この病室に一人きりになってから20日目
今日も誰も来なかったので、まだ一人の入院生活が続きます。
なんかもう、ここまで来ると自分の部屋みたいな感覚になってきました
看護師さんの手をわずらわせることなく、自分でカーテンを閉め、部屋の明かりを消して布団に入りたいと思います
それでは、おやすみなさい。
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
この病室に一人きりになってから20日目
今日も誰も来なかったので、まだ一人の入院生活が続きます。
なんかもう、ここまで来ると自分の部屋みたいな感覚になってきました
看護師さんの手をわずらわせることなく、自分でカーテンを閉め、部屋の明かりを消して布団に入りたいと思います
それでは、おやすみなさい。
多くの場合、世間は今日まで夏季休暇でしたが、お盆期間もずっと働いていた看護師さんに休暇事情を聞いてみたところ、割りと長い有給を自由に取得できるのだそうです
もちろん、正月やお盆などに全員が休むわけにはいきませんが、互いに相談するなり申し合わせるなりして調整しているのだと言います。
今、看護師はなり手不足なので有給を取得しづらいなどということはなく、割りと自由がきくみたいですね。
そして、みんなと違うタイミングで長期休暇にするのも悪くないと言います。
話を聞いた看護師さんは
「交通機関も空いていて楽です」
「旅行代金も安いですしね」
と、世の中とズレた休みでもそれなりに満足しているようでした
休暇分散化が叫ばれて久しいものの、いまだに実践している企業は多くありませんが、少なくとも医療従事者は分散化に貢献できているようですね
一日延ばしにしていたメール文章の草案を作成しました
いざ書き始めると10分もしないうちにドラフトができましたけどね。
それでも、重い腰を上げるには283トンほどの力が必要でしたよ
作成した文章は少し放っておいて熟成させてから読み直すことにします。
その時点でも問題ないと判断できれば、日時指定で一斉メール送信ですね。
あ〜、なんか手術の日が近づいてきたな〜って、ひしひしと感じます
現在、手の乾燥、ひび割れなどがピークを迎えております
もう、手のひらなんか爺さんみたいにシワシワで、指の関節がひび割れて痛いです。
たまにプクって発疹もでて、チクチク痛いんですよ、これが
指なんかあまりにもシワシワになりすぎてスマホが指紋認証してくれましぇーん
まあ、何度かトライすれば認証してくれますけど。
抗がん剤が終わってから副作用がピークになるなんて思ってもいませんでした。
来週末の手術までに治まってくれると嬉しいんですけどね〜
看護師さんに
「午前中は何時くらいに歩いているんですか 」
と、聞かれました。
私、午前中に数回は院内をウロウロしているのであまりベッドにいないんですよね
「7時前と、その後は診察後なので時間はバラバラですけど」
と、答えると、
「検温がある9時過ぎから10時くらいはベッドにいていただけると助かるんですけど」
との事でした。
とっても優しく丁寧な対応でしたが、直訳すれば
「クソ忙しい時にチョロチョロすなっ 」
ってことですよね
大変申し訳ございませんでした
今後は検温が終わるまで、看護師さんがいらっしゃるのを静かにお待ちしておりますです、はい。
今朝の採血での血液検査で、ヘモグロビンの値が10.1と低かったため、明日予定されていた自己血採血が中止になってしまいました
採血可能な数値は11なので無理はしないでおきましょうということになったんです。
私って元々が貧血気味なのは知っていましたが、ここまでくると『気味』ではなく貧血症ですね
自己血採血できたのは400ccなので、手術でそれ以上の出血があった場合は血液センターのものを使うことになるのでしょう。
安全性を考慮すると自己血輸血にしたかったのですが、自己血採血できないのでは仕方ありませんね
どーでもいーですけど、やっぱり、じこけつさいけつでじこけつゆけつってスゲー言いづらいです
少しずつですが、一昨日より昨日、昨日より今日と、確実に手術痕の痛みは軽減してきています
治りが遅いのではないか、痛みが続くのは何か問題があるのではないかなどと、ネガティブに考えてしまいがちでしたが、問題があれば看護師さんもお医者さんも放っておく訳がありません。
そんな単純なことも分からずモヤモヤしているんですから情けないことです
昨日までは姿勢良く、いわゆる『きをつけ』をすると手術痕がつっぱってピリピリとした痛みに加え、管が通っている部分に鈍痛があったのですが、今日はそれもかなり軽減されて鈍痛は感じないくらいになりました。
もしかすると、手術前に軽く運動することができるかも知れませんね