乳がんのリスク

先生との話の中で
「身内に乳がんになった人はいませんか?」
と尋ねられた。

「母の妹(叔母)が乳がんになっています」
と答えたところ、子宮体がんになった人は、その後乳がんになる確率が高いという。

近親者に乳がんがいたら、なおのこと確立は高くなる。

今後は定期的に検診を受けた方がいいと言われた しょんぼり

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最新のステージ(病期)別生存率

・・・。

肩の力が抜けた。

先ほどとは違う意味で妻の涙が止まらない。

今は 2008年、ネットで調べることができた 5年生存率は 1996年のものなので 10年以上も前のデータだ。

あくまでも冷静かつ穏やかに医師が手書きで図を書きながら説明しくれた。

妻も書いている確率は医師の説明によると完治率ということだ。

I期完治率 98%
II期完治率 85%
III期完治率 80%
IV期?(説明受けず)

□□□ 追記 □□□
その後、グレードが関係していることが判明。

完治率 え? 5年生存率じゃないのか ?

妻のステージ(病期)は IIIc、完治率は 80%ということになる。

残りの 20%が何かと言えば、今後 5年間で転移したり再発したりする確率なのだそうだ。

たとえ転移や再発をしてしまう 20%に含まれてしまったとしても、抗がん剤治療、放射線治療、摘出手術などの治療を続ければ良いと言う。

結論を急ぐと、現代医学の技術をもってすれば子宮体がんで死に至るケースは極めて少ないのだそうだ。

聞かされたのは以前のような 5年生存率、一般に言われる 5年間は生きていられる確率ではなく、癌が治る確率だ !

希望と力が体内の奥底から湧き上がって来るのを実感できる 泣き笑い

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病理検査の結果

午後から夫と一緒に、病理検査の結果を先生からお聞きした。

残念ながら、抗がん剤6回が決定。

子宮:筋肉の半分ちょっとを超えていた
リンパ:11ヶ所中 2ヶ所に転移あり
(傍大動脈の10ヶ所中の1ヵ所、骨盤内の1ヶ所)

結果として、Ic ではなく IIIc期との診断。

III 期で20%の人は再発をするが、再発をしたらまた治療をしたらいいのであって、そこで終りということではない、という心強いお言葉。

詳細は次のエントリーで >>

頑張って抗がん剤の治療を受けることにした。

夕方、長兄夫婦が病院に来てくれたので、その旨を説明した。

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リンパ節への転移

病理検査の結果 IIIc期と診断される。

IIIc ・・・・・。

以前にネットで調べたステージ別の生存率だと IIIcは古い情報で 30%、新しいものでも 54.3%・・・。

そんなに進行していたのかと目の前が暗くなり、横で涙を流す妻にかける言葉も見つからない。

「だったらどうして Ib なんて言ったんだ!」

確かに主観的とは聞いていたが、医者から楽観論を聞かされたら患者としては喜び、その意見に希望を託してしまう。

8月18日に聞かされた主観的ステージを思い出して腹立たしさすら覚える。

担当しくれている看護師さんが泣きじゃくる妻にティッシュを渡しながら
「大丈夫!治るよっ!」
と声をかける え?

私も (これは覚悟が必要なのかもしれない) と思いつつ医師の話を聞いていたのだが、どうも様子が違う 滝汗

そ、そんなに悲観したり悲しんだりする必要はないのか !?

次の妻のエントリーに続く >>

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結果は明日

今回の手術で憎むべき細胞をすべて除去することができたのか ?

それとも抗がん剤を使用する継続的な治療が必要になってしまうのか ?

その結果は明日中に知らされることになっており、実は心安まらぬ状況は今でも続いていたりする。

このまま、なるべくであればこのまま、追加の治療もなく、入院の延長もなく帰れることを心から、そして切に願う。

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日課

妻はとことん退屈そうだ。

ついに看護師さんから水分の摂取量すら聴かれなくなり、ますます会話が短くなったという。

いつも元気に食べたり飲んだりしているので看護師さんも聴く必要性を感じないのだろう にこにこ

入院生活の日課、運動不足と便秘の解消を主目的とした散歩は、午前中に一回、午後は 1時と 3時、そして 5時の三回だ。

妻がすっかり元気になったのと、何でも食べられるようになったことから、その日課に 『買い物』 が加わった。

買うものは、もちろん 『おやつ』 である うしし

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明日は

もう痛み止めを飲まなくても大丈夫かと思っていたが、お昼前にまた痛くなってきたので、ロキソニンを飲んだ。

そう簡単に痛みは取れないようだ。

明日はいよいよ病理検査の結果を聞くことになっている。

あと、長兄夫婦がお見舞いに寄ってくれるそうだ。

いい結果を話せるか、それとも抗がん剤になるか …

今晩は緊張して寝れないかもしれない 滝汗

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精神的余裕

仲良くなった人が次々に退院してしまい、少し寂しそうにしている妻です。

順調に回復しているため看護師さんが巡回してきても血圧を計ることもなく、食事の量を訊かれることもなくなってしまったので会話も短く しょんぼり

術後まもなくは痛みに耐えたりして余裕がありませんでしたが、少しずつ精神的な余裕ができてヒマを持て余しているようです。

それだけ元気になった証拠ではあるのですが …

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静かな病室

お腹の痛みも減ってきたので、今日は痛み止め(ロキソニン)を飲まなかった。

今日は2人退院して行ったので、病室は3人だけになり、静かだ。

そのうちの1人は、入院した時から一緒で、同じ日に手術をし、数日間は2人部屋にいて、また一緒に6人部屋に移動した。

歳も近かったので、色々とおしゃべりをした。

特に連絡先も聞かなかったので、もう会うことはないんだろうなぁ。

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妻と自分の食事

何でも食べられるようになった妻が 「パンが食べたい」 と言っている。

今日はこの宿泊施設の隣にある手作りパン屋さんでサンドイッチなどを買っていくことにする。

その前に自分の食事だ ぐずぐず

昨夜の帰りに購入した鶏肉でも調理してやるか。

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