ふたたび実家からお届けしております。
母の転院先に行ってきました。
ツヤっと血色もよく、コロっと太った母が退屈そうにしておりまして。
きっかけとなった腎盂腎炎は完治しているため、入院患者らしからぬ元気の良さだったりするわけです
歩けないこと以外は、病院にいる必要のない婆さんですからね。
ただ、転院して二日目になるというのに、リハビリの歩行訓練が始まっていないのが少し気がかりです
本人は歩く気満々なのにどういうことなんでしょ
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
帰省した際、母の代わりに固定資産税を納めに市役所に行ったんですけど
そこには一般の人も利用できる食堂がありまして。
実は成長期だった中学生の頃、お腹がすき過ぎて晩ごはんまで待てず、学校帰りに寄ってラーメンとかカレーライスとか食べていたんですよ
そこのカレー、ちょっと変わっているんですよね。
カレーうどんの出汁に近いというか、何だか和風な味がするんです。
決して本格的なカレーではなく、いかにも田舎の食堂のカレーっていう感じなんですけど、その独特の味がクセになって何度でも食べたくなります。
しかし、故郷を離れてから一度も食べることはありませんでした。
そもそも市役所に用はありませんでしたからね。
で、先日の帰省で 40年ぶりくらいに食べてみところ
やっぱり味は変わっていませんでした
中学生の頃にタイムスリップした感じで色んなことを思い出し
母が街を離れると、もう食べることもなくなってしまうんですよね。
なんだか寂しい気がします
ウロメってなんでしょう
いえね、入院中の母のベッド脇にあるキャビネットに置かれていた、小さなバインダーのクリップ部分に貼られていたテープに書かれていた謎の文字列なんですけど・・・
ネットで検索してみても、それらしきものは見つかりません。
もしかすると、ウロメではなく、ウロ×(バツ)、ウ口(くち)メ、ウ口(くち)×(バツ)の可能性もあると思い、さらに検索してみましたが納得できる情報は見つかりませんでした。
謎です・・・とことん謎です
もしかすると、担当の看護師さんのアダ名でしょうか
でもウロメちゃんなどというアダ名だとすれば由来が気になります。
・・・この謎を残したまま母は転院してしまうんですけどね。
この街の地域包括支援センターにもお世話になっています。
そして、先日も書いたように故郷で母が入院した病院に詰めている医療ソーシャルワーカーさんと故郷の地域包括支援センターとの連携も見事で、介護認定の区分変更の件などはこちらから連絡しなくても手はずが整っていました
転院先の手配や日程の調整、その移動手段に使う介護タクシーの手配など、何から何まで医療ソーシャルワーカーさんが一手に引き受けてくれています。
さらに、こちらで入居できる施設が見つかり、母の転居が必要になった場合は故郷の地域包括支援センターと、この街の地域包括支援センターが連携して様々な事務処理を簡略化してくれるのだそうです。
遠く離れて住む私達にとって、こんなに心強いことはありません
制度が始まって給料から天引きされる際にはブーブーと文句を言ったりしましたが、介護保険はやっぱり必要なんだと実感しました。
年老いた親を持つ世代にとって、なくてはならない制度です