若い頃にデジタル技術が進んでいてSpotifyのような音楽配信サービスがあったら
音楽を聴きながら、感慨にふけることがあります。
20代の頃は悪友と徹夜マージャン、ドライブ三昧の日々を過ごしていました
そんな時、必要不可欠なのがBGMです。
ところが私の20代と言えば今から40年も前のこと
当時はまだCDなどというものもなくレコードの時代でしたから、カセットテープに録音して車に積んでドライブしたものです。
マージャンをする際にも聴くのはレコードかカセットテープでした
レコードはLP、今で言うアルバムでさえ長くて1時間くらいですし、1人または1組のアーティストのものを繰り返し延々と聴くことになります
マージャンの途中で席を立ってレコードを交換するのも面倒ですからね。
車載のカセットテープにしても、それほど多くは持てませんから同じものをエンドレスで何度も聴くことになってしまうわけです。
おまけに人それぞれアーティストの好みがありますから同乗する車によっては毎回同じアーティストの同じ曲、マージャン会場となる部屋の持ち主の趣味にかたよった曲が流れ続けることになります
音楽配信であれば、何千、何万、何億という曲を好みによらずランダムに延々と再生できますから、当時のように耳にタコができることもなく徹夜マージャンや不眠の長距離ドライブが快適だったに違いありません。
もう少し遅く生まれてくるか、デジタル技術がもっと早く進歩していればと思ってしまいます。
アナログの良い点もありますが、この件に関してはデジタルに軍配を上げたくなりますね。