診察を受けてきました。
主治医の診察は
「お変わりありませんか 」
「おかげさまで」
の1分で終わりましたが、その後に若い女性看護師さん3人が現れました。
口が閉じられなくなる器具を装着され、頭を手で押さえられて口に鏡を入れてきます
そして、そのあられもない姿をもう一人が写真に収め
なんのプレイじゃっ!
聞けば、治療の経過を資料に残すための撮影なのだとか。
そうでしたか、失礼しました
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
若い看護師さんが多いからか、言葉遣いというか言葉のチョイスが馴染めないことがあります。
とくに若い子が使うのは『大丈夫』です。
「ここに置いても大丈夫ですか 」
「使っても大丈夫ですよ」
「血圧も大丈夫ですね」
翻訳すれば
「ここに置いても構いませんか 」
「使っても良いですよ」
「血圧も正常ですね」
ということになろうかと思われます
午後から大きな手術を受ける3時のガタゴト爺さんのところに来た看護師さんが
「水は9時までしか飲めませんよ」
「最後の水ですから思う存分 」
いや、言葉のチョイスっ!
これから手術を受ける人に向かって『最後の』って
医学より前に日本語を勉強すべきですね。
さて、そろそろ消灯の時間です。
3時のガタゴト爺さんとも明日の午前中でお別れであります
二言三言しか話していませんが、手術から無事生還されることを祈りつつ、やっぱり今夜も3時に起きるんだろうなぁなどと覚悟している訳で
何度も書きましたけど、起きてもイイんすよ。
ただ、静かにしていてほしいだけで
無理な要求はしません。
ただ、人に迷惑にならない程度に行動していただければ
まあ、無理でしょうね。
きっと今夜もガタゴト、ガサゴソするんでしょう
いいですよ、もう。
そうせ今夜が最後なんですから
私って微妙に強迫性障害なんじゃないかと疑っています
何かを並べる際、縦横が綺麗に揃っていなければ気がすまないんです。
病室のベッドと対になっているキャスター付きのテーブル、正式にはオーバーテーブルっていうそうですが、その上に置いてあるものを見た看護師さんに
「いつも綺麗に並べてますね」
と言われてしまいました
家でも何かを整理したり片付けたりする際には縦横を慎重に揃えます。
しかし、私の場合は並べ終わったらそれで満足で、それ以降に配置が乱れようが誰かにずらされようがまったく気になりません。
また、綺麗に並べることを妻にも他人にも要求しませんし、誰かが雑に並べたものを綺麗に整えようとも思わないんですよ
したがって、本当に軽微な強迫性障害的要素がある性質なんだと自己分析している私です
夫の仕事用の電話が鳴りました
どう返答をしようかドキドキしながら応答すると
「もうすぐ衆議院議員選挙があると言われていますが・・・・」
と、機械的な声で選挙に関するアンケート電話でした。
今日は日曜日ですし、仕事の電話ではなかったのでホッとしましたが、本当に解散総選挙があるようですね
そしてもう一つのドキドキは、朝からお隣さんの車がありませんでした。
休みの日、妹ちゃんが朝から出かけるのは恒例ですが、今日はお兄ちゃんの大きな車がありません
お兄ちゃんの車は多分ミニバンで、人数が多い時や荷物があるときは妹ちゃんも運転します。
・・・ということは、6月に帰省すると言っていたマユちゃん一家を空港まで迎えに行ったのかも
夫が入院をしてから妹ちゃんとは顔を合わせていなかったので、予定を聞いていませんでした。
出来れば、夫が一旦退院をする頃に来て欲しいと思っていたら、先程車が戻ってきました。
どうやら車から降りてきたのは妹ちゃんとお兄ちゃんの2人で、マユちゃん一家を迎えに行ったのではなかったようです
来週、私はカットに行こうと思っているので、予定を聞いてこようと思っています。
バジルは、元気です
今日の血圧
朝 112-67(心拍数 65)
夕 123-72(心拍数 65)
運動できるスペースを見つけたので、一日に何度か自宅でやっていた室内運動の一部を実践しています
入院当初から脚力維持を目的に階段の使用許可を得たので、診察や検査に向かう際はエレベーターを使わず歩いていましたが、それでも一日に歩くのは3,000歩前後といったところでした。
運動スペースを見つけてからは少しずつ運動量を増やし、今は一日1万歩ペースを維持しています
ベッドの上での柔軟体操も続けていますし。
これで脚力と柔軟性は、ある程度は維持できていると思われますが
一連の運動の中で腹筋は使えていないんですよね
仰向けになって腹筋運動し、ベッドをギシギシいわせる訳にもいきませんし。
仰向けで両足を浮かせた状態を保つ方法で腹筋を鍛えましょうか。
男性の入院患者さんのことなんですけど
歯みがき後のうがい、上を向いてノドのあたりをガラガラするアレ。
ただノドから息を吐いてガラガラするのではなく、まるで子供みたいに『アー』と声を出して
「ァァガァラァァガラァァガァラァ〜」
ってうがいするんです
その他、洗面所に来てまずは蛇口からそこそこの勢いで水を出し、そのまま歯みがき、洗顔、最後に顔を拭き終わるまでずっとジャーッと出しっぱなしにしております
その不思議な行動に周りの人も奇異な目で男性を見ていますが、本人はそれに気づかないようで。
私が入院している部屋、その洗面所の向かい側なんですよ。
彼が何日の入院か知りませんけど、しばらくは
「ァァガァラァァガラァァガァラァ〜」
って聞こえてくるんでしょうね