今日も今日とて、蒸し暑い日が続いております
いったいどうしちゃったんでしょ
私の勝手な予定では、手術する頃には涼しくなっていて、術後は楽にリハビリできるはずだったんですけどね。
誰がこんなに暑くなれと言った
太陽、ちょっとこい
まあ、ごねていても涼しくなる訳じゃありませんし。
そろそろ寝ることにします。
おやすみなさい。
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
今日も今日とて、蒸し暑い日が続いております
いったいどうしちゃったんでしょ
私の勝手な予定では、手術する頃には涼しくなっていて、術後は楽にリハビリできるはずだったんですけどね。
誰がこんなに暑くなれと言った
太陽、ちょっとこい
まあ、ごねていても涼しくなる訳じゃありませんし。
そろそろ寝ることにします。
おやすみなさい。
実は午後からの手術の説明は、私にとってあまり重要ではなく、むしろ手術後のことに関心があります。
手術の後にはリハビリ生活が待っていますが、そのリハビリはすぐには始まらないようでして
大雑把なスケジュールとして、ICUに一週間、経口摂取のリハビリ開始まで一カ月といった感じみたいです。
つまり、手術が終わってやっと口から物を食べる訓練が始まるまで一カ月もあるわけで
点滴など全ての管が外れて自由に運動できるようになるのもその頃だろうと
すべての意味において実生活に戻るための訓練、リハビリが始まるのが一カ月後なんですね。
ちょっと長くありません
まあ、主治医は多目に見積もっているんでしょうけど
今日は夫の主治医からの手術説明に、リモートで参加をしてきました。
私だけ小さな部屋に通され、病棟の看護師さんがタブレットを置いてメモに書かれたパスワードを入力したところで、画面を見て
「どれかを押さなければいけないんだろうけど・・・」
とタブレットに並んでいるアイコンを眺めていました
ビデオ通話をするならこれだろうと思うものがあったので
「これだと思います」
と押してみたら、正解でした
私の顔がタブレットに写ったので、あとは先方からかかってくるのを待つだけです。
看護師さんは戻ってしまったのですが、しばらくしてかかってきたので応答して説明会が始まりました。
夫と普段からビデオ通話やchatworkをしているおかげで、無事に参加できました
説明は夫が書いているので私は触れませんが、終わってから看護師さんに案内されて医師に会い、3枚ほど承諾書にサインをしました。
医師と会えるなら、夫とも会いたかったと言いたかったのですが、
「金曜日に面会できたんですよね」
と言われて、先手を取られた気分です
「はい」
金曜日に会えたから今日は我慢しますと、心の中で返事をしました。
最後に手術をよろしくお願いしますと言って、病院をあとにしました
今日の血圧
朝 114-61(心拍数 69)
夕 120-62(心拍数 80)
今日のバジル収穫 0枚-累計 220枚
午前中にお会いしたのは病院の副院長であり、口腔外科のトップを務めていらっしゃる先生です。
かなりの地位にありながら、とっても物腰が柔らかく腰の低い方で、この人が指揮を務める手術なら安心だと思わせてくれるような人柄でした
聞けば私より一つ歳下とのことですが、私の体つきや胴回りを見て
「うらやましいですねぇ〜」
「ちゃんと自己管理されている体です」
「お腹の肉の付きかたも丁度良いので移植に最適です」
などと、褒めちぎってくれまして
太り過ぎだと脂が多すぎて移植に手間取り、痩せすぎていると頬の肉としては不足気味なのだそうです。
抗癌剤治療が思ったよりも効いてくれて腫瘍がかなり小さくなっており、当初の想定より手術が容易になったとも仰っていました
切除する範囲に変更はないそうですが、少なくとも予定より広範囲になることはないだろうとのこと。
みなさんの想定の範囲内で、手術がし易いなら何よりです
全面的にお任せするしかありませんので、何卒よろしくお願い申し上げます。
主治医から手術に関する説明を受けてきました。
基本的には以前から聞いていた内容と大きな違いはなく、とっても大変な手術になるようです
様々なリスクについての説明も受けましたが、必ず私の身に起こることは、
・一時的に話せなくなる。
・一時的に食べられなくなる。
・一時的に右腕が上げづらくなる。
・顔が変形する。
・顔の右半分の感覚がなくなる。
の5つだそうで、それ以外は心筋梗塞、脳梗塞などの合併症が起こり得る可能性があるとか、ナニの可能性、アレの可能性と、すべて可能性の議論で、それもリスクは数パーセントと決して高くないものばかりでした。
まあ、数パーセントであっても私の身に起こるかもしれませんけど、それを承知の上で手術を受けますっていう、病院側の訴訟リスク回避の同意書にサインするための説明が主ですね
言われていた通り、直接会うことができないまま妻は帰路につきました
約1時間に渡る説明を聞いて疲れているのに、ジリジリと暑い中を長時間の移動で家まで帰らなければならないのですから本当に申し訳ないことです
ある日、屋上階のエレベーターホールで院内運動をしていると、この建物の管理をしているスタッフさんに
「いつも頑張ってますねぇ」
と、声をかけられました
屋上階には空調設備などがある部屋があり、毎日の点検で過去に何度か顔を合わせていた人です。
「入院は長いの 」
と、聞かれたので
「これから先、まだ2〜3カ月はかかります」
と答えると、
「うわぁ~、それは大変だ」
「実は私も入院経験があって 」
と、話は続きます。
なんでも7年前に食道癌を患い、札幌の病院で長い入院生活をおくられたそうで、その際に体力、筋力が落ちて歩くのもままならなくなってしまったのだそうです
「だから毎日運動してて偉いなぁと思って」
と、スタッフさんは言ってくれました
私がステージ4で再発の不安があると伝えたところ、
「私も同じステージ4だったけど、まだ生きてるから」
と、快活に答えてくれたのが実に心強かったです
それによって、手術に臨む勇気のレベルが5ほど上がりましたよ
今日は午後から主治医と面談し、明後日の手術に関して説明を受けます。
妻も病院に来てくれますが、別室からのリモート参加なので直接会うことはできません
今日も暑くなる予報で、こんな日にタブレット越しに話を聞くためだけに来てくれるなんて
同意書へのサインが必要なのも分かりますが、以前にも書いたように電子署名にするとか、事前に同意書を自宅に郵送しておくとか、色々とやりようはあると思うんですけどね。
それでもまあ、妻から受け取りたいものもありますし、私から渡しておきたいものもあるので、妻が来てくれるに越したことはないんですけど
それにしても、直接会えないなんて
ちょっと厳し過ぎやしませんか