まだ幼い頃、母親から
「子供のくせに人の顔色をうかがうような目をしてっ
」
と、何度も叱られたことがあります。
しゃーねーだろーがっ
他人の家で育ったんだからよっ ![]()
自分が仕事を続けたいからって赤子だった息子を他人に預けたくせに、つべこべ抜かすなってーのっ、まったくよっ ![]()
・・・ ![]()
なんて楯突くようなことを、子ども時分の私が、ましてやヒステリー持ちの母親に言い返せるはずもなく ![]()
ただひたすら
「ううぅ~」
だの
「ああぁ~」
などと、わけのわからない声を発して母の怒りが静まるのを待ったものでした。
大人になって分かったのですが、子どもって親の顔色をうかがうものらしいんですよ。
なぁんだ、そうだったんですね、私はいわれのない疑いをかけられてたんですね ![]()
お袋ちょっと来いっ ![]()
訳の分からんことで泣かしやがって。
でもまあ、今みたいにGoogle先生に訊けば教えてくれる訳でもなく、ママさんコミュニティだって機能している訳じゃなかったので仕方のないことなんでしょうけど。
なんだか釈然としない部分を微妙に残しつつ、当時の母を許してやることにします。
仕方ありませんから ![]()




