妻の同時通訳は今も続いておりまして。
再び通うようになった内科や、新しく通うことになってしまった精神科にも最初は同行してくれましたが、今は一人で通ってもなんとか意思を伝えることができています。
しかし、日常的な会話でも通訳が必要になることがあるんです
たとえば遊びに来たソラくん。
いくらドタバタと遊ぶ相手をしても疲れ知らずなものですから、
「疲れたからちょっと待ってね」
と言ってみても通じず、そんな時は妻が
「おじさん、疲れたんだって」
と、助け舟を出してくれます
たとえば小学生の登下校をボランティアで見守っている御婦人。
「今朝は寒いですねぇ」
と声をかけても通じないので、妻が
「今朝は寒いですねぇ」
と繰り返してくれます
たとえばコンビニの店員さん。
「お支払いは 」
「クレジット決済で」
「はっ 」
店員さんは聞き取れないので、妻が
「クレジットカードでお願いします」
と、通訳してくれます
買い物で探し物が見つからない時、店員さんに売り場を訊くのは私の役目でしたけど、今は妻が代わってくれています。
昨日の通院は一人で行ったものですから、看護師さんに症状を伝えるのにとても苦労しましたし
そんなこんなで、今は妻がいなければ普通の会話も困難なことが多いんですよ。
つまり、私たち夫婦のニコイチ度が以前より高くなってしまった訳でして
いえ、高くなったのは一方的に私の方で、妻に頼るシーンが多くなっていますね。
入院を機に自律性が高まると思いきや、真逆の結果になってしまいました