妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
今日はシャワーを使える日です。
いつもはシャワーを浴びる前に看護師さんを呼び、胃ろうを保護している属名たわら、ガーゼをグルグル巻きにした胃ろうが動くのを防ぐためのものを外してもらうのですが、いちいち呼ぶのも呼ばれるほうも面倒だと思い、自分で外してよいかと尋ねると、慎重にやるなら問題ないとの回答を得ましたので、恐る恐るやってみました。
かなりの数の絆創膏が貼られているため、なかなか苦労しましたが、なんとか外すことに成功 
胃ろうが激しく動かないか少しドキドキしますけど、次回からも自分で外すことができそうです。
これでお互いに面倒なことをせずに済みますね 
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向かいのベッドの人が退院してきました。
昨夜まで抗生剤とか鎮痛剤を点滴してたのに一夜明けると普通に動けるんですから、すごいものですね 
それと入れ替わりに右隣がベッドメイキングされました。
きっと月曜日に入院してくるのでしょう 
次も親知らずの抜歯とかで、短期入院であることを願います。
いえ、ものすごく静かな人なら長期でも構いませんけど 
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食事の香りで食べられない辛さを感じるようになってきているのですが、その中でも味噌汁の香りが最も辛さを感じます。
私もやっぱり典型的な昭和生まれの日本人なんですね 
最近の人は味噌汁を飲まないそうですが、私は汁なしの食事など考えられません
以前から妻と最後の晩餐は何が良いか、自分が死んで墓にお供えしてもらうものは何が良いかなどと話していましたが、最後の晩餐はやっぱり白ごはんに味噌汁、それに梅干しと塩鮭、たくあんなんかあれば十分な気がしてきました。
今は食事ができないのでそう思うだけかも知れませんけどね 
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とても静かな朝です。
風も雨の音もせず、車が通る音も聞こえません。
気温も低くないので、エアコンも動かず待機しています。
昨日、夫は色々あって疲れたようですが、ゆっくり眠ることができたでしょうか 
お向かいの人の歯ぎしりとイビキで眠れなかったかな
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ようやく風は収まったようです。
ただ雨は止まずに降り続いています。
ローカルニュースを見ていると、あちこちでJRが止まっている、屋根が飛んだ、川が氾濫しそうなど、かなり被害が出ているようです 
いつも自分の周りで起こっていることが最大級に思えて騒いでしまいますが、風が強いくらいで文句を言ってはダメですね
今はそう思っていても、すぐに忘れてしまい、次に低気圧が近づいて天気が悪くなったら、また大騒ぎをしてしまいそうな私です 
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手術の影響で右目が閉じないため、かなり頻繁に涙が出ます。
その涙がメガネのレンズにつくことがあるのですが、回数が多いのでそのたびに拭き取るのが面倒なんです 
涙には塩分が含まれているので放っておくと乾いて結晶化した塩が白く残ってしまうんですけど、これがまた拭いても拭いても取れなくて面倒なんですよ 
それが分かっているなら面倒がらずに拭けっていうことなんですけど、これがなかなかアレでして 
面倒がらず頻繁に拭き取るか、乾いて結晶化した涙と面倒でも戦うか。
どちらも似たりよったりなので、面倒くさがりの私にとっては選択が難しい問題です 
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強風が続いています。
外からビュービュー、ヒューヒュー、ゴーゴーという音が聞こえます 
風の音は苦手で、何かが飛んでくるのではないかとビクビクしてしまいます 
大阪にいた時に住んでいたアパートには、窓に雨戸ではなくシャッターが付いていたので、いよいよ台風が近づいてくるとなったらシャッターを閉めていました。
風の音も小さく聞こえるので、とても安心しました。
私は遮断された中にいると少しホッとするのですが、閉所恐怖症になってしまった夫は、今は耐えられないかもしれませんね。
私は夫が一緒なら平気なので、風の強い日は早く帰ってきてといつもより強く思ってしまいます 
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向かいのベッドの人はタバコを1日に1箱吸うと麻酔科の問診で答えていました。
そのタバコのニコチンが切れてきたのでしょう。
今朝からやらとため息をついたり、立ち上がって窓の外を見たり、座ったかと思えばまた立ち上がったりと落ち着きがありません
辛いでしょう、そりゃ辛いですよね
私も妻も以前はタバコを吸っていましたからニコチン中毒から抜け出す苦しみは少しだけ分かります。
そう、少しだけ。
実は私も妻も、それほど辛い禁断症状もなくタバコをやめることができたんですよ
禁煙を始めたのは妻の病気がきっかけでした。
今となっては遠い思い出です。
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いったい、おまえに何ができるんだ？あっ？
たかが栄養補給すらできないのかよ。
病衣もベッドもベチャベチャに濡らしてくれてよ。
また先輩に泣きついて現場を放ったらかしにしてよ。
また休憩に入って飯くってんじゃねーぞ、まったくよ。
頼むから辞めてくれ。
辞めなくてもイイから、もう二度と俺の担当にならんでくれ。
・・・。
失礼しました。
あまりのことに私の方が脳が溶けそうになってしまいました。
人には向き不向きがありますが、彼女に看護師は向いていないですね。
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