すぐにでも家に帰りたいのは山々だが、退院に関する事務手続きやら保険に関する手続き、宿泊施設の整理などしていたら精も根も尽き果てた
おまけに退院直後の妻を長距離移動させるのは酷というものだ。
そんな訳で、明日になってからのんびりと帰ることにしたのである。
(共に闘う夫の携帯電話)
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
退院だ
いや、あまりにも突然ではあるが、退院することになった
周りの人の状況を見ていると、2-3日前に退院を告げられ、ワクワクしながらその日を待つのが通例である。
昨日まで三連休で担当医の回診もなく、退院の “た” の字も聞かされていなかった妻は、今日の回診で聞かされたとしても早くて明日、普通であれば週末だろうと予想していた。
ところがである
妻の顔を見た医師の 「お元気そうで」 という一言から始まり、あれよあれよと言う間に決定したらしい
ものすごく慌ただしいが、事務手続きやら宿泊施設の掃除やらを済ませて帰宅できるようにしなければならない。
(共に闘う夫の携帯電話)