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入院中の思い出 scene 11 ~去年と今年の景色

入院中の思い出

去年の今頃は退院に向けて最大限の努力をしていた時期で、面会に来てくれた妻が帰っていくのを病室の窓から見送ったり、季節が変わってしまったり、休日前の切なさなどもありましたけど、眠れない日が続いた最悪期を脱して退院への意欲がみなぎっている頃でもあります

運動機能訓練は順調で、普通の人より早く筋力や柔軟性が戻って歩行に支障がなく、リンパ節を切除した後遺症で上がらくなるだろうと言われていた右腕も耳まで上がるようになって理学療法士さんに驚かれたりしたものです

ただし、嚥下訓練は一進一退で、飲み込むことができるのは水分のみでしたから、固形物は例えペースト状のものでも激痛に襲われたりしていました。

それでも家に帰りたい一心で無理にでも食べる練習に励み、一口、また一口と食べられる量も増え、おかゆとイノラス、牛乳などの摂取で目標カロリーに達するかどうかの瀬戸際に立たされていた頃でもあります

病室の窓から見える景色が秋色に染まる前という願いがかなわず、ならば雪景色になる前に退院したいと必死でしたが、雪が積もっているのを窓から見て心底がっかりしてしまいました

今年は春から冬まで妻と一緒に過ごして同じ景色を見ることができましたし、クリスマスや年末年始も二人で迎えることができますから、それだけで幸せだと思わなければバチが当たりますね、きっと。

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通院 2024-12-16

今年最後となる遠くの病院への通院。

  • 出発準備
    • 防寒対策のため妻愛用のトートバッグを借りて荷物を詰め替えひざ掛けも用意することに
    • 強めの雪が降っていたため上着をピーコートからブレーカースーツの上に変更
  • 往路
    • バスは学生満載だったので何年ぶりかで立ったまま乗車
    • 学校最寄りのバス停で全員降車したため着席
    • やはり足元寒く持参したひざ掛け大活躍
    • スマホのコードレス・イヤホンの接続状態悪くコード式に変更
    • バスではあまり眠れなかったものの少しウトウトしたところでセットしてたアラーム鳴って目覚める
    • バスはひどい混雑と道路事情が重なって30分遅れで到着
    • そんな状況でも大イビキで爆睡できる後ろの席の爺さんが羨ましくもあり
    • 予約時間3分前にギリ受付完了
  • PET検査
    • GEヘルスケア製Discovery IQ(X線CT組み合わせ型ポジトロンCT装置)にて検査
    • 採血後、仕切られた空間にあるリクライニング・シートで1時間ほど静養
    • 静養中に難しくて苦労していたゲームのレベルをクリア
    • 11:00に検査開始
    • 指輪をしたままなのに気づいて検査機を緊急停止
    • MRIほどの騒音ではないため検査中はウトウト
  • 診察
    • 11:40に歯科口腔外科の受付完了
    • 12:00診察開始
    • PET検査の結果は19日以降、問題があれば自宅に連絡するとのこと
    • 一度の食事で何度も唇の裏側を噛んでしまう旨を相談
    • 補綴の医師に申し送りしておくので次回の診察時に噛み合わせ調整可能か相談するようにとのこと
    • シーネの保管は今後も必要
    • 再使用が必要になったら今のシーネを参考に型をおこすとのこと
    • 次回通院の際の血液検査の結果をみて抗がん剤治療の再開を検討
    • 12:35診察終了
    • 会計書類ができたのが12:50
  • 昼食
    • 会計処理を待っている間に食事
    • 13:25コンビニで購入したパンを持参したコーヒーで流し込むだけの味気ない昼食終了
  • 会計
    • 13:30精算完了
    • PET検査があったので3万円超え
  • 帰路
    • 耳が遠いと思われる爺さん同士の会話うるさく眠れぬまましばしバスに揺られる
    • ワイヤレス・イヤホン無事接続
    • 朝のイヤホンの接続不良はiPhone 8と12のBluetoothが干渉しあったものと思われ
  • 調剤薬局
    • マイバッグの口を広げてカウンターに置いたにも関わらず、薬の説明をしながら横に置いていく薬剤師
    • 腹に据えかね、バッグに入れるようにと強めの指示

帰宅したのは16:00近くなので8時間以上の外出となってしまう。

 

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もちクリア

先月、カップしるこを食べてみて求肥は食べられることを確認したんですけど

今日は切り餅を焼いて食べてみました。

妻が餅に挑戦することを兄ちゃん先生に伝えたところ、
「義歯にくっつくだろうなぁ」
「もし何かあっても助けてやれんからな」
と、宣告されていましたから、それはそれは慎重に、慎重には慎重を期して、小さく小さく箸で切って、恐る恐る口に運びましたよ。

言われたとおり、かなりの量が義歯に付いてしまいますが、何度か飲み込む動作をすれば問題なく食べるとができました

これで正月の雑煮だって食べられます

最難関と思われる餅まで食べられることが分かったので、もう怖いものなんかありませんし、この世に食べられないものなんかありませんよね、きっと。

いろいろと不自由な思いはしていますが、これからも少しずつ克服していきたいと思います

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入院中の思い出 scene 10 ~クロカワさん

入院中の思い出

人の名前を覚えるのが苦手な私は、約7カ月間も入院していたにも関わらず、顔と名前が完全に一致する看護師さんは3人しかいません

そのうちの1人はクロカワさんというICUの男性看護師さんです。

クロカワさんには本当にお世話になりましたし、私にとっては頼れる存在、心の支えでした。

10分おき、ひどい時には5分おきくらいに痰の処理をお願いすることがあったんですけど、そんな時も嫌な顔ひとつせず、いつでも快く応じてくれましたし、とにかく明るく元気で気が利く人なんです

眠れない日々を過ごし、睡眠導入剤に頼っていた私ですが、どの薬が効くのか色々と試してもらいましたし、1種類では効かないため2種をカクテルすることも提案してもらいました。

それを投薬するタイミングは何時であり、どの程度の時間をあけるのかなど、毎日少しずつ調整する作業にも根気よく付き合ってくれ、最終的には消灯前の21時に弱めの薬を投与、23時に強い薬を投与するという私にとってベストなスケジュールを見つけてくれた人です

ICUでは意識がもうろうとすることも多かったんですけど、クロカワさんのことだけは顔までもハッキリと覚えています。

その節は大変お世話になりました、心より感謝申し上げますとともに、クロカワさんに幸多からんことを願ってやみません。

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あふれでるナミダ

少し前にも書きましたけど右目から涙が出て止まりません

悲しくなくても、あくびをしなくても、石鹸が目にしみなくても、まばたきを我慢しなくても右目がうるうるっとなり、目を閉じると涙がポロポロとこぼれ落ちます。

涙って、どこで生成されるんでしょうかね

映画やドラマの台詞、楽曲の歌詞などに『涙も枯れ果て』などというフレーズがありますが、私の右目の涙は枯れることなく、とどまるところを知りません。

いえ、いずれ涙も枯れ果てて目がカッサカサに乾き

眼球がシワシワになってしまうんじゃないでしょうか

そして、しぼんだ眼球がポロッと落ちてしまうんじゃないかと

心配です、心配でたまりません

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入院中の思い出 scene 9 ~不気味な音

入院中の思い出

ICUで隣の病室から聞こえてくるテレビの音が不気味過ぎて、嫌な気分で過ごしたのを思い出します

カラスの鳴き声、それも
「カーカー」
などという生やさしいものではなく
「グエェー」
という不気味な声

そして、
「ウギャアァーーッ
という女の人の悲鳴

それが毎日、毎日、来る日も来る日も同じ音が聞こえてきていました

同じビデオを何度も繰り返し観ているのかと思いましたが、そんな気味の悪いものを何度も観るはずもないので、もしかすると幻聴なのかと思ったりもしましたが、面会に来てくれた妻がいる時に同じ音が聞こえてきたので確認すると、やはり妻にも同じように聞こえているとのこと。

看護師さんに気味が悪いと伝え、隣室の人にボリュームを下げるように言ってもらいましたが、もしかして耳が遠いお年寄りだったのか、数日後にはまた同じ音が聞こえてきて閉口しました

「いったい何を見てるんでしょうね」
と看護師さんに筆談で聞いても
「さあ~」
という返事。

本当に何度も同じものを繰り返して見ていたのか、今となっては謎のままです。

その隣の人がICUからいなくなると音は消えましたからきっと想像どおりで、お年寄りが何度も同じビデオを見ていたとしか思えませんけどね

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足にまつわる話し 十足目

足にまつわる話し

どうも私って右半身が鬼門っぽいです

がんになったのが右顔面、足や腕が痛くなるのも右側、過去には右手親指の付け根の筋がおかしくなって鬼のように痛い注射を打たれましたし、入院中には右足の親指に異変が起こりましたし。

そして今、再び右脚の付け根の筋に痛みがありますし、右太ももの裏側に赤く丸いただれができていて痒くてたまらないことがあります

付け根の痛みに関しては常にというわけではなく、柔軟体操での前屈に支障をきたしているのと、たまに歩いていて違和感を覚えるくらいなものですけど、もう半年くらい続いているんですよね。

太もものただれも数カ月は続いているので皮膚科に行くべきなのかもしれません。

体の右側ばかりが異変の対象になるのは、私の右脳に血管がないことが起因しているんでしょうか

いえ、ちがいますね。

右半身が鬼門だからこそ、右脳の血管が詰まっているんでしょうね、きっと

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入院中の思い出 scene 8 ~昼夜逆転

入院中の思い出

先にも書きましたようにICUでは様々な管やコードでつながれていたので身動きがとれず、朝から晩まで寝たきりの生活が続いたので昼夜逆転してしまいました。

確かに言われましたよ、昼間に眠ってしまうと夜寝られなくなると

でも、だって、身動きできずに寝たままだと眠くなるのが自然ってもんじゃ、あ~りませんか。

私だって努力しましたよ、眠い目を必死に開けて眠るまい、眠るまいとしましたってば

それでも手術で疲れ切り、傷を癒そうとするため体力が奪われ、おまけに鎮痛剤の成分も相まって並大抵の人では太刀打ちできないほどの強烈な睡魔に襲われるんですってばさ

あまりにも眠れない日が続いたため、睡眠導入剤のお世話になる事になったんですよね。

それは手術が終わった直後の8月末から始まり、11月初旬までの約2カ月も続きました。

よくぞ依存症にならず薬なしで眠れるようになったものだと、今は自分で自分を褒めてやりたい気分です

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食器用洗剤で入れ歯洗浄

義歯を使うようになって新たに加わった作業が毎日の洗浄です。

週に何度かは入れ歯洗浄剤を使うようにと補綴の医師から指示がありましたが、それ以外の手入れをどうしたものかと思っていたんですけど

なんか面倒なので、とりあえず食事毎に食器用洗剤とスポンジで洗ったりしておりまして

それもどうかと思い、Google先生に相談してみたところ、なんとそれが大正解でした

私達がお勧めするのは中性洗剤(台所用洗剤)です。
中性洗剤?と思われるかもしれませんが、お箸やスプーン、お茶碗なども口に入るものは全て中性洗剤で洗っていますよね? だから大丈夫なんです。
でもよくすすいでください、食器と一緒です
(出典:西東京中央総合病院

しかしまあ、食器用洗剤って万能ですね。

鏡の拭き掃除にも効果があるようですし、メガネのレンズを洗うのにも適していますし。

もしかして、食器用と銘打たなければ風呂からトイレ、床掃除から窓拭き、汚れた心や過去の汚点まで、何でもかんでもこれ一本でクリアにしてくれるんじゃないでしょうか

それはさておき、恐るべし、食器用洗剤

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リップ必須

手術の影響で顔面右側がマヒしているのに加え、上唇の中央を切開したものですから口の右半分は完全に閉じることができません

意識すれば閉じることはできますが、油断すると微妙に開いて呼吸のたびに空気が出入りします。

たぶん、それが原因なのでしょう。

下唇の右側が乾き、激しく荒れてしまうので、リップクリームを欠かすことができないんですよ

なんとなく皮が一枚増えたような感覚になるので、若い頃はリップクリームを塗るのが苦手でした。

しかし、今は得手も苦手もあったもんじゃありません

放って置くと唇はバリバリに乾き、皮がささくれてボロボロになりますからね。

そんなこんなで、今は一日に何度もリップクリームを塗っています。

これは、これからも、ずっと、一生続くのだと思われ

なんかスゲー面倒なんですけど、仕方のないことなんでしょう、きっと

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