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金融機関

今日の午前中は母の友達が遊びに来ていたので、午後から銀行などを回って来ました。

母が引っ越すことになったこと、引っ越し先に同行の支店がないことを伝え、ゆえに解約することになるであろうから、その手続きと現金の移動を今月末に行いたい旨を一気に話したんですよね 

母にはビックリするような資産はないものの、適度に小金持ちなものですから銀行内にちょっとしたさざ波が立ち、副支店長さんが出てきての対応となりました。

当行はコンビニATMからでも引き出せ、その手数料も還元しているので、どこの町でも便利に使えるなどと強調し、何とか解約を阻止しようとしてきます 

まあ、確かに年金も振り込まれることですし、新しい金融機関に切り替わるまでのタイムラグもありますから解約までしてしまうのは危険かもしれません。

ただし、残高は限りなくゼロに近くなってしまうと思いますけど 

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固辞

午前中、叔母の家に行ってきました。

母の施設が見つかり、この街を出ることが決まったと伝えると、それはそれは穏やかな、とてもとても安堵した表情を浮かべ、心の底からしぼり出したような声で
「それは良かったねぇ~」
と言ってくれました 

入院中も散々お世話になったことに礼を言い、いよいよ本題に突入です。

用意して来たプレゼン資料を取り出し、一緒の町で暮らさないかと聞いたところ、にべもなく無言で首を横に振られてしまいました 

まあまあ、話だけでもと資料を見せようとしましたが、とつとつと行きたくない理由を語り始めます。

聞けば、叔母が尊敬する知り合いの方が私たちが暮らしている町に住まわれているらしいのですが、どうやらあまり良い話しをしておられないようでして 

どうせなら住み良い土地で暮らしたいと。

「お前の世話にはならない」
とか、
「家系違う」
などという理由ではなく、住みたくない町であるという明確な理由があることが分かりましたので、これ以上の無理強いはやめることにしました。

とても残念ですが、母が街を出たあとは叔母と会う機会もなくなってしまいそうです 

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即決

タイトルの通りです、はい。

午後に退院した母に施設の話をすると、一瞬だけ戸惑いの表情を見せたものの、すぐに入所すると決断しました 

家の処分など心配していましたが、この街を離れることに大きな未練はないようです。

予想通りと言うか、やはりドライな性格でして 

あらためて持っていきたい物はないかと尋ねても間髪いれずに
「ない」
と答える母です 

まあ、変にウジウジされるよりイイんですけどね。

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帰省中

今、帰省中と変換しようと思ったら間違えて『寄生虫』を選択してしまい、物凄くブルーな気分の夫でございます 

・・・と言うわけで実家からお届けしていますが、病院に行ってみると肌もツヤツヤで血色の良い母がおりました。

明日には退院しますけど、とても入院患者らしくありません 

前回より言語も記憶もしっかりしていますし、リハビリの効果で入院前より軽快に歩けるようにもなったようです。

こんな状況で本当に施設に入る必要があるのか疑問ですが、退院後に空きのある施設が見つかったことを伝えようと 

さてさて、母はどんなリアクションをするでしょう 

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郵便貯金口座

昨日、母のメインバンクに関して良いことを思いついたと自負していたんですけど・・・ 

母から預かった郵便貯金通帳を妻が念のため ATMに入れて確認すると、
「お取り扱いすることができません」
という冷酷なメッセージ 

何年、何十年も放っておいた口座だと思われるので、すでに取引停止になってしまったのでしょうか 

仕方がないので来週の帰省の際に母と一緒に郵便局に行ってみようと思います。

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銀行口座

母は労働金庫をメインバンクにしており、預金から公共料金の支払い、年金の受け取りまで一つの口座でしています。

しかし、この街に労金はないので転居となれば解約するしかありませんが、そのお金をどこに移し、どこに年金を振り込んでもらえば良いのでしょう 

基本的に銀行口座は本人しか開設できません。

ということは、まず母がこの街に移ってきて、本人が口座を作ると・・・ 

しかし、基本的に預金は本人でなければ引き出せません。

だとすれば、もう一度故郷に移動して母が労金でお金を引き出して口座を解約・・・ 

いえいえ、母の体の状態で長距離を何度も行き来できるはずはありません 

そこで思いついたのですが、一応は郵便貯金口座もあるんですよね。

だとすれば住所変更するだけで口座番号などはそのまま使えます。

その日が来たら、労金にあるお金を郵便貯金に移して年金の振込先も変更してから労金の口座を解約すれば良いということになるので一安心ですけど、同じようなことで悩んだり困ったりする人も多いんじゃないでしょうか。

そんなこんなで、親が使うメインバンクは子である自分の住む街にも存在する銀行を選ぶか、郵便貯金にしておくことをお勧めいたしまです、はい 

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水道メーター

まったりとした昼下がり、故郷の水道局から突然の電話がありました 

何事かと思いながら話を聞くと、先月の水道メーターが 0リットルを指しており、一切の生活水が使われていないことになるが、それは常識的に考えにくい状態であるとのこと 

担当者の方はその先を言いよどんでいましたが、それは母の安否確認で、単純には
「死んでいたりしないでしょうね」
ということなのでしょう 

母が入院中であること、そして先月は私たちも帰省していないので一滴の水も使っていないと伝えると、
「ああ、そうでしたかぁ」
と、とても安堵しておられました。

行政は様々な観点から高齢者を見守ったり気にしてくれているのだと実感できますね 

今回も異変に気付き、市の福祉課に連絡して私の電話番号を教えてもらったとのことです。

まあ、プライバシーも何もあったものではなく、私の携帯番号がどんどん広まってしまっていますけど 

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プレゼン

母が施設に入所するのが思いのほか早くなりそうなのは、折に触れて書いていますが・・・ 

そうなってくると、やはり心配だったり気がかりだったりするのは叔母のことでして。

会って話せば喧嘩もしますし、憎たらしかったりもするんですけどね 

それでもやっぱり放ってはおけないので、この町がいかに住み良いかプレゼン資料を作成しました。

この町と故郷を Google Mapで同じ縮尺で表示し、その範囲内でどれほど便利に暮らせるかを比較したものと、2つの町の年間降雪量、年間を通じた平均気温もネットで調べてグラフや表を資料として加え、それを印刷したものを叔母に見せて説明してくるつもりです 

同じ範囲内にある店の数、病院、銀行などの数は倍ほど違いますし、降雪量は1/4、冬の最低気温は 10℃以上も暖かく、夏の最高気温は 5℃くらい涼しいのですから、移住して損はないと思うんですよね。

すぐに決めないまでも、せめて移住先の候補に加えてくれたらと 

なにせ頑固なもので、首を縦には振らないと思うんですけど 

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心の準備

あまりにも急な展開で施設の空きが見つかってしまったので、私たち夫婦も心の準備ができていないのですが、そのことを伝えると母はどういう反応を示すでしょう 

次の冬を越す自信がないとは言っていました 

一人暮らしが不安だとも確かに言っていました 

だからと言って、丸二カ月間も入院していて、退院した途端に
「施設に空きが見つかったから今月中に入れるよ」
などと言われたら、どういうリアクションをするのか・・・ 

いたってドライな性格なので、
「あ、そう」
とニッコリ笑って喜ぶのかもしれませんが、あまりにも突然のことなのでフリーズするかもしれません。

どう反応するのか楽しみで、ちょっとワクワクしたりしているドラ息子な私です 

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正座

一昨日の医療相談員さんからの連絡で、ケアマネージャーさんも医療関係者の方々も想定しなかった事態が発生したと言われました 

母は 27日に一時帰宅し、室内の移動に問題がないか確認してもらったらしいんですけど 

トイレに行くのも、キッチン、洗面所までの移動も問題なく、すぐにでも退院して帰宅できるのではないかと誰しもが思ったその時、母は仏壇の前に正座してお参りをし始めたそうです。

その姿を見て、関係者全員がえらく慌てたのだとか 

みなさん、歩いたり段差を越えたりするリハビリはやってくれていたのですが、入院前からずっと足が痛いと言っていた母が正座するとはまったくの想定外だったそうでして 

聞いてみると普段は浴室でも正座して体を洗ったりするのだと母は答えたらしく・・・。

退院は来月の10日。

それまでの間、リハビリのプログラムに正座が追加されたのは言うまでもありません 

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