昨年、夫が入院をするときにスマホケースに私が勝手にストラップを付けました。
日赤の北海道支部のキャラクターでアンリー君と言います
入院中も退院をしてからも、ずっと夫のスマホケースに付いてたいのですが、先日留め金から落ちてしまいました
その時、もうこれはいいねと、夫から渡されました。
留め金を付け直して、今度は私のスマホケースに移動。
夫の入院中、ずっと見守ってくれていたアンリー君、ありがとう
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
今日は私の誕生日。
62歳になりましたです、はい
しかし、あれですなぁ
もう50にも60にもなると誕生日だからといって何の感情も湧いてきませんね。
これが70でキリ番(死語)だとか、66でゾロ目とかいうならちょっとは嬉しかったりしますけど。
61歳の去年は7カ月間以上の入院生活を強いられてしまいましたし、去年の今日はすでに病室で過ごしていましたから誕生日も何もあったもんじゃありませんでした
その点、今年は妻がそばで祝ってくれますし、それなりの料理やケーキも食べますから、
「あぁ〜、また一つ歳をとるんだなぁ〜」
と、しみじみと実感します。
しみじみと実感はできますけど、だからといって嬉しわけでも悲しいわけでもなく
でも、人生の終わりに近づいているかと思うと悲しさのほうが勝りますかね。
いえ、抗がん剤治療中にも関わらず吐気も食欲減退もなく、元気に飲み食いできるのは幸せなことなので、これは素直に嬉しいと思うべきかと
今夜は私の好きな料理ばかり作ってもらいますから、妻と二人、その味をかみしめながら、明るく、楽しく、そしてしめやかに誕生日の夜を過ごしたいと思います