妻は今でも足の付け根にあるリンパ節に多少の痛みが残っている。
それはガン細胞が転移しているのが原因ではないかと怯えていた
2月13日に PET検査をして 2月19日の医師との面談で結果を聞くまで、恐怖心との闘いは続いた。
妻の病気仲間で現在も治療を続けている人は、もの凄く肛門が痛くて苦しみ、それはガンが原因ではないかと恐怖心にかられていた。
実際には違うことが判明したが、みんなそれぞれ恐怖心と闘っている。
仲良くなったみんなより、一足先に完治して治療を終えた妻だが、新たな恐怖心との闘いのはじまりでもある。
抗がん剤治療を受けている間はガン細胞を攻撃し続けているが、それを終えた今はガンを抑え込む手段がない。
これからは再発するのではないかという恐怖心との闘いだ。
しかしそれも仕方がない。
これから一生、上手に付き合っていくしかないだろう。
(共に闘う夫)