明日も寒いと思われるが、仕事の用事があり、電車に乗って少し離れた町に行ってこなくてはならない。
いつもお世話になっている相手先なので菓子折りの一つでも持参すべきだろうと、妻にお使いを頼んでおいたのは昨日のこと。
帰宅した妻はやけに身軽で、菓子の包みがない
なんでも
「せっかくだから美味しいものを」
との切なる思いから、味見をするために単品で売られているものを2種類購入してきたのだという
私は甘いものが苦手なので味見をするのは主に妻だ。
どうも真剣に吟味しているようには思えないほど、とても幸せそうな顔をして菓子を頬張っている
食べ比べた結果を踏まえ、今日になって菓子折りを買ってきてくれたが、まんまと妻の策略にのせられてしまったような気がしてならない
(共に闘う夫)