明日、明後日は妻と一緒に札幌に行ってきます。
2月27日に復活オープンした昔からの馴染みの居酒屋に顔を出してくるつもりです
それが今から楽しみでもあり、ちょっと切なくもあり
とりあえずは札幌に一泊してくるので、夜になってドタバタと荷造りなんかしている私達夫婦です。
この歳になると、何はともあれ忘れてはならないのは薬なんですよね。
私は持病の薬を各種、妻も念の為に頭痛薬(痛み止め)など準備しておりまして
そして妻は食べ過ぎてお腹が痛くなった場合に備え、そっと胃薬も用意したりしています
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
明日、明後日は妻と一緒に札幌に行ってきます。
2月27日に復活オープンした昔からの馴染みの居酒屋に顔を出してくるつもりです
それが今から楽しみでもあり、ちょっと切なくもあり
とりあえずは札幌に一泊してくるので、夜になってドタバタと荷造りなんかしている私達夫婦です。
この歳になると、何はともあれ忘れてはならないのは薬なんですよね。
私は持病の薬を各種、妻も念の為に頭痛薬(痛み止め)など準備しておりまして
そして妻は食べ過ぎてお腹が痛くなった場合に備え、そっと胃薬も用意したりしています
寒い時期になると、いつも妻は手荒れに悩まされております
私は長時間のマウス操作で右手の親指、人差し指、中指の先が荒れてボロボロになっておりまして
それをできるだけ緩和させるため、二人で就寝前に薬を塗り、手袋をして床に就いています。
私は朝になっても手袋をしたままなんですけど、妻の手に手袋があるのは三日に一度くらいなんですよね
そんなこんなで、この時期の我が家の朝は手袋の大捜索から始まります
今月、妻が検診のため札幌に行くのは 14日のホワイトデーです。
昨日の午前中に買い物に行った際にアレコレとホワイトデー関連の品を物色しまして
来週は母の暮らす施設にも行くので職員さんたちの分。
いつもお世話になっている札幌の医師へ渡す分。
看護師や受付など、その病院に勤めている方たちの分。
チョコやクッキーなどの会計を終わらせて妻は満足そうでしたけど
・・・
いえ、私のことはイイんですよ、甘党じゃありませんし、当日は家にいませんしね
札幌での昼はハンバーガーとかで済ませようとしている私に妻は言います。
「チョコシェイクとか飲んじゃえば 」
大変な思いをしたマスターから連絡が来て店を再開すると聞いた時、私と妻は本当に心から喜びました
再開の地は私達が結婚して一緒に暮らし始めた建物から歩いて行ける距離。
なんだか不思議なめぐり合わせを感じてしまったのは言うまでもありません
そして、なんと今日、27日が新しい店がオープンの日
来月、3月の中旬は妻が定期検診で札幌に行きます。
私もそれに同行し、再開した店に顔を出してくるつもりなんですよね。
そこにもうママはいませんし、以前の店があった場所とは東西で正反対になりますが
それでも、あの焼鳥のタレを再び味わえるかと思うと今から楽しみで仕方ありません
私が電話に出るとマスターは
「良かったぁ~、連絡できなかったらどうしようかと思ったぁ~」
と声を震わせ、涙ながらに
「だって・・・ママの・・・ママのお客さんだったしぃ~」
と声をつまらせます
何度も何度も電話したのに、番号を押し間違えたのか
— おかけになった電話番号は現在使われておりません —
というアナウンスが流れ、眼の前が真っ暗になっていたのだそうです。
マスターは
「酔ってかけたのが悪かったのかなぁ」
などと言っておりましたが
確かマスターは下戸で、お客さんに酒を進められても一切口にすることはなかったはずです。
ママを亡くした悲しみからか、寂しさを紛らわすためなのか、呑めない酒を口にするようになったのでしょうか
だとすれば、酒に溺れ、依存してしまう前に店が再開できる目処が立って本当に良かったと思います
火事でママを亡くした居酒屋のマスターから、場所は移転するものの店を再開させるとの嬉しい知らせがあったのは今月初めのこと
そう、あの若い頃から通っていた居酒屋のマスターです。
昨年末、そろそろ連絡してみようかなどと考えてはいたんですけど
ママを喪ったショックから立ち直っているだろうか。
店があった建物の家主と裁判沙汰になっていやしないだろうか。
まだまだ悲しかったり忙しかったりするんじゃないだろうか。
などなどと勝手な想像をしてしまい、電話するのを躊躇していたんですよね
実はその間もマスターは私に連絡しようと必死だったようでして
伝えていた電話番号に何度電話しても通じず、困っていたのだそうです。
やっと連絡がついたと言うマスターは、涙声で喜んでいました
母の施設に行った際、部屋に引いている電話回線に雑音が乗るというので調べてみると、確かにガサゴソとノイズが入っています。
コードレスホンを使っているので何か電波障害を起こすものが近くの部屋に設置されたか、建物のすぐ横にある JR駅で大きな電圧の機器でも可動したのかと思ったのですが、施設の内線の電話機に繋ぎ変えてみたところ、超アナログな有線電話機であるにも関わらず激しいノイズが聞こえまして
これは電話機の障害ではなく回線であろうと判断し、NTTに連絡して調べてもらうことにしました。
数日後、どうなったか母に電話してみると音声はクリアに聞こえ、
「大丈夫、直ったよ」
とのことでした。
原因は壁から中の室内か、それとも壁から外なのか聞くと
「たぶん外線部分だったみたい」
と答える母。
実は母、昔の電電公社、現NTT東日本に 30年以上も勤務したので一般人より知識はあるんですよね
ただし、それは遥か昔のことなので現在のデジタル回線、デジタル機器のことはさっぱりですけど
土曜日の夜だけは、何かつまみながら酒を呑んだりする私です。
若い頃は揚げ物中心でしたが、最近はあっさりした物を選ぶことが多くなってきました。
妻と一緒に買い物に行き、酒の肴を選ぶことが常なんですけど
私が選ぶものによって妻の反応が如実に変化します。
フライドポテトなど穀類を選択した際は顔がパッと明るくなり、
「わーい 」
と喜んだりするんですよね。
昨夜の酒の肴として金曜日の買い物で私が選んだのは『タコぶつ』。
それを買い物カゴに入れた際の妻は無表情でして
なんだか横から『すーん』という空気が漂っています
仕方がないので冷凍食品のコーナーで『たい焼き』を買い物カゴに入れたところ、一瞬にして妻の表情が明るくなったのは言うまでもありません
私が選んでいるのは、あくまでも酒の肴なんですけどね
冬で自転車に乗れないということもあり、母の施設を訪ねる間隔を少し長めにしようとしている親不孝もんの私です。
こちらに呼び寄せた当初は数日おきに、少し間隔があいて毎週、最近は月に 3度程度。
それも面倒なので月に 1-2回にしてやろうかと考えておりまして
だって、あれなんですよ。
先日も施設に行って来たんですけど、やっぱり母はマージャンに興じてるんですよね。
それでもたまには話をしなくちゃマズいと思ったのか、自室に戻って少しだけ会話したんですけど
今年になってから何度か会いに行っているのに、マージャンに夢中になっているからか、持ちネタのボケに磨きがかかったのか、それをあまり覚えていないらしく
どうせ覚えていないのなら、それほど頻繁に様子を見に行かなくても良いのではないかと。
そんなこんなで、春になるまでは訪問間隔を長くしてやろうと目論んだりしているところです
今日は節分ということで
妻がゴリラのぬいぐるみに豆を持たせてやりました。
不機嫌そうな顔は相変わらずですけど
いつまでもそんな顔をしているのなら、鬼の面をつけて豆でも投げつけてやりましょうか