さて、いよいよです。
今夜が最後の夜。
就寝して目が覚めたら退院当日。
あっ、いえ、夜中に何度か目を覚ますんですよね、私
色々な手続きなどを経て、午後には病院を後にします。
もう朝からワクワク、ドキドキしていますので、いつも以上に夜中に目を覚ましてしまうかもしれません
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
本日、夫が退院をするので、入院生活の日数を数えるのは、今日が最後です。
私が入院の日数を書き始めたのは手術の翌日で、入院生活八十六日目から始まり、今日は二百十一日目。
明日から、ブログに入院生活何日目と数えて書かなくてもいいんです
散歩も1人で続けてきましたが、また2人で歩けるようになります。
嬉しいです
いよいよ今日の午後、私は退院いたします
211日の入院生活を終え、ついに妻の元に、とうとう自宅に帰る日がやってきました
看護師たちとの良好な関係を失ったまま退院するのは嬉しいものではありませんが、私が抱いている複数の不信感に対する合理的な説明も謝罪もないようでは信頼関係を再構築するのも不可能なので仕方ありません。
しかし、心にしこりを残したまま気持ち良く退院できないのは少し残念です
だが、しかし、ですよ、そんなことより退院できる嬉しさのほうが果てしなく大きく、私の心は喜びに満ち溢れております
病院の外に出るまで残り数時間。
立つ鳥跡を濁さずというやつで、病室内を整頓し、最後くらいは看護師たちに頭を下げ、世話になった礼を言って病院を後にしたいと思います
入院生活の最後の最後まで検査です。
今日は受けている最中に眠くなる超音波検査、いわゆるエコーですね。
午後からの退院とは言え、あまり遅い時間だと困ると思っていたら診察より早く呼ばれました
そしてもう一つ最後の最後までこの病院は信頼できません。
昨日の夜の分までしか薬が処方されていないのに今日の朝の分が届かなかったんですよ
看護師を呼んで催促すると、やっと持ってきました。
ほんっとに、最後の最後までここの看護師ときたら
いえ、もういいです。
今日で退院するので、もう何も言いますまい
適当なことばかりやっていて、医療過誤からの重大医療事故に至らないことをお祈り申し上げます。
7月14日から同月18日までの短い一時帰宅以来、約5カ月ぶりに帰宅しました
そして、今回はもう病院に戻る必要はなく、通院を除いてずっと家にいられます。
こんな嬉しいことはありません
帰宅後、すぐに買い物に出かけ、買い物から帰るとシャワーを浴び、その後はすぐ夕食にしましたので、病院から持ち帰った荷物などほったらかし状態なんですよね
もうすでに時間も遅くなりましたので今日はこのまま放置し、明日から少しずつ片付けようと思います。
仕事も完全リタイアする予定で、入院中に多くのお客さんのWebサイトを他の業者に引き継ぎましたから、これからは、ゆっくり、のんびりとした生活をしていけたらなぁ、と。
主治医は毎週とか二週間に一度の通院だとか言っていますけど、できれば二週間、いえ、三週間に一度くらいにしていただければと、ええ
とにかく、これからはダラダラと生きていきたいんです。
そこんとこ、夜露死苦
長兄の車に乗せてもらい、夫を迎えに病院に行ってきました。
天候も良く予定よりも早めに到着し、まずは病院の隣が職場という友人に会いました。
夫が今日退院をしますが、友人も本日付で職場を退職するので、最後に会っておきたかったんです。
面会で病院まで行ったときに時間があれば少し話しをしたり、電車が止まったときには自宅に泊めてもらったこともあり、本当にお世話になりました
これで友人関係が終わるわけではないのですが、月に何度か会うということもなくなるので、今日会えて良かったです。
それから夫の入院をしている病棟へ行き、看護師さん同伴で胃ろうに関する説明を聞いて夫が覚えた手技を見てきました。
お昼の嚥下訓練も終えていたので予定していたことはすべて終わり、夫は病衣から私服に着替えて荷物を持ち、看護師さんに見送られて病棟を後にしました。
長い長い入院生活でした
今夜は一時外泊以来、5ヶ月10日(163日)ぶりに自宅で一緒に夕食を食べました。
夫が帰宅をしてから、そばにいるという喜びを噛み締めています
211日間の入院生活は長かった、いえ、長すぎました
ただし、もう歳ですから時間が早く経過すると感じるので、この約7カ月間はあっという間だった気もします。
8月25日に手術を受け、10月4日の再々手術が終ったあとの約1.5カ月間は体も動かず、目の焦点も合わず、眠れない日々が続き、精神が崩壊しそうになっていたので時が進むのがやけに遅く感じましたが、それ以前、それ以降は、普段と変わらぬ時間の進み方でした。
そのもっとも辛かった時期、看護師さんには本当にお世話になり、親身になっていただきました
そのことには心から感謝していますだけに、最後の最後で腹立たしいことがあり、その後に納得のいく説明や謝罪もなく、対峙したままの退院となったのか残念でなりません
退院する最後の瞬間、病棟からエレベーターに乗り込む際には深くお辞儀をして感謝の気持を伝えましたが、言葉で伝えることはしませんでした。
見送ってくれた看護師と明るく言葉を交わし、手を振ってその場を去りたかったというのが本音です。
今日、お隣のマユちゃんがソラくんとウミちゃんを連れて来てくれました。
夫が退院をしたら、ソラくんがおじさんにプレゼントを渡したいと言っていたので、持ってきてくれたんです。
そして私にもウミちゃんが選んだものをプレゼントしてくれ、感激です
2人が貰ったのは、暖かそうな靴下です。
ソラくんは夫が似合いそうなもの、ウミちゃんも私にあげるものとして選んでくれたそうです。
少し早いのですがお年玉を渡したところ、喜んでくれました
マユちゃんがプレゼントをしているところの写真を撮ってすぐにLINEで送ってくれました。
夫は口の手術をしたことを伝ていたので、ソラくんはおじちゃんおしゃべり出来て良かったと言いながら家に戻ったことも書かれていました。
ずっと会えなかったので心配をしてくれていたし、お話が出来て安心してくれたのかな。
もちろん夫も久しぶりに会えて、すごく喜んでいました
お正月が終わったら遊びにおいでと言ったので、来てくれることを楽しみにしています。
プレゼントしてもらった靴下は、もったいないので履けないですね
今年は私にとっても妻にとっても多事多難な一年でした
単なる検査入院かと思いきや悪性腫瘍が見つかり、一刻を争う状態だったためそのまま本入院となり、抗がん剤治療が始まり、手術を何度も繰り返すことになり、様々なリハビリが必要となるなんて年のはじめに想像できるはずがありません。
それでも何とか本退院にこぎつけ、今こうして大晦日を迎えることができたことには感謝すべきでしょう。
おせち料理も雑煮も食べられませんが、自宅で過ごせる幸せを実感しています
退院が年末ギリギリだったこともあり、心配していただいた方々にまだご挨拶もできていません。
年が明けて正月気分も落ち着いた頃に、挨拶回りをできればと思っています。
それでは皆様、今年もお世話になりました。