日曜日に散髪してもらった際、病院に戻るのが嫌だと言う私に、せめて楽しい話題でも提供しようと
「もうすぐ花火大会があるね」
と、隣の理美容室のお兄ちゃんが言ってくれました
確かに私が入院している病院がある町では近く花火大会が開催されます。
しかし、しかしですよ、病院は超ウルトラ郊外にあるため、花火の会場とは距離がありまして
おまけに病室は会場と反対側にしか窓がないので空が明るくなるのすら見ることができません
せめて遠くで打ち上げられる花火でも見られたら気分も盛り上がるんでしょうけどね
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
昼過ぎにレントゲンに呼ばれたので、これはチャンスと撮影後に屋上階まで行って院内運動を始めました。
ところが、始めて数分経ったところで会議室のドアが大きく開き、中から人が出てきまして
それも顔見知りの看護師さんで、
「あら、こんにちは」
と、にこやかに挨拶されてしまいました
会議室の中にはまだ何十人もの人がおり、その全員が出てくることが予想されるため、すごすごと屋上階を後にすることに
仕方がないので病棟の廊下をグルグル歩き回りましたが、いつもの半分くらいの歩数しか進みませんでした。
まあ、それでも何もしないよりはマシでしょう
人によって要領の良し悪しというものがあるもので
看護師さんの中には検温時間の少し前に病室を回り、
「すぐ伺いますから体温を測っておいてくださいね〜」
と、患者に伝えて計測の結果を順に聞いて来る人もいます。
その他にも、脇の下で検温しながら腕で血圧、指先で酸素飽和度を一度に測る人もおり、実に効率的に作業を進めるんですよね
要領の悪い人は、まず検温、その結果を見て血圧、それが終わって酸素飽和度の測定と、一つずつ順にやっていきます。
一人当たりにかかる時間は2分くらいの差かもしれませんが、それが患者さん10人を受け持てば20分の違いになり、要領の良い人と比較してトータルでは大きな差が生じてしまうことになりますよね
そういうところから仕事が出来る人、出来ない人に分かれてしまうのでしょう。
一日1万歩を目標に運動を続けていますが、ここ数日は目標に到達していません
自宅でゴロゴロしていたとき、再入院した火曜日は当たり前ですが、昨日は午後から夜まで抗癌剤投与していたので午前中しか運動できず、今日の朝もホルター心電図を装着していたので運動できず、今はいつレントゲン撮影に呼び出されるか分からないのでベッドの上で待機しているところです。
午後14時を過ぎると暑さのピークを迎えるので運動なんかしたくありませんしね
まあ、それでも何が何でも目標達成という意識は捨てるようにしていますので、達成できなかったからと言って何とも思わなくなりましたけど。
しかし、それでもやはり、手術も近づいてきたことですし、筋力、体力の維持には努めたいとは思っている今日このごろでございます
昨日は5回目の抗癌剤投与でしたが、夜はすぐに眠りにつけましたし、深夜に目覚めた時もすぐに眠れたので、今回は調子が良いと思っていたのですが
午前3時過ぎに目が覚めて以降は眠ることが出来ませんでした
仕方がないのでスタンドの明かりで本を読み、Wi-Fiが繋がるようになる朝5時まで時間つぶし。
時間になったら速攻でスマホやらパソコンやらを使い始めました。
やはり抗癌剤投与の夜は眠りに問題がでるようです。
しかし、各種抗癌剤の副作用を見ても『不眠』の文字は見当たらないんですよねぇ
私の体は先天的な異常が多いので、副作用も一般の人とは異なるのでしょうか
とても疲れています
今日の抗癌剤投与の際も何度か睡魔に襲われました
しかし、昼寝をしてしまうと夜眠れないと分かっているので必死に耐えましたよ、ええ。
努力しましたが、抗癌剤投与の夜はホルター心電図を装着しているから眠れないのでは
などという思いが通じたのか、夜になって主治医が現れ、
「どうせ、おまじないみたいなものですから就寝前に外すよう指示しましょうか」
と、言ってくれるではありませんか
喜んでお願いしましたが、今現在(20:55)のところ看護師さんは来てくれていません
主治医は指示するのを忘れて戻ってしまったのでしょうか
とういうことは、やっぱり今夜も眠れないんでしょうか
でも、とりあえずは寝てみます。
おやすみなさい。
ようやくCVポートの針と点滴用の針が抜かれて自由の身になりました
まだホルター心電図は装着されたままで、今日はこのまま就寝することになります。
そうだ そうですよね
こんなものを付けているから抗癌剤投与の夜は眠れないんですよね、きっと。
どうせ何も起きないんですから、さっさと外していただきたいものです