少なからず願いが通じたのか、夜中に目覚めたのは2度だけでした。
1度は人の声、2度目は単にトイレに行きたくなって
隣の爺さんに装着されている機器のアラームは鳴らなかったようです。
おかげさまで睡眠時間は十分、割りとスッキリとした目覚めとなりました
ただし、今までの蓄積があるので疲労感はぬぐえませんが
もう検査はないので今日もヒマな一日のはじまりです
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
私達夫婦が、あまり大きな音を立てずに暮らしていると書いて思い出しました。
大阪に住んでいた頃、知り合いから
「二人ともおとなしいねぇ」
と言われていたことを
いやいや、関西人のパワーとしゃべくりが凄くて圧倒されているだけだと、その時は思っていました
しかし、以前にも書いた通り、北海道に帰ってきてからも朝の散歩で知り合った御婦人たちに
「静かなご夫婦ですねぇ」
と言われたことがあります。
どうやら私達夫婦って静からしいです
今回の病気は4月の抜歯をきっかけに発覚しましたが、実はそれより前に予兆はありました。
その抜歯した奥歯は、1年前の2022年4月にも痛くなって兄ちゃん先生に診てもらっているんです。
何度か通い、レントゲンを撮っても原因が分からず、本当に痛いのが上の奥歯なのか調べるために歯ぐきに麻酔注射をしてみましたが痛みは治まりません
兄ちゃん先生も
「麻酔しても痛いなんて」
と不思議そうにしていましたが、とりあえず3日分の抗生物質を処方してもらい、それを服用したところ痛みが完全に消えました
それから一年後、痛みが再発して兄ちゃん先生のところに行き、色々あって現在に至る訳です
予兆とも言える一年前、痛いのに原因不明だったのですから、口腔外科の看板を掲げてCTなどの設備が整っている歯科に行ってみるべきだったかもしれません
その時もすでに腫瘍はあったのでしょうから、一年早く対処できていた可能性があるわけです。
いずれにしても手術は必要なので、腫瘍が大きい小さいの差でしかありませんけど
でも、やはり小さい方が手術範囲も小さかったでしょうしね。
Spotifyという音楽配信サービスを普段から利用していることは以前に書きましたけど、一周回って今は洋楽を聴く生活に戻っています。
入院中のブログネタを書いている時、運動している時に聴くのはやっぱり洋楽ですね
洋楽に傾倒したり、かぶれたりしている訳ではありません
英語の歌詞を理解していることなどまったくありません
逆に理解できないのがイイんですよ。
何かをしていて『ながら聴き』をする場合、日本語の歌詞だとつい聞いてしまいます。
知っている歌であれば頭の中で一緒に唱ってしまいますし、知らない曲なら何を言っているのか聞き取ろうとしてしまいますからね。
まあ、最近の曲は早口で、一曲あたり126万バーレルくらい歌詞が詰まっていそうなこともあって聞き取れやしませんけど
その点、洋楽であれば歌詞を聞き取ろうとするだけ無駄なので、純粋にメロディーを楽しむことができます。
他の作業の邪魔にならないのが利点ですね
夫が検査入院をしている間、この家で一人で生活をしています。
ここに住み始めたのが2008年なので、もう15年です。
ただこの15年の間、入院、クラス会、親戚の葬儀などで私は不在にしたことがあっても夫がいないということはありませんでした
検査入院をした日、初めて一人で過ごしたのですが、寂しいやら悲しいやら
それでもなるべく心配をかけないように、朝は散歩をして、ご飯を作って食べて、出来ることはやっています。
そんな中、ふとゴミが少ないことに気づきました
ゴミを出すサイクルが決まっているのですが、前日になっても半分とは言いませんが3分の2くらいでした。
一人になって、初めてゴミも少なくなるのかと気づきました
種を植えて16日目、今日もバジルを載せておきます
今日の血圧
朝 106-63(心拍数 62)
夕 129-68(心拍数 63)
なんだか私の体って不思議なことばかりで自分でも驚いています
肝臓、腎臓の数値は慢性的にギリギリの値をウロウロしておりまして。
腎臓に関しては先天的なもので遺伝であろうとの医師の見解で、肝臓に関しても様々な検査をしたにも関わらず原因不明だったので、こちらも先天性のものであろうと
赤血球の数が少ないのも先天的。
そして、つい先日に発覚した右脳の血管が普通の人と違うという件も先天性。
医学的根拠などありませんが、個人的見解としては、私が生まれた状態が原因のような気がするんですよ。
私は仮死状態で生まれたと聞いています。
取り上げられてから数分は産声をあげず、生死の境をさまよっていたのだそうで
そんな私ですから、体のどこが弱くても異常でも不思議じゃありませんよね
向かいのベッドは術後まもない人で、昨日までぐったりしていました。
ところが現代医学の凄いところで、今日は少し動けるようになっています
本当は禁止されているのですが、ベッドでお姉さんとLINEのビデオ通話なんかも始めておりまして
ところが、どうやらイヤホンを持ってきていないらしく、会話が丸聞こえなんですよ。
と言っても、患者さんは口の手術で話せませんから、向こう側の話が聞こえてくるんですけどね。
LINEのメッセージではなく、手書きしてカメラに見せているようで、
「なんて書いてあるの 字が汚くて読めないよっ 」
などと、たまに叱られたりしています
かなりおっさんなんですけど、お姉さんは
「漫画読みたい 」
「鬼滅とか持っていこうか 」
「・・・ 」
「ああ、ドラゴンボールね」
と、言っていましたので持ってきてほしいと頼んだのでしょう。
その他、どこかの書類をどうしたとか、申請をどうしたとかいう話も丸聞こえです。
本人の自己責任ですけど、情報漏洩もはなはだしいですね
私自身、微妙に強迫性障害であろうと自己分析していますが、だからといって誰に迷惑をかけるでもなく、不快感も与えてはいないと思われるため、それを恥じてもいませんし、直そうとも思っていません。
逆に、神経質で良かったと思うこともあるんですよ
私の仕事はWebページ制作が主ですが、そのページをレイアウトする際には1ミリ単位、1ピクセル単位で配置にこだわります。
その結果、お客さんに満足していただき、評価いただくことが多くありました
お褒めの言葉をいただいたとき、
「あぁ〜変な性質で良かった」
などと思うわけです。
ただし、もう仕事はセミリタイアしていますし、今回の病気のことがあってなおさら本格リタイアを加速させるつもりなんですよね。
そうなれば、この性質は利点ではなく欠点でしかなくなる可能性も否定できません
さて、どうしたものでしょう