内容 | 保険金額 | 保険外金額 |
---|---|---|
初・再診料 | 700 | — |
検査料 | 1760 | — |
計 | 2460 | — |
患者負担額a(30%) | 740 | — |
薬剤費用 | — | — |
計 | — | — |
患者負担額b(30%) | — | — |
合計 | 740 | — |
総合計 | 740 |
09/11 に記載した通り、高額療養費制度に基づく所得別の費用を表記。
費用の累計金額
上位所得者:370960円
一般 :235820円
低所得者 :136300円
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
妻を連れて病院へ。
白血球の値は少し下がってしまったとのこと
それでも異常値とまでは言えず、来週の入院まで注射の必要なし
入院以来、麻酔やら点滴やら採血やら皮下注射やらで何本も針を刺されているので、これ以上は可哀想だ。
まあ、入院したら嫌でも点滴の針を刺されるけど
(共に闘う夫)
脱毛のペースが少し遅くなり、抜ける本数が少なくなってきた。
だからと言って喜べる状況ではない。
すでに多くの髪が抜けてしまっている。
女性にとって大切な髪を失うのは本当に悲しいだろう。
まったく同じ感情になることはできないが、苦しみは容易に想像がつく。
(共に闘う夫)
髪の抜けるペースが早まり、鬼のような本数になっている。
抜け始めてからある程度の日が経つが、やはりゴッソリ抜けると悲しみも大きくなるらしい。
妻にかける言葉はいつもと同じ。
「それは薬が効いている証拠」
(共に闘う夫)
妻の頭髪の脱毛は続いている。
頭皮がヒリヒリ、チクチクと痛いらしい。
それは抗がん剤が活動しているからなのか、その結果で毛根がダメージを受けているからなのか。
(共に闘う夫)
入浴していた妻が目にいっぱいの涙をためて浴室から出てきた
とうとう頭髪の脱毛が始まってしまったのである
覚悟はできていたはずだ。
頭では分かっていたはずである。
覚悟はできていても、分かってはいても実際に髪が大量に抜け始めるとショックは大きいらしい。
髪に指を入れると尋常ではない本数の毛が絡みついて抜けてくる。
やはりショックだろう。
妻に声をかける際の台詞は決まっている。
「薬が効いている証拠」
だから悲しくても辛くても頑張るしかない
(共に闘う夫)