母が故郷を離れて私たちの住む町に越してきた場合、年金の受け取りでも住所変更などが必要になるかもしれないと思い、日本年金機構に電話してみました。
すると、住民票の移動で把握できるため住所変更などの手続きは必要はないとのことです
ただし、自動で住所が切り替わる人と、そうでない人がいるとのことでして・・・
いったいその差は何なのか、母は良いとしても、それが私ならどうなのかなど、色々気にはなりましたが、その理由は聞いていないので不明なままです
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
現在、父の遺骨は故郷の寺の納骨堂にあります。
母が故郷を離れると、もう行くこともなくなってしまうので、遺骨も移動したいと考えていまして
帰省の際に母にその件を尋ねてみると、
「好きにしていい」
と言います
つまり、私たち夫婦が暮らす町の同じ宗派の寺に移動しても良いし、他の方法でも良いと。
私たち夫婦には子供がいないので墓をたてても仕方ありませんし、同じ宗派のお寺で新たな関係を構築するのもどうかと思い、ここのところ話題になっている永代供養墓(合祀墓)という選択肢もあると妻と話していたんですよね。
宗派や宗旨を問わず、月々の管理費なども必要なく、一括の支払いで永代にわたって供養してくれる墓で、複数の人の遺骨と同じ場所に合祀されます。
簡単に言えば複数の赤の他人と同じ墓に入るということですね
さすがに母は不満かもしれないと、そんな方法もあると恐る恐る言ってみたところ、
「へぇー、にぎやかでいいんじゃない 」
などと、意に介していない様子でして。
本当にドライな性格で助かります。
まだ少し考えますが、きっと我が家の墓は永代供養墓を選択することになるんじゃないでしょうか
母が入ることになった施設での契約の際、どうやって母を移動させるかという話になったとき、担当の方が
「私どもがお迎えにあがります」
と言ってくださいました
しかしその担当者さん、北海道外にお住まいの方でして
喜び、驚きつつも
「とっても遠いですよ、高速道路での移動距離は 350kmほどありますから」
と伝えると、
「えっ・・・ 」
と言ったまま、しばし絶句されておりました。
どうやら北海道の広さを把握されていなかったようです
打ち合わせの結果、ほぼ中間地点に同系列の施設があるので、そこから我が町まで送ってくれるということになりました。
電車が苦手で足腰が弱った母なので、介護タクシーで移動させようかとも思っていたものですから、それが中間地点までとなれば料金も半分くらいで済むかもしれません
契約した施設は至れり尽くせりのサービスで本当に助かります
先日、故郷の土地と家を売買してくれる業者さんと打ち合わせしました。
もう築 30年を過ぎた古い家なので簡単には買い手が見つからないのではないかと聞いてみると、今は中古住宅の需要が多いのだそうです
今のご時世、終身雇用で給料が右肩上がりということもなく、ボーナスだって給料だって業績や景気に応じて平気で変動します。
おまけに賃金アップを勝ち取ったのは大手企業の話し
中小、零細企業は給料が安く推移したままです。
結婚して子供ができても薄給では新築で家を建てるなど夢のまた夢
そこで、中古住宅を購入したいという、特に若い夫婦が多いのだそうです。
ただし、我が実家のように庭石を置いたような本格的な庭は邪魔なのだとか
北国固有の問題でもありますが、庭などより雪を積み上げておく場所の方が重要なのだそうでして。
そして、多くの家庭で自家用車を二台以上保有していますので、更地にして車を置くスペースを確保した方が良いのだとか。
いろいろと勉強になります
今日は朝から活発な動きを見せている我が家でございます
朝食後から母が持っていく衣装選び。
間もなく家財道具から家電製品から何から何まで処分し、おまけに家と土地の売却まで一手に引き受けてもらえることになった業者さんとの打ち合わせ。
再び衣装選びをしてから昼食。
午後からは銀行に行って定期の解約と預金の郵便貯金への移動。
その間にコンビニに行って介護保険被保険者証、介護保険負担割合証、後期高齢者医療被保険者証、後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証とお薬手帳のコピー。
その他、水道、電気、ガス、灯油の停止手続き、NHK受信料自動引き落としの解約。
そして、お寺に連絡して9月7日 10:00に父の遺骨を納骨堂から出してもらうことにしました。
その時に教えていただいたのですが、遺骨を移動する際には各市町村に改葬許可申請をして許可証を発行してもらわなければならないのだそうです
我が父の遺骨であっても勝手に移動してはいけないんですね。
何だか知らないことばかり、そして、諸々の手続きばかりで疲れてしまいました
再び実家からお届けしております。
台風が直撃するさなか、果たしてたどり着けるのかという綱渡り状態ではありましたが、何とか無事に到着することができました
途中、増水した川の水が堤防を超えて流れているのを見たときは、それでも無事にバスが走っている幸運をありがたく思ったものです。
実家に到着して、母に課していたことがどれだけ進んでいるか確認したのですが・・・
何とすべてクリアしているではありませんか
それは良いのですが、日程を調整していると聞いていた仏壇の魂抜きまで終わってしまっておりまして
普通、こういうことは家族が揃う時とか、せめて長男と一緒にするように調整すると思うんですよね。
そんなことなど気にしない我が母は、やっぱりドライな婆さんです