お昼前、恒例の柔軟体操をしていると、ピンポンとドアホンが鳴った。
「わたし~。」と、かつて月末恒例で会っていたお姉さんの声
夏になるといつも野菜をくれるので、また何か食べきれなかった野菜のおすそ分けかなと期待をしつつドアを開けた。
図々しくもお姉さんの手元を見ると、メロンの箱
「仏壇にお参りさせて。」と
ちょっと待ってと言って、居間に戻ると、すでに夫は散らかっていた新聞などをまとめ、出しっぱなしになっていたお盆を片付けている
おまたせしましたと、上がってもらい、お参りをしてもらった。
私の長兄に渡して欲しいというものがあったので預かり、そのあとは少し雑談をした。
「それでね、あの人がね、もうビックリでしょ。」
本当にビックリする内容だった
人生色々なことがあるもんだと思ったが、私の場合は勘の良い夫を持ち、本当に有り難いと思っている