以前にも書いた通り、妻は眉毛の手入れはおろか、眉墨を引いたことすらないのだそうです。
抗がん剤治療が始まった時、眉毛が抜け落ちた場合にどうやって描いたら良いものやら見当もつかないと大慌ていたしまして
何か妙案はないものかと二人で腕組みしながら
「う~む」
と無い知恵を無理矢理しぼり出したところ、
「テンプレートを作っておけば良い」
という結論に落ち着きました。
会社で書類などをまとめておくクリアファイルを用意し、
それをほど良き大きさにカットして鼻のくぼみをつけ、妻の顔面に押し当ててマジックで眉毛の形をなぞり、その部分をカッターでくり抜けば完成です
眉を描く必要があれば、そのテンプレートをペタッと顔に当てて穴の部分をグリグリと塗ってやれば良いのではないかと
まるで博多仁和加(はかたにわか)の面のようですけど
実際に作ってみましたが、その間抜けなアイテムは使われることなく、無事に治療が終わりました