変わってちょっとゴワゴワしていますし、トイレットペーパーの芯の経も明らかに異なります。

きっと以前よりも安く、さらに何倍巻きという種類のものに違いありません

つぎに変わったのはペーパータオル。

こちらも紙質が違いますし、薄くて水の吸収量が減ってしまいました

分かりますよ、分かりますとも。

コストカットしなければいけない事情は

でも、7カ月も入院していた私にはトイレットペーパーとペーパータオルの品質が劣化したことも分かります。

ある程度は仕方ありませんが、粗悪品を使うと入院患者からクレームが出るんじゃないでしょうか

私はもう入院する気はありませんので、どーでもいー事なんですけどね

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通院 2024-04-08

■ 歯科口腔外科

3月12日の手術の傷は完全に塞がったので問題なしとのことでした。

2023年8月25日に受けた手術部分の壊死が止まったので、今月26日から義歯の制作を開始するとのことです。

この部分に関しては、壊死が止まったら皮膚移植をすると言われていましたが、露出している組織を覆うように周りから肉が盛り上がってきているので、それで塞がる可能性もあるとも言われていました。

どうやら私の場合は後者だったみたいで、手術を受けずに済んだようです。

手術となると、また入院しなくちゃいけませんから億劫ですし、面倒なのでそうならなかったのは嬉しく思います。

義歯の製作、調整には数カ月もかかる場合があるらしいので、まだまだ先は長いですけど右側の歯で食べ物を噛む日が来るのが楽しみでなりません。

歯をカバーしているシーネがボロボロになりかけているため新しいものを作ることも検討していましたが、義歯を作る段階になったので今回は見合わせることになりました。

■ 耳鼻咽喉科

手術の影響で右耳が聞こえにくくなっている件に関しては前回の診察と同様で、耳の奥に水が溜まっているため鼓膜が振動せず音が伝わりづらくなっているだけなので重い症状ではなく、自然治癒することも少なくないので様子を見るとのことでした。

ただし、生活するうえで困ったことがあるようなら簡単な手術で聞こえるようになるとのことです。

なんでも鼓膜に穴を開け、土管のような小さなものを装着して空気の流れを良くすれば溜まった水は耳管を通して鼻に流れるのだそうですが、私の場合は鼻の奥の奥までゴッソリと削り取られていますので、果たして今でも耳管はつながっているんでしょうかね。

入院の必要はなく外来で処置できる程度のものなので、必要なら言ってくださいとのことでしたが、完全に聞こえなくなったわけじゃありませんし、
「鼓膜に穴を開ける時はちょっと痛いですよ」
とか言われちゃいましたから、どうしたものかと思案中です。

■ 精算

今日は3月11日から約1週間の入院費も支払ってきました。

もしかすると前回3月19日の通院の時に精算できていたのかもしれませんが、何も言われませんでしたし私も忘れていたので放置状態となっており、今日も私が会計で問い合わせたので無事に支払いとなりましたけど、こういうのって自己申告なんでしょうか。

このまま問い合わせることもなく放置しておいたらどうなったんでしょう。

一年経ったころに年利30%の利息付で請求書が送られてきて、支払えなければ闇金を紹介され、骨の髄までむしり取られて夜逃げするか自殺でもするしかない状況にまで追い込まれ・・・

そんなことはないでしょうけど、なんだかとっても不思議です。

■ 調剤薬局

病院で受け取った処方箋をスマホで撮影してアプリで送信しておいたので薬局に行くとすぐに受け取れる状態になっていました。

薬局に着くとマイナンバーカード読み取り機にカードを入れて身分確認をし、薬を受け取ったらスマホで楽天ポイントを付与してもらい、クレジットカードのICでタッチ決済をして終わり。

ホント、便利で近未来的なデジタル社会になったものです。

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減薬開始

数日前から朝夕に1錠ずつ飲んでいた鎮痛剤のセレコキシブを減らしています

今のところ、飲んだり食べたりしても唾液腺の過剰反応による痛みは発生していませんし、飲み込む際のノドの痛みもありません。

右顔面のあちらこちらが痛いのは、薬を飲んでいても飲まなくても同じです

つまり、大きな影響はないのでセレコキシブを止めても問題はないということになります。

これで減薬が一歩進んだことになりますが、朝はまだ14錠もの薬を飲まなくてはならず

次に狙うのは朝夕に3錠ずつ飲んでいる鎮痛剤ですね。

しかし、一気に止めて以前のように激痛に襲われたりしても嫌なので、主治医と相談しつつ徐々に減らしていければと思います

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鼻の奥が敏感

ポッカリと空いた上あごの空洞の中は刺激に対してとても敏感です。

私は猫舌なんですけど、その舌が熱く感じない程度の温度のものでも空洞内ではとても熱く感じます。

それとは逆に冷たいものも過剰に冷たく感じ、レモンや酢などの酸味は焼けるように感じてしまうのが困りものなんですよね

まあ、レモン汁や酢の原液を飲むことなどありませんけど

そんな敏感な上あごの空洞ですが、なぜか辛いものは問題なく、キムチなんかも食べられますし、からし、わさびなんかも平気です。

酢を使ったものでも酢豚や甘酢あんかけ、炒め系、ポン酢などは問題ありませんので美味しく食べています

ただし、三杯酢など酢の物系は試していないんですよ。

今年の夏、私は痛みにのたうち回り、妻はゲホゲホむせ返りながら心太(ところてん)を食べたりするんでしょうかね

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退院後の手荒れ

昨年12月末に退院してからは、リハビリも兼ねて家事手伝いを復活させています。

2022年に仕事をセミリタイアしてから毎日続けていましたが、その時は一切の手荒れはありませんでした。

俺って面の皮だけじゃなく手の皮も厚いのね〜 とか思っていたのに、退院した後は重度の手荒れに悩まされています

複数の指にあかぎれができ、それが治まったと思ったら爪の左右の皮がカッチカチになってしまい、それがたまに逆剥けを起こしたりするんですよ

抗がん剤治療や大きな手術ですっかり体質、肌質まで変わってしまったのかもしれません。

こんなはずはない、そんなはずはない、と、あがいたりしてみましたが、もうあのスベスベお手々には戻れないんでしょうね

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逸品バッグ

先月の入院でも使ったキャリーバッグがとっても丈夫なんです

購入したのは、かれこれ30年近く前。

ソフトタイプのもので色は黒。

大阪の量販店で大幅ダンピングされていたものを数千円で買ったはずです。

出張のためか、帰省のためか、旅行のために買ったのかすらも覚えていません

最近になってバッグの一部にほころびが見え始め、そろそろ限界かと思いましたが、そのほころびは大きくならず広がらず、一定の大きさを保ったままで頑張っています。

とっても丈夫で使いやすいところが気に入っているので、同じものが売っていないのかネットで調べてみたところ、なんと4万も5万もする海外の一流ブランドであることが判明しました

残念ながら同型のものは売っていませんが、ちょっとええもんを買おうと決めた我が家でもなかなか手の出ない金額です。

これほどのものをなぜ数千円で手に入れることができたのでしょう

当時は二流、三流のブランドだったのが、この30年で一流にまで上り詰めたのか。

30年前とはいえ、当時も高かったのに店側が値札を間違えたのか。

仕入れたは良いが誰にも買ってもらえず赤字覚悟の大放出品だったのか。

いずれにせよ、このキャリーバッグはとても良い品だと分かりましたので、ほつれを修正するなりして今後も長く使っていこうと思います

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蕗の薹

朝の散歩をしていると春の芽吹きを見ることができます。

桜の開花はまだ先なので、つぼみは固く閉じたままですけど

先日、家を出てすぐのところで蕗の薹(ふきのとう)が顔を出しているのを見つけました

固い地面を押し分けて出てくるのですからすごいものです。

真冬になれば地面も凍るわ、カチカチに固まるわ、その上に雪は積もるわの過酷な環境になりますが、それでも翌年には力強く芽吹くんですからね

この生命力を見習って私も強く生きていきたいと思います

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瞬間接着剤

今のところ一番使いやすいシーネは何度も修理を繰り返していますが、もうかなりボロボロなので、すぐに破れたりしてしまうんですよ

そのたびに修理してもらうのは費用もかかり、診察時間も長くなってしまいますし、どんどん厚みが増してフィット感も薄れてしまいます。

そこで、自力で修理してみようと瞬間接着剤を購入して破れた部分をくっつけてみました

今のところ、とても良い具合で見事にくっついており、飲み食いするのにも問題がありません。

自力修復を試みた後で主治医がシーネを見ましたが瞬間接着剤でくっつけたことはバレませんでした

前回の診察の際にお願いして新しいシーネも作ってもらえることになりましたので、それまで使いやすいシーネを大事にしていきたいと思います

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新しい波

また顔面にボツボツが出ています

1月に発疹が出てから2カ月ぶりのことで、第何波なのか覚えていないくらい出たり引っ込んだりを繰り返しておりまして。

これはPCE療法で使用した抗がん剤の副作用だと思われるんですけど、主治医に伝えたところで
「あぁ、そうですか~」
と、軽〜く受け流されることでしょう

こういう細かなことも真剣に聞き、今後も同じ症例の人が現れた時の参考にすべきだと思うんですけどね。

どうもこの主治医は手術までは対応が良く、それ以降のアフターフォローが手薄な気がします

妻に言わせると、
「あれだけ劇的に抗がん剤が効いたんだから副反応も強く長くなるんじゃない
とのことなので、その説を素直に受け入れるべきなのではないかと。

医者なんかより妻のほうが信頼できますし、頼りがいがありますからね

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顔面筋肉痛

12日の手術以降、傷が塞がるまで開口訓練はしないようにと言われていました。

28日の診察で病理検査の結果を聞き、口内の傷も癒えたので貼られていた人工皮膚を除去し、開口訓練の再開に支障はないと言われたので翌日から訓練用の器具を使ってグリグリと口をこじ開けているんですけど

2週間も休んでいたので痛いこと、痛いこと

おまけに訓練を始めた翌日から3日ほどは、8月25日の手術で開いた右顔面が筋肉痛になってしまいました。

最初は筋肉痛だと分かリませんでしたし右目のまぶたにまで痛みがあったので、また目が腫れるのではないかとドキドキしてしまいましたが、翌日になっても異常は認められませんでしたから、これは訓練を再開したことによる右顔面の痛みであって、それは筋肉痛の一種なのであろうという結論に至ったわけです。

手術によって以前の体とは異なる今、常識では考えられない事が起こるものなんですね

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