第二幕に書いたマージャン仲間は大学を卒業すると小学校の先生になりました。
ある日、その友人が学校で撮影したというビデオを持って遊びに来まして。
もう今から 40年近くも前のことですからビデオはVHS方式のテープですけど
それは家庭科の授業風景だったんですけど、今から思えばなぜ一緒に見ようと持参してきたのか分からないんですよね。
とにかく、画面に映し出されたのはカレーを作る子どもたちの姿で、最初は可愛らしいなとか思いながら見ていました
そう、それ以降に恐ろしいことが待ち受けているとも知らずに
先生(友人)の説明が終わって野菜などを洗っているところまでは良かったんですけど、いざ子どもたちが包丁を使い始めると、その危なげな手つきに画面を直視していられません
じゃがいもを押さえる力も包丁を持つ力も弱いため、包丁が斜めに入って手元スレスレに刃が落ちたり、指先に向かって包丁を動かしたりするシーンが続いて悲鳴が出そうになってしまいました
それはもう中途半端なアクションやホラーより 100倍怖く、背筋を冷たい何かが駆け抜け、貧血で倒れそうになってしまいましたよ、私
ほんと、あんな恐ろしい映像は二度と見たくありません。