3日に書いた母の記憶容量の件ですが、最近はますます改善傾向にあるようです。
前回の美容室で支払った金額を百円の単位まで記憶してます
そして、ちょっと前まで施設の職員さんの名前を何度聞いても覚えられないと言っていたのですが、先日の会話の中では 2-3人の名前が出てきていたので記憶することができたのでしょう。
この調子だと、完全復活の日も近いかもしれません
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
数日前に、預けていたお金の残りが少なくなったと施設から連絡がありました。
以前にも書きましたが、母が暮らす施設では医師の往診や処方薬の費用、クリーニング費などの支払いを代行してくれるため、上限で 3万円まで預かってくれています。
その残金が少なくなった場合は母ではなく家族に連絡が来るんですよね。
入居者(母)が不安にならないようにという配慮なのだそうです
そのお金を補充する必要があったことと、母の冷蔵庫にストックしているペットボトルの緑茶、麦茶などが枯渇しそうだったので、それの補充をするのが今回の訪問の目的だったんですけど
行けば色々とやることがあったり、以前に何度も聞いた話をまた聞かされたりでして
まあ、そういう年齢なので仕方ないんですけどね
今朝から散歩を再開しました。
木曜日なのでファンキーな小屋に住む犬のところを通ったのですが、姿は見えませんでした
朝の散歩は、まず東に向かって歩くので上手くいくと日が昇るところを見ることが出来るのですが、この時期は曇っていることが多いので、なかなか日の出を見ることはできません。
ところが今日は珍しく晴れていて、散歩の初日に日が昇るところをみることができました
歩きながらですが、今年も健康で過ごすことができますようにとお願いしました。
ただ残念なことに、散歩中に歩道が凍っているのに気付かず転んでしまいました
初散歩で初転び
明日からはもっと慎重に歩こうと思います
今日の血圧
朝 120-77(心拍数 59)
夕 130-83(心拍数 61)
昨年の 3/26に終わりの準備をするのは寂しいと書きましたし、その前には人生の幕引きを真剣に考えたことがないとも書きました。
しかし、数年前に遺影の撮影は済ませてあったりするんですよね、これが
きっかけは叔母でして、
「年寄りになってから妙に若い頃の写真を遺影に使われたらたまらん」
などと言い、5年に一度はスタジオに行って遺影に使える写真を撮影しているのだそうです。
そして、もうひとつのきっかけは義兄の死
遺影に使いたい笑顔の写真がなく、選ぶのにとても苦労したんですよね。
そして、妻も私も写真が極めて少なく、若かりし頃の写真しか残っていなかったりします。
そんなこんなで遺影に使えるものを撮影しておこうと思い、同じく写真の少ない母も一緒にスタジオで家族写真を撮影してもらいました。
その写真を撮影したのは 2012年のこと
5年に一度であれば、そろそろ更新しておくべきでしょうか
昨年6月の入院から9月くらいまで自分の記憶があやふやなことは母も自覚しているようです。
当時は脳細胞に不良クラスタが多かったのか、メモリー容量、機能とも極端に低下していたらしく
同じことを何度も何度も説明し、何度も確認しているのに覚えていなかったり忘れてしまったりということが多々あり、とうとう母の頭の中がお花畑になってしまったのかと愕然としたものです
病気をしたり環境の激変がストレスとなって記憶力が低下し、認知症やアルツハイマー病を引き起こす場合があると聞いていましたからね。
それでも少しずつ改善は見られましたが、こちらに来てからも伝えたことを覚えられなかったり忘れたりといったことが目立っておりまして。
これはもう、以前の母に戻ることはないのだろうと覚悟しましたよ、ええ
ところが 10月の中旬から11月頃だったでしょうか、少しずつ頭の中の霧が晴れてきたようで、伝えたこと、何かを置いた場所など忘れずに覚えているようになってきました
そして今、かなり改善されてメモリー容量も増えてきたようで、以前の母に近づいたように思います。
元々が何度も同じ話をくり返したり物忘れが多かったりと、かなり年季の入った年齢相応のメモリーではあるんですけどね