主治医からの説明を聞いたときは少なからずショックでしたが、想像していた最悪より少しマシだったので今は落ち着いています。
夕食も普通に食べられましたし、とにかく疲れたので眠れそうです
ただし、周りが静かだったらという条件付きですけどね
今日はあまりにも疲れたので細かいことは明日になってから頭の中を整理してブログに書くことにします。
さて、もうすぐ消灯です。
おやすみなさい。
追記:
私の正式病名は『右側上顎癌』でした。
訂正してお詫び致します。
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
今朝も目ざまし時計が鳴る前に起きてしまったので、いつもより早めに家を出て散歩をしてきました。
今日は、夫が検査入院をしている病院に行くため、お昼前に家を出なければいけなかったので、朝から早めに行動するのでちょうど良かったです。
ただ電車の関係で、1時間半くらい前に着きそこから1人で時間を潰して、いよいよ久しぶりに夫に会えました
毎日、ビデオ通話しているとは言え、やっぱり直接会いたかったです
先生のお話については、夫が詳しく書いてくれているので私は触れませんが、これから長い戦いが始まるということだけは認識しています
それから病院の隣に職場があるという友人に少し会って話をして、電車を乗り継いで家に戻ったら、どっと疲れが出てきました。
どこでもすぐに眠れることだけが得意だった私が、ずっと眠りが浅くて早起きしていましたが、今日は週末くらいの疲労感です。
夫は病室で眠れない日を過ごしているようですが、お互いに今日は眠れることを願いつつ、布団に入ろうと思います
今日の血圧
朝 146-92(心拍数 77)
夕 126-66(心拍数 97)
今朝の血圧は2度測ってもこの数値で、寝不足が原因でしょうか
やっぱり生妻はイイですね
毎日必ずビデオ通話して顔を見て声も聞いていますが、実際に会うのとは違いますもん。
私達夫婦は60歳を越えた今でもスキンシップは多いほうだと思います。
普段から何だかんだとじゃれて遊んだりしていますし、散歩中に手をつなぐこともあったり、妻に尻を触られることがあったり
それだけに、離れていると寂しさが倍増する訳で
久しぶりに会った妻は変わらず穏やかな笑顔で、やはり顔を見ると安心します。
私よりしっかりと主治医の話しを聞いてくれましたし、ヘナヘナになった私を介抱してもくれましたし
でも、一人で家にいると寂しいらしく、私が誕生日なのに一緒にいられないと泣いていたそうですし、一時退院できると見込んで昨日の買い物では食材を買いすぎてしまったと泣き、ビデオ通話して泣き
体の水分がすべて流れ出て妻がシワシワになってしまわないか心配です
妻と一緒に主治医から話を聞かせてもらいました。
結論としては最悪のギリ一歩手前
治療可能な範囲の本当に境目だったようです
正式な病名は口腔扁平上皮癌で間違いない右側上顎癌(22:53 訂正)(06月15日 14:36 さらに訂正)とのことですが、癌の種類は紡錘(ぼうすい)細胞癌という厄介なやつで、悪性腫瘍がひとかたまりになっておらず、細かく分散しているタイプなので取り除くためには広範囲な切除が必用なのだとか。
また、検査では認められなかった転移の可能性もあるので、首のリンパ節も切除すべきとのことでした。
壁深達度(へきしんたつど)という、がんの深さはT4Aで、MAXがT4Bなので最悪の一歩手前
ステージは4で最悪レベル
もう少し発見が遅かったら手遅れ、治療不可能という状態でした。
覚悟していた最悪のシナリオのギリ手前だった分けですね。
いえ、覚悟していたはずなんですけど
話を聞いている途中、冷や汗が流れ出るわ、手足が冷たくなるわで気分が悪くなり、診察室のベッドに横にならせてもらう事になってしまいました
ドラマや映画でショックな話しを聞いた人がヘナヘナとしゃがみこんだり、意識を失って倒れたりするシーンを見ますが、ああいうことって本当に起こるんだと実感しましたよ。
妻がしっかり話しを聞いているというのに、私がヘナヘナになるなんて情けないですね
そんな訳で、私は死なない程度に重症な癌患者でした。
もうすぐ妻と会うことができます
検査入院初日に一緒に病院まで来てくれて1階で別れてから17日間が経過した訳で
これで結婚以来、離れていた日数の最長記録を更新いたしました。
これから長い入院生活が待っているものと思われますが、一定間隔で面会が可能とのことですので、17日間の記録は簡単に破ることはできないことでしょう
いえ、手術後にどれだけ経てば体が自由に動かせて、面会できるようになるかが問題ですね
でも、リハビリだろうと何だろうと頑張りますよ、私
さて、もうすぐ主治医から今後の治療方針などについての説明を受ける時間です。
妻と二人で、しっかり現実を受け止めようと思います
義兄夫妻は、それぞれのご両親の入院看護、本人の入院など経験豊富で、妻の入院の際も色々と教えてもらいました
もちろん妻が入院していた時の経験も活かして今回の入院準備をしてくれた訳ですから、特に不足していて不便を感じるものはありません。
今日、妻に物資を運んでもらうのも、先に書いた物に加え、持っていくように勧められたのにも関わらず私が断ったくせに今になって必用に感じているものですから、入院前の準備はほぼ完璧でした
ただし、当時はまだなかったもので現代だからこそ必要になるものもあります。
今、私の手元にあったら嬉しいのは、iPhoneのLightningの二股アダプタです。
実は私、スマホの2台持ちをしておりまして、そのうちの1台がiPhone 8なんですよ
ゲームや音楽再生、動画視聴専用マシーンとしており、充電しながら操作したりと、なかなか乱暴な使い方をしているんですけど、病室の場合は動画を見るのにもイヤホンが必用だということを忘れていました
現在はイヤホンをしていたら充電できず、充電していたらイヤホンが使えないというジレンマに陥っておりますので、それを同時にすることが可能になる二股が必用だと感じている訳です。
そのうちポチッとして妻に届けてもらうことにしましょう
そういえば私は今年、人生で最後の厄年の後厄だったんですよね。
やはり、昨年のはじめに厄年と気づいた時にお祓いをしてもらったほうが良かったんでしょうか
アバウトなことを考えていたので神の逆鱗に触れてしまったのかも知れません
普段は無宗教で法事と正月しか神や仏を信じませんが、今回ばかりは何らかの何かに頼りたい気分です。
カルトじゃなく、ご利益があるなら何でもいいです
あ、あと、変な壺を売りつけたりせず、必要以上に寄付金とか言わないところをお願いします