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水ひえる秋

『水ぬるむ』とは、寒さが和らぎ、川や池の水が温かい感じになってくる様子を表す春の季語ですが、今の北海道は寒さが増して、水が冷たい感じになってくる『水ひえる秋』といったところです。

もちろん、そんな秋の季語なんかありませんけどね

洗顔の際も水が冷たくなってきましたから、もう少しするとお湯が必要になりそうです。

今も家事手伝いを続けており、妻の補佐を務めていますが、私の弱々の皮膚は、あかぎれのシーズンに突入してしまいました

以前まではそれほどでもなかったんですけど、病気を境にやせ細ってしまい、潤いも油分も失ってしまったからか、寒い季節には指先がパクっと割れるようになってしまったのが困りものです

ハンドクリームや塗り薬を試してもなかなか治らず、絶大なる信頼を寄せているオロナインH軟膏ですら改善がみられません。

治らないのであれば、せめてチクチク痛むのを防ぐためと思って水性絆創膏を塗ったりしています。

ところが痛いんですよね、これを塗る時は傷にしみて

でも、まあ、一瞬だけ我慢すればあとは楽なので痛みを我慢しながら塗っていますけど。

また暖かい季節がやってきて、『水ぬるむ』頃になるまでアカギレとの戦いは続くことでしょう

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入院中の思い出 scene 32 ~噛み殺し~

入院中の思い出

入院中、いったい何回くらい噛み殺したことか

いえ、あくびを

手術をしてからしばらくの間は、一定以上の大きさに口を開けると激痛が走っていました。

ですから、あくびすらまともにすることができません

何もすることができずにヒマを持て余していたあの頃、日に何度も睡魔に襲われ、そのたびにあくびが出そうになるのを必死に噛み殺していました。

自分の顔面がそうなってしまったことにまだ慣れていないものですから、つい忘れてあくびをしてしい、右あご、右ほほに激痛が走り、ベッドの上でのたうち回ることもしばしばで、自分のアホさ加減に腹立たしさすら覚えていた日々

いつしかあくびの際に大口を開けないクセがつき、もう痛みがなくなった今でも全力、全開のあくびをしていません。

まあ、しようと思っても頭の中の感覚と実際に開く口の大きさが異なるので、昔のようにボワワ~ンと大あくびはできないんですけどね

全力のあくびができないくせに、しっかりと右目からは涙が流れたりしまして。

ほんと、困ったものです

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個人の判断

以前まで、不織布製マスク着用を必須としていた病院ですが、ついにそれが個人の判断となりました。

また一段とコロナ対策が緩和されたわけです

COVID-19が収束したのではなく、今でも感染の拡大、縮小を続けていますが、5類感染症に移行しましたし治療薬も開発され、重症化リスクも減ったので緩和に至ったんでしょうね。

先日の通院で院内に告知が貼ってありました。

このイラストは、私の好きな画伯の絵でしょう、きっと。

やっぱり心が和みます

『入院患者さん』のお年寄りは、なぜピースしてるんでしょうか

なんか良く分かりませんけど、やっぱ好きですね、このイラスト

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病院の常識は世間の非常識 ~補綴費用~

病院の常識は世間の非常識

病院の世間とのズレは義歯補綴だってそうで、調整してもらうたびに料金が発生しています。

メガネだったら作ったレンズに問題があれば無償で作り直してくれますよね

メガネフレームだって満足できるまでフィッティングを繰り返し、かけ心地を良くしたり、ずれ落ちないようにしたり、とことん顔に合うように無償で調整してくれる訳です。

ところが義歯に関しては調整のたびにお金を取られます

その気になれば、いつまでもフィットさせず、長く通わせて料金を取ることだって可能なわけですよ。

おまけにリコールの概念も普通と異なります。

一般にリコールといえば無償で修理・交換・返金などの措置を行うことですが、補綴の場合は予約票に間違いなく『リコール』と表記されているのに

調整してもらったら費用が発生するんです

なんじゃそりゃ  だったらリコール扱いにするなよっ

ろくに要望も聞いてくれないくせによっ

通っているのは、そんな悪徳医師でも病院でもないので、それが医療業界の常識なんでしょうけど。

やっぱり一般的な感覚とは少し違いますね。

隣の理美容室のソラくんとウミちゃんは、人体に関する何らかの博士や医者になると言っていますが、なるべく常識的感覚を持ったまま希望の道を歩んでくれるよう願ってやみません

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USBだらけ

世の中の電気製品の電源供給がUSB一色になってきたように思います。

スマートフォン、それの周辺機器などが爆発的に普及したので、コネクターやケーブルも量産効果で部材価格が下がり、様々な製品で使いやすくなったのが要因だと思いますが、日本の優れたコネクターのメーカーは商売にならないでしょうね

たぶん中国とかベトナム、タイあたりのメーカーが席巻していると思いますから。

若い頃、コンピューター周辺機器のメーカーに勤めており、その際に多くのコネクター、ケーブルのメーカーさんと知り合いましたが、当時の担当者さんたちはすでに定年を迎えていらっしゃるでしょうし、そのメーカーも今は存在していないところもあります。

家電にしても精密機器にしても、日本がこの世の春を謳歌していた80年代後半から90年代初頭、それが今は見る影もなく世界競争力を失い、資源もないこの国の未来を想像すると悲惨すぎて笑いが止まりません

隣の理美容室のソラくんやウミちゃんが社会人になるころ、日本の技術力、経済力はどうなっているのか

厳しい未来しか想像できませんから不憫でならないのと、こんな時代に子を持ちたいという人を増やすなどというのは、夢のまた夢としか思えませんね。

でも、あれなんですよ、USBも全世界に普及しているQRコードにしても、生みの親は日本人なんですよ

他にも優れた技術を数多く生み出しているのに日本の競争力が奪われるなんて。

どんだけ商売が下手なんでしょ、日本人って

まあ、それはそれとして、USBです。

このままいくと、今に全ての電気製品の電源やリンク(接続)がUSBケーブルになるかもしれませんね。

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義歯補綴の現状 〜折れそうな心〜

義歯補綴の現状

前回の通院では、あまり私の要望を聞き入れてもらえず、とても満足できる状態にはなりませんでした

私が不満に思っていることや改善要望を伝えても、
「ここは、こうなって、こうですから、そうなるはずないんですけどねぇ」
とか、
「それは理論的にあり得ないと思うんですけどねぇ」
などと様々な理由をつけて、なかなか調整してもらえないんですよ

何度も何度も言って、ぶつぶつ言われながらも何とか調整してくれるという状況でして。

もうブチ切れる寸前なんですけど、医師との関係を悪化させるのもいかがなものかと、なんとか冷静に対応しようと努めているところです

でも、なんか、これ以上やっても、これ以上通っても、理想どおりにはならないんじゃないかと。

いえ、たぶん、なりませんね、きっと

柔らかい部位に硬い義歯を入れているので、隙間をなくすことなんかできないでしょうし、口を動かせばどうしても隙間が広がって食べ物が上あごにできた空洞に流れ込むのは仕方のないことだと分かっています。

でも、できれば少しでもその量を減らすことができれば

米粒は仕方ないにしても、納豆の粒くらいは流入を防ぐことができれば

そう思って通院を続けてきましたが、
「もうこの程度でイイや」
と、今は諦めモードに入りつつあり、通うのが億劫に感じるようになってきました。

特にあれこれ言ってくれる女医さんには、もう診てもらいたくないなぁ  と。

もう少し他の先生に調整してもらい、それでも劇的に改善しないのであれば、そろそろ補綴で通院するのは止めたいと思ったりしている今日このごろでございます。

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院内画伯

病院内に貼られている注意書きなどに描かれているイラスト、なんか、好きなんですよ、私

ものすごく上手というわけではなく、俗に言う『ヘタウマ』っていう部類になるんでしょうか

入院中も病棟内の色々な場所に注意文とイラストが書かれたものが貼られていましたから、それを見ては心が和んだりしたものです。

とくに左側のイラスト、『口の中を触った』で歯並びがボロボロなのに彼は入れ歯ですし、その『入れ歯を外した』では、口がショボショボになって微妙にほっぺたがへこんでいるのが妙に可笑しくて、何度見ても笑いが込み上げてきます

このイラストは誰かが描いたものなのか、ネットのフリー素材なのか、気になって看護師さんに訊いてみたところ、注意書きを作成している職員さんの手によるものなのだそうです。

才能のある人っているんですね

私は精密描写しか習ったことがなく、この種のイラストを描くことができないので、こういう才能のある人には憧れますし、尊敬してしまいます。

いったいどんな人が描いているのか、一度くらいはお目にかかりたいと思っているところです

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通院 2025-10-17 補綴

今日も朝早くから通院でした。

  • 準備
    • 慌ただしく朝食、身仕度を整えるも、少し時間に余裕があるためスマホでゲーム
    • 季節による服装がいつも分からなくなるため、今日のファッションを写真撮影
  • 往路
    • 08:32 2分遅れでバス到着
      • いつもの席を確保
      • 柔らかい陽を浴びつつ爆睡
      • 09:45 アラームで覚醒
    • バスは遅れて運行中で10:00の予約に間に合うか微妙
    • 09:52 10:05 13分遅れでバス到着
  • 受付
    • 10:10 10分遅れで受付完了
    • 待ち合いは、まあまあの混みよう
  • 補綴
    • 10:22 診察開始
      • 金属部分を調整してもらったところ、全体的なズレが生じてしまい、口にフィットしなくなってしまったことから右ほほに圧痛がある件を調整
        • ただし、何度も要望したにも関わらず金属部分には手を付けず当たる部分を少し削ったのみ
      • 前回の調整で追加した樹脂が上あご部分に強く当り、一定以上の大きさに口を開くと強い痛みを感じる件を調整
        • これも何度も要望を繰り返して渋々といった感じで少しだけ削ったのみ
      • 細かな要望をするものの、あれこれ理由をつけてなかなか聞き入れてもらえず
      • 空洞部分への食べ物流入に関しては時間切れで調整してもらえず
    • 10:48 会計書類受け取り
  • 会計
    • 10:50 会計受付
    • 11:08 精算完了
  • 耳鼻科
    • バスまで時間があるため耳鼻科で予約変更を試みるも調整つかず
      • 結果、11月は他の病院も含めて4度の通院が確定
  • 復路
    • 11:41 バス停着
    • 11:48 4分遅れでバス乗車
      • 車内かなり混みようなれど毎度の席を確保して直後に爆睡
      • 13:03 アラームで覚醒
    • 13:20 8分遅れでバス到着
    • 13:25 無事帰宅

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猜疑心の塊 疑念の五 ~全身脱毛~

猜疑心の塊

全身脱毛に関し、まことしやかにささやかれ、喧伝されている謳い文句、

介護してもらうようになった時、家族や介護士さんに迷惑をかけないようにVIO(デリケート)ゾーンの脱毛は必要です

などというのはウソなんだそうです

現役の介護士さんに言わせると、下の世話の大変さは毛があってもなくてもいっしょなのだそうで、毛があったからといって下の処理が大変だということも、毛がないと楽だということもないのだとか。

なんか、ズルいですね

そんな売り文句で脱毛サロンや脱毛機器なんかを宣伝するなんて。

強迫観念を植え付けなくたって体毛の濃さに悩んでいる人、ひげ剃り、その他の毛の処理が面倒だと思っている人が一定数はいるでしょうから、それなりの需要はあるはずです。

あまり人の不安をかき立てるようなマネはしていただきたくありません

できれば真っ当な商売をしていただければ、と、ええ

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入院中の思い出 scene 31 ~激痛歯磨き~

入院中の思い出

自力で一定以上の大きさに口を開けようとするだけで痛くて仕方なかったので、歯科衛生士さんの口腔ケアを受けるのは、それはそれは辛いものがありまして

2023年8月25日の手術から11月5日までの約2カ月間は歯磨きをすることができませんでした。

口の中の傷や、あらわになってしまった粘膜質部分にブラシが当たってはいけないというのが理由だったと記憶しています。

どうせ胃ろう(『傷痕の変遷』の2)から栄養分を注入するだけですから、何も口にしていないので歯の汚れなどないと思っていましたが、実は唾液とか分泌物だけでも汚れは付着するんですよ

その汚れを落とすため、毎朝の診察の前に歯科衛生士さんが歯ブラシで磨いてくれました。

粘膜質の部分に付着した汚れもスポンジブラシとピンセットを駆使して剥ぎ取ったりするんですけど

その圧力によって、限界の大きさより、さらに大きく強制的に口を開くことになるものですから、『激痛』よりもっと痛い、『爆痛』とでも言いましょうか、そりゃあもう、10段階で17くらいの痛みに襲われ、診察台に座っていても、つま先までピーンと伸びて両手は空をつかんだまま体が固まったりしました

歯科衛生士さんが慌てて
「だ、だいじょうぶですかっ
と聞いてきますが、返事なんかできる状態じゃありませんよ。

数十秒は固まって、その後に蚊の鳴くような声で
が、がんわりわふ(がんばります)」
と、答えるしかない毎日でした

もう、まるでドMの変態プレイみたいで、情けないからか、痛いからか、単に目が閉じないからか、診察台で流した涙の量は、たぶん52.8リットル位に達したものと思われます 

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