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見送れず

病室の窓からは割と大きな道路が見えます。

田舎町とは言え、そこそこの交通量のため大きな歩道橋もあるんですけど、面会に来てくれる妻がその歩道橋を利用していると知ったのはつい最近のことです。

それならば、面会の後に帰っていく妻の姿も見られ、窓から手をふることもできるではありませんか

一昨日、妻が面会に来てくれた際に、帰る姿を見送ろうと意気込んでいたのですが

丁度そのタイミングで看護師が来て胃ろうの処置を始めてしまいました

そして、妻から歩道橋を渡っているというLINE。

事情を説明して見送れないことを伝えましたが、なんというバッドタイミングなんでしょう

来週の面会の際には、必ずや妻を見送りたいと思います

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吸入終了

一昨日、初めて口から吸入できるようになったというのに、もう吸入自体が終わってしまいました。

それを聞いたのが19時くらいで、その日の夜の吸入もなく、今後もないと伝えられまして

ある程度は時間が拘束されるので、終わって嬉しい反面、せめてもう少し、口から慣れるまで続けてみたかったという気持ちも少しだけあります。

でも、もう痰で悩まされることもなく、治療が一歩進んだということですから素直に喜ぶべきでしょうね

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夫の入院生活百三十三日目

今朝も気温は一桁です。

秋というより、もう冬に向かっての準備をしなければと思ってしまいます。

その前に、夏物で片付けていないものはなかったかを確認しなければいけませんね。

夏に被っていた帽子をまだ洗っていないので、それが終わったら終了かな

夫のところにある、夏に使っていたものは、順次持ち帰ることにします。

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次の面会は・・ 2023-10-11

夫が、次の面会のときに持ってきて欲しいものがあると言い、準備をして持っていくことにしました。

そして、先ほどビデオ通話をしたときに
「昨日、面会で会ったばかりなんだよね。もう2~3日前のことのように感じる」
と言っていました。

私も同感です

面会は昨日なので、次の面会は1週間先ということなんですよね。

2人で、愕然としてしまいました

明日からは時間が早く過ぎて、1週間があっという間だったね、となって欲しいです。

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シーネ新調

歯をカバーしているシーネの具合が良くなく、体を横たえると呼吸するのすら難しくなっていました

舌やノドが緊張状態にあるうちは良いですけど、眠りにつく際に力が抜けるとシーネの形状が邪魔をして鼻、口呼吸ができません

それが睡眠の障害になっている大きな理由なので主治医に相談したところ、歯型を取って作り直してくれることになりました。

今日、それが出来てきたので装着してもらったところ、ひどい息苦しさはなくなったようです。

これで今夜から少しは落ち着いて眠れることでしょう

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予想外と想定内 2023-10-11

午前中の診察で、ノドの穴がほぼ塞がったいたと聞いて驚きました

何日くらいで塞がるのかなと、のんきに考えていたので、見ることは出来ないにしても徐々に小さくなっていく穴の様子を聞こうと思っていたんです。

夫も書いていますが、人の治癒力の凄さは予想を超えるものですね。

穴がほぼ塞がったことが分かったらすぐに高気圧酸素療法の説明を受け、午後から受けるというスピードも予想外でした。

残念ながら夫の閉所恐怖症が進んでいるため、その療法は受けることは出来ないかもしれないと思っていました。

私に謝っていましたが、これが抗がん剤をやらないとか手術を受けないということではないので、いいんです。

血のめぐりが良くなる方法として体を動かすことがあるので、自主リハビリも積極的に行っている夫には、良い結果に繋がっていくと信じています

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高気圧酸素療法NG

主治医が勧める高気圧酸素療法を受けに行ってきました。

いえ、行くことは行ったんですけど

結論から先に書くと、無理でした

想像ではカプセルに透明な部分が多く、ある程度はあたりを見渡せると思っていたのですが、まるでドラム缶の中のような狭さで中は真っ暗、横10センチ、縦5センチほどの小窓が4箇所ほどあるにせよ、完全に空間が閉ざされるような構造で、入る前から手と足の力が抜けて無理だと思いましたが、実際に体を横たえてみると想像以上の圧迫感で吐き気までしてきました。

それからは立ち上がるのやっと、フラフラになりながら技師さんにお詫びをし、ヘルパーさんに支えられながら病室に戻りましたが、30分以上は手足の感覚が元に戻りませんでした。

私は高圧酸素療法を受けることができません

それによって、どれくらい患部の回復が遅れ、退院に影響するのか

閉所恐怖症が進んでしまったので仕方ないこととは言え、私の帰宅を待っていてくれる妻に申し訳なくてビデオ通話で謝っておきましたし、明日の診察の際に主治医にも謝ろうと思います。

高圧酸素療法を受ける、受けないで退院に何日の影響が出るかなんて分からないでしょうが、受けられないと分かった私自身は、かなり意気消沈しているところでございます

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ほぼ閉塞

昨日の抜管でノドに空いた穴は、ほぼ塞がったようだと主治医に言われました

「咳や咳払いの時にちゃんと押さえていてくれたんですね」
とも言われましたが、実は痰も出ていないので、咳払いもあまりしていません。

それにしても人間の体ってすごいものです。

ガーゼを当てて絆創膏で押さえているだけなのに自然治癒していくんですから

あっ 私の声について面会に来てくれた妻に聞いてみたところ、かすれ声になっておらず、以前と大きな差はないとのことでしたので、どうやら後遺症はないみたいです

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ちょいイビキ

隣のベッドに入院してきた男性は、話し声も動作も静かな人ですが、寝ていてイビキをかく人でした

音量は大きくなく、短時間で止まるイビキですけど、就寝中に何度か繰り返すため、その音で私も何度か目覚めてしまいまして

大音量を夜中から朝まで聞かされる訳ではありませんが、やはり一人で過ごしていたのとは違う環境になってしまったので慣れるまで少し時間がかかるかも知れません。

扁桃腺の手術のための入院らしいので、慣れる前に退院していくかも知れませんけど

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夫の入院生活百三十二日目

朝の気温がグッと下がり寒くなりました。

布団から出るのが嫌でしたが、2度目の目覚ましのアラームが鳴り、仕方なく布団から出ました。

天気と気温をチェックすると、一日晴れマークが出ていますが、今の気温は7度

とうとう一桁の気温です。

などと書いて、グズグズとパソコンの前に座っていますが、散歩に出る準備をしなくてはいけないのでした

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