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義歯補綴の現状 〜擁壁工事〜

義歯補綴の現状

先日の通院補綴の先生が私の義歯に大幅な変更を加えました。

横はこんな感じになっています。

以前までと比較して調整中の白い部分が増えて壁のようになっていますが、上あごに空いた大きな空洞を埋める卵型の突起部分をさらに高くすることで、食べ物や飲み物の流入を防ごうという作戦です

この処置をしてもらってから約1週間が経過しますが、今のところは液体の流入が大幅減、個体(噛み砕いたもの)の流入も減りました

そして、最深部に食べ物が滞留してしまうことも少なくなった気がします。

しかし、手のひらに乗せてみると大きいですね〜、私の義歯って

写真上部の金具から下部の最深部まで約75mm。

今回の壁を築いたことで高さは約35mmに達しました

こんな大きなものが奥の奥、口から7センチくらいのところまで入るんですから、普通なら
「お゙え゙ぇ゙ぇ゙~」
ってなるところですが、どうやらそのスイッチが切除されたっぽいので苦しくないのだけは幸いなことです

それでも、まだ義歯の最深部に食べ物、特に葉物野菜がはさまり、誤嚥しそうになったり咳き込んだりすることがあるので、次回はもう少し改善できないものか相談してみようと思います。

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義歯補綴の現状 〜2025-6-22まで〜

義歯補綴の現状

突然ですが、以下の巨大な物体が先日まで私が装着していた義歯となります。

表・裏は私が勝手に呼んでいるだけで正確なところは不明です

表の左側に並ぶのが手術で失った(『傷痕の変遷』の4)右前歯から奥歯までの義歯で、ピンク色の部分が上あごや歯ぐきを代替する固い樹脂となります。

義歯以外の白い部分は少し柔らかい樹脂で、現在も微調整を続けている部分です。

裏側の中央から下(奥)まで続く卵型の突起によって、上あごにポッカリ空いた大きな穴をふさぎます。

左上の歯を削ってくぼみを作り、そこに写真上部の金属を引っ掛けるというか、はめ込むことで義歯全体を固定する仕組みです。

写真下部(奥)や裏面に調整中の樹脂が多く見られるように、ぴったりフィットには程遠く、まだこれからも微調整は続くでしょう

これでよしっ となった部分は固い樹脂に置き換えられ、他の部分と同じピンク色になるんです

それが、どういう仕組みでそうなるのか謎なんですよね。

私は診察椅子であお向けになっているので、医師がどんな作業をしているのか見ることもできませんし

この次の補綴の際、その点について聞いてみましょうかね、忘れなければ

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カテゴリーA

先ごろ希少がんの新しい分類(NCRC)が発表になりました。

内容を確認したところ、私の場合は、がんの発生が少ない臓器であるカテゴリーAの『中咽頭』に分類されるようです。

さらに、それの亜種なのですから、やはり希少中の希少種なのでしょう

自分で自分が嫌になりますよ、まったく 

なにも、そんな珍しい病気になることはなかろう、って

多くの症例と同様に歯ぐきに腫瘍ができたなら、ここまで大掛かりな手術は必要なかったでしょうし、上あごをごっそり切除することもなかったことでしょう。

だとすれば、もう少し食べるのも会話も楽だったんじゃないかと

こんな珍しい病気になってしまったばっかりに、リハビリはしんどいし、食べるのも苦労するし、会話も楽じゃないし

でもまあ、悔やんでも仕方ありませんね。

なってしまったものは、もうどうしようもないですから

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斜め開き

開口訓練の成果で口が大きく開くようになってきたのは嬉しいのですが

右あごの関節が固いのか、右頬の筋が固いのか、下あごが右下に向かって開くようになってしまいました

自分では真下に向かって口を開いているつもりなのに、鏡で見るとあごが右へ右へと開いていくではありませんか

ただでさえ下あごの位置がズレてしまっているのに、このままではどんどん顔が曲がってくるのではないかと不安になります。

そこで、最近の開口訓練では、左下左下に下あごをこじ開けるように心がけるようにしました。

そんな雑なやり方を強行して良いのか、多少の不安もないではありませんが

とりあえず、次回の診察の際に訊いてみることにします。

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治癒力高め?

私って自然治癒力が高いんでしょうか

例えば血管。

妻は2008年に子宮体がんを患い、入院と化学療法の際に点滴やら何やらで血管が細くなってしまいました(『傷痕の変遷』の8)が、それが少しずつ回復して今に至ります。

その妻と同じくらい、入院中に酷使して針を入れるのが難しくなった私の右腕の血管が復活しているのは以前に書いたとおりです。

妻が17年かかって復活したのと同じくらいの血管が、わずか1年半で復活するなんて

嚥下訓練では口の中の手術痕が痛くてまともに食べられませんでしたが、退院した1カ月後には理学療法士さんや主治医が驚く早さで固形物を飲み込めるようになりました。

人によっては痛みが消えても嚥下が上達せず、いつまでも流動食や簡単に舌でつぶせる嚥下食に頼る人もいるのだそうで、私のようにケロッとして何でも食べられるようになるのは珍しいのかもしれません。

その他、感覚が戻ることはないだろうと言われた右顔面の多くの部分に感覚が戻ってきていますし

何より、一度は詰まったと思われる右脳の血管が別ルートで再生していますからね

ひょっとして、私には人並み以上に優れた自然治癒力が備わっているんじゃないでしょうか

もしかすると、腕や足を切り落としても生えてくるかもしれません

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告白 2025

妻も書いていますが、微妙な味はほとんど感じることができなくなってしまいました。

不思議に『甘味』と『酸味』は感じますが、それ以外の『塩味』、『苦味』、『うま味』は感覚が乏しく

なので、食材の味を活かしつつ、出汁のうま味と薄塩、少量の醬油で味付けしたような和食系は限りなく無味に近いんですよ。

以前までは、妻と二人で
「これは美味しいねーっ
「これはイマイチだね
などと、感想を言いながら食べていましたが、今は一口目、二口目までは少し味がわかっても、食事を進めていくうちに味がしなくなり、最後は味のしないものを無理に流し込んでいるような有り様でして

太らなければいけないので、それなりの量を食べたいと思っていますが、美味しいと思わない、思えないものを無理に詰め込むのは辛いものでもあります

食事は楽しくとるものでありたいと考えていましたので、妻にはそのことを深く話していませんでした。

先日、数日先までの献立を二人で考えている時、あまり積極的になれない私を妻が案じてはいけないと、素直に今の味覚のことを告げました。

妻は私を不憫に思ったり、寂しかったり、悲しかったり、複雑な感情だったと思います

しかし、素直に話して良かったのではないかと

いままで、ずっと、何年も、何年も食事の用意をしてくれていますが、これからは手の込んだ料理ではなく、インスタントでも冷凍食品でもチルドでも、徹底的に簡略化、効率化を優先して家事の負担の軽減を図ってもらって差し支えありませんから。

いえ、そんなことはありませんね

私のことはさておき、妻には美味しく食事をしてもらいたいですから。

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咀嚼音

外食をするのが難しいと以前にも書きましたが、それには咀嚼音(そしゃくおん)も影響しています。

手術によって(『傷痕の変遷』の4)口を完全に閉じることができなくなってしまったので、ものを食べるとクチャクチャ、ペチャペチャと音を立ててしまうんです

こればっかりは、どんなに気をつけようと、どれほど慎重になろうと避けることができません。

これでは周りの人に不快感を与えてしまいますから、会食はもちろん、外食だって個室でも使わせてもらわなければ難しいと思います

いえ、食後のうがいが必須なので個室でもダメなんですけどね。

外食はともかく、一緒に食事をしている妻が不快に思わないのか訊いてみたところ、
「だいじょうぶ、ぜんぜん気にならないよ」
と言ってくれました

ただし、不快ではないものの、
「入れ歯ってカチカチ音が鳴るんだなぁ」
と思ったとのことです。

そう言えば子供の頃、食事中に祖母の入れ歯がカチカチ、コツコツと音を立てるのはなぜだろうと思った記憶がありますが、それと同じなんでしょうね、今の妻は

たぶん感覚がないので上下の歯が噛み合うタイミングがつかめず、必要以上に強く歯が当たってしまうのと、私の義歯の場合は顔面右側部分が宙に浮いた状態になっているので反響しやすいのだと思います。

それはともかく、妻が咀嚼音を気にしないでいてくれるので助かりました

もし不快な思いをしているのなら食べる気が失せるでしょうし、私も申し訳ありませんからね。

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開口訓練の成果 file-2025-06 ~目標55ミリ~

開口訓練の成果

私って、もともとは口が55ミリほど開いていたみたいです。

入院して間もなくの測定で得られた結果ですが、当時はそれが何の検査で、いったい何の役に立つのか分かっていませんでした。

なるほど、こういうことだったんですね

手術後は口が開かなくなるためリハビリが必要で、それをどこまで続けるのかの指標といいますか、目標といいますか。

これが開口訓練の直後ではなく、常に開くようになればゴールなんでしょうね。

今日現在のところ朝が40mmで訓練後が48mm

前回の測定結果と比較して朝も訓練後も5mmくらい開くようになりました。

でも、まだまだ道半ばといったところでしょうか

きっと、ここからは微増にしかならないでしょうね

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入院中の思い出 scene 24 ~戸締まり~

入院中の思い出

入院していた病院の窓という窓のすべてが幅20cmくらいしか開きませんでしたし、バルコニーへの出入り口は施錠され、屋上への出入り口は暗証番号式のロックがかけられていました。

もちろん、それは事故があってはいけないという配慮からなのでしょうが、自死(自殺)防止ということも大きなウエートを締めているのではないかと思います。

実際、私も廃人同様になってしまった時には死を思わないでもありませんでした

まあ、思ったといっても、
「死んだら楽になるのかなぁ」
程度のことでしかなく、妻のことを考えると死にたくありませんでしたし、本当に死にたいというまでには至らなかったんですけどね

でも、闘病やリハビリの辛さ、先の見えない将来などを悲観して思い詰めてしまう人もいるかも知れません。

ですから戸締りは厳重な方が良いであろうと。

まあ、そんなことだけではなく、患者の悪行防止という考えもあるでしょう。

だって、昔の病院はひどかったですもんね

外部非常階段でタバコを吸う患者が鈴なりになっていましたし、病院を抜け出して酒などを買ってくる患者もいましたから。

実際、友人がバイトしていた病院近くの24時間スーパーにはパジャマ姿のオッサンが夜中に酒やタバコを買いに来ていたものです

ですから、やっぱり病院の窓やドアなどは厳重に施錠するのが良いのではないかと、ええ

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通院 2025-05-30 CT検査・耳鼻科・歯科口腔外科・脳神経外科

今日は採血してからのCT検査と耳鼻科に歯科口腔外科の受診、さらに脳神経外科の検査予約と大忙しでした。

  • 往路
    • 08:20 出発
    • 外はポカポカ陽気
    • 妻からLINEで窓際に座ると暑いかもとの連絡
    • 08:33 バスは3分遅れで到着
    • 車内はまあまあの混み具合なれど、いつも座席を確保
      • 少しすると車窓からの陽射しジリジリ暑く、すごすごと席移動
      • 妻の忠告には素直に従うべきと深く反省
      • いつのまにかウトウトしていたらしく、タイマーのアラームで目が覚める
    • 09:54 バスは遅れを取り戻し、定刻に到着
  • 受付
    • 10:01 前回はMRI検査での造影剤投与の際に併せて採血をしたが、今回は別途採血が必要なのかを確認
      • 今回は処置室で採血せよとの指示
  • 採血
    • 10:15 単なる採血と違ってライン取りは少し強い痛みあり
    • ライン取りは一回で成功
  • CT検査
    • 10:40 今回は頭部と腹部を撮影
      • 造影剤を2度投与されるが、相変わらず体のどこにも熱さ感じず
    • 10:46 検査終了
  • 耳鼻科
    • 10:51 受付
    • 10:56 採った血が凝固してしまったため採血し直してほしいと歯科口腔外科からの連絡
  • 採血
    • 11:02 ランボー怒りの採血

  • 耳鼻科
    • 11:10 聴力検査
      • 通常の検査に加えて骨伝導の聴力検査
    • 11:30 診察待ちの間に昨夜から苦労していたゲームのレベルをクリア
    • 11:40 診察開始
      • また医師が変わって若くハキハキした印象
      • 聴力検査は問題なし
      • 今後も定期的に装着したチューブが抜けないか診ていくとのこと
    • 11:45 診察終了
  • 歯科口腔外科
    • 11:56 受付
    • 12:02 診察室に移動
    • 12:22 口腔ケア
      • 良く磨けていると、お褒めの言葉
    • 12:43 診察開始
      • 血液検査の結果は相変わらず若干の貧血状態だが問題なし
      • 主治医の所見ではCT検査の結果も良好だと思われるが、正式な結果が9日に出るので、問題があれば連絡するとのこと
      • マグラックス処方の中止を依頼
      • うがい薬の効果と継続の必要性を確認
        • 今後も恒久的に継続する必要ありとのこと
    • 12:55 今日は義歯の先生が来ているので午後から補綴できるか確認して貰うことに
    • 13:30 まだ回答得られず、食事もできず
    • 13:47 再び診察室に
    • 13:50 補綴開始
      • 義歯最深部の突起を削って低く、少し丸みをもたせて流れがスムーズになるよう調整
    • 14:00 補綴終了
  • 会計
    • 14:10 会計処理受付
    • 14:15 この間に処方箋を薬局に送信
    • 14:20 精算完了
  • 脳神経外科
    • 14:28 脳神経外科にて、2023年の結果を踏まえ、そろそろMRI検査を受けたい旨を伝えたところ、しばし待たれよとのこと
    • 14:40 6月24日に検査、診察することが決定
    • 14:45 問診票を記入
  • 休憩
    • 14:50 バス時間まで1時間くらいあるので遅い遅い昼食(おやつ)
    • 15:30 気づけばバス時間が迫っているので慌ててうがい
    • 15:45 バス停に向かう
  • 復路
    • 15:55 定刻どおりにバス乗車
    • 16:00 アラームセットして寝る準備万端
    • 17:25 バスは10分くらい遅れて到着
  • 薬局
    • 17:30 処方薬受け取り
  • 帰宅
    • 17:40 無事帰宅
    • 今回は朝家を出てから約9時間の外出

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