昨日の続きで、今日もパン屋さんの話。
抗がん剤治療のために、月に一度入院をしていたが、遠方に住んでいたため、朝早い高速バスに乗り、病院へ向かっていた。
地下鉄に乗り換えて病院へ向かうと、お昼前に到着。
午後1時までに入院の手続きをすることになっているので、どこかで昼食を摂らなければいけない。
そこで、毎回一人でそのパン屋さんでお昼を食べてから、入院をしていた。
月に一度と言っても、最初に会った時には髪の毛があったし、次は帽子をかぶっていたり、かつらをかぶっていたり、外見はちょっとづつ変わっていたのに、店主の方はいつも気が付いてくれた。
6回の抗がん剤治療が終わってからも、2ヶ月に一度の外来の時に寄っている。
ただ、6月の検診の時、頭痛になってしまい、食欲もなくしんどくてパン屋さんへ行くことができなかった
そうしたら、先月行った時に店主の方から、「今回はちょっと間がありましたね。」と
もうすっかり覚えてくれているようだ
億劫になりがちな検診ではあるが、私の場合はパン屋さんに寄るという楽しみがある。
その他にも、患者仲間が会いに来てくれるので、どちらかというと楽しみの方が多かったりする
これは2月の入院日に食べたもの