医師からの説明を聞き終えて病室に向かう際、誰の手を借りる訳でもなく杖をつきながら自力で歩く母。
動揺してはいまいかと心配する私たちをよそに
「大事(おおごと)になったもんだねぇ」
などと他人事のように言います ![]()
病室に戻り、
「だいじょうぶ
」
と聞くと
「ぜーんぜん」
と言い、あっけらかんとしていまして ![]()
「この歳まで生きられたんだから、あした死にますよって言われてもハイそうですかっていう感じ」
なんだそうでございます。
母がドライな性格なのは知っていましたが、ここまでとは思っていませんでした ![]()




