妻は 12日から辛い治療を始めなければならない
その前に外泊許可をもらい、気分転換を兼ねて一時帰宅することにした。
11日の夜までに戻れば良いということだ。
そう、抗がん剤による治療さえなければ、とっくに退院できるほど十分に体力は回復しているのである。
今は次の闘いに向けて鋭気を養うことにする
(共に闘う夫)
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
昨日、先生の前で泣いてしまったので、今朝の回診で「元気になりましたか?」と言われてしまった
午前中、担当の看護師さんから化学療法の説明を受ける。
私が受けるのは、ドセタキセル(タキソテール)+カルボプラチンという薬で、この組み合わせが「DC 療法」と言うらしい。
副作用は、吐き気(吐く場合もある)、食欲不振、便秘または下痢、手足のしびれや関節痛、そして脱毛。
抗がん剤で髪の毛が抜けない場合もあるらしいが、昨日の説明ではっきりと「抜けます!」と言われた。
入院中に、抗がん剤治療を受けている人を見ていたし、知り合いになった人いるが、まさか自分もそうなるとは
看護師さんに、
「病棟には沢山抗がん剤の人いるでしょ。
大丈夫だからね。みんな頑張ってるし、頑張ろうね。」
と言ってくれた。
また泣いてしまった