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老いの認識 其の拾壱

『老いの認識』一覧

少し前のことになりますが、近所のお宅の前で女性が幼児を遊ばせているのを目にしました。

妻と二人、あれは誰だろうと話していたんですけど

そのお宅にはご夫婦と三人のお子さんが暮らしていました。

女の子を先頭に男の子が二人で、その女の子は私達夫婦が引っ越してきて間もなく中学生になり

・・・

もう引っ越してきてから約13年が経過しますから、当時13歳だった女の子も26歳くらいになっている訳で、だとすれば目撃したのは娘さんとその子どもという可能性が高いんですよね。

越してきた当時に中学生になったばかりだった隣の家の娘さんも、すっかり母親になっていますから当然といえば当然のことで

大阪暮らしをしていたころ、マンションの目の前の空き地で遊んでいた子どもたちの姿を見なくなったと思ったら、すでに7年が経過してたことに気づき、当時は小学生でも7年経てば大学生くらいですから空き地で遊ぶはずもないと、やっと納得したりする有様でして

そういう時の移り変わりで加齢を認識したりしますが、問題なのは、それだけの時間が経過したことをなかなか認識できない事実です。

もう頭の中も老化が進んでいる証拠なんでしょうね、きっと

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