抗がん剤の治療後、指先の皮が剥けるという副作用が出てくる。
アレグラをきちんと飲むようになってから、徐々に少なくなってきているが、それでもちょっと剥ける。
先週、お風呂上りに指先を見ると、少しだけ皮が剥けていた。
治療が終わったので、指先の皮が剥けるのも、これが最後か
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
入院グッズの第3弾は、お箸やカップを洗うために持参していた洗剤セット。
化粧品などを詰め替えて使う容器に食器洗い洗剤を入れて、磁石付きの小さいカゴに、魚の形のスポンジと一緒に入れていた。
これは1回目の入院の時に、同室になった子が持ってきていて、一緒に使わせてもらっていた。
すべてダイソーで買ったと言っていたので、私もダイソーで揃えて2回目の入院から持って行って使っていた。
10cmほどの小さいカゴには磁石が付いているので、オーバーテーブル(細長いテーブル)にペタンと貼っていた
抗がん剤の副作用で脱毛しているが、とうとうまつ毛も数本になった。
下まつ毛はほとんど無し
上のまつ毛は、4~5本くらい
まつ毛が無いと、目を閉じると瞼がペタペタと付く。
鼻毛がないと鼻水がダラ~と流れるので不便だが、まつ毛ちょっと違和感がある程度。
それでも、そろそろ抗がん剤の効力が薄れてくる頃なので、もうじき毛が生えてくる
髪の毛、まゆ毛、まつ毛は生えて欲しいが、無駄毛はいらないなぁ
妻は今でも足の付け根にあるリンパ節に多少の痛みが残っている。
それはガン細胞が転移しているのが原因ではないかと怯えていた
2月13日に PET検査をして 2月19日の医師との面談で結果を聞くまで、恐怖心との闘いは続いた。
妻の病気仲間で現在も治療を続けている人は、もの凄く肛門が痛くて苦しみ、それはガンが原因ではないかと恐怖心にかられていた。
実際には違うことが判明したが、みんなそれぞれ恐怖心と闘っている。
仲良くなったみんなより、一足先に完治して治療を終えた妻だが、新たな恐怖心との闘いのはじまりでもある。
抗がん剤治療を受けている間はガン細胞を攻撃し続けているが、それを終えた今はガンを抑え込む手段がない。
これからは再発するのではないかという恐怖心との闘いだ。
しかしそれも仕方がない。
これから一生、上手に付き合っていくしかないだろう。
(共に闘う夫)